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目標と幸福の関係性とは?目標達成プロセスに幸福を見出す方法

人生をよりよいものにしたいとき、便利なツールとして目標が挙げられます。

受験、結婚、勝利、昇進などを目標にした経験は誰もがあるのではないでしょうか。

しかし、目標を活用したからといって、かならずしも人生がプラスの方向に進むとは限りません。

特に感情や感覚の部分では苦しさが増し、かえって不幸だと思い込むこともあります。

この記事では、目標と幸福を結びつける方法についてお伝えしていきます。

目標設定すると息苦しくなるという場合は、ぜひとも一読してみてください。

目標と幸福の相性のよさ

目標と幸福の相性のよい理由は、進む方向が明確になる点です。

人生をよりよくするために取り組むべきこと、達成すべきことを目標にすることで、より効率的に時間と労力を使えるようになります。

目標はよりよい人生に進むための仮説であり、目標達成プロセスとはその仮説の検証作業です。

たとえ目指していた地点が幸福とは異なっていたとしても、目標をもって進んでいたからこそ早めにそのことに気づけるのです。

現在の延長線上に自分が求めている幸福がないのだとしたら、目標は有効なツールになります。

未来を変えたから幸福になるとは限りませんが、少なくとも延長線上から脱却できる可能性が高まるでしょう。

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目標と幸福の相性の悪さ

目標と幸福の相性が悪い理由は、目標が幸福の先延ばしとして解釈しやすい点です。

「目標達成されれば幸福になる」と考え、「達成プロセスは苦しいだけで幸福ではない」と捉えるようになります。

未来に希望を抱かせる目標は、幸せに対する感受性を鈍らせ、現在に存在する幸福を見失う原因になります。

幸福を目指せば目指すほど、幸福を先延ばしにしてしまうというジレンマを抱えているのです。

目標は人生を変える力を持ちますが、だからといって幸福感や充実感を得られるわけではありません。

「目標が達成されたら幸福になれる」は幻想です。

幸福感への感度が低いうちは、どのような状態になっても一時的な高揚感にとどまるでしょう。

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目標達成プロセスに幸福を見出すための2つの方針

ここでは、目標達成プロセスに幸福感を見出すための方針をお伝えしていきます。

現状に幸福感を抱けるような感受性を育みましょう。

方針①:俯瞰的な幸福を見出す

俯瞰的な幸福とは、人生全体を見たときに感じる幸福感や満足感のことです。

「何かいいことが起きた」という局所的な幸福ではなく、「まぁこんな人生も悪くない」という全体的な幸福です。

局所的な幸福が大量に起きても、人生を不幸だと捉えていては現状や未来に絶望してしまいます。

反対に、幸福な人生だと捉えていれば、多少の局所的な不幸は「そういうこともある」と受け止めて大きく落ち込まなくなるでしょう。

俯瞰的な幸福を見出すには、自分の人生を受け入れ、人生を歩む自分に関心を持つことが重要です。

そのためにも、人生レベルの選択を認識し、その決定に納得する必要があります。

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方針②:主観的な幸福を見出す

主観的な幸福とは、目標達成に続く道を歩むことで得られる幸福感や満足感のことです。

旅で喩えるならば、目的地に着くまでに見る景色、仲間との会話、新しいものの発見などによる報酬感が該当します。

★2つの主観的な幸福
・達成による報酬感:目標達成したことで得られたもの、与えられた影響など
・過程にある報酬感:プロセスにある仲間との関係性、前進感、イベントなど

主観的な幸福を見出せないと、俯瞰的な幸福を見出せても味気ない旅だと感じてしまいます。

つまらなく退屈であり、苦労ばかりのプロセスだと捉え、粘り強さや意欲はだんだんと失われていくでしょう。

ただし、主観的な幸福は目的のすり替えを引き起こす危険を孕みます、

「結果を求めず今に堕落すること」を助長させる側面には注意が必要です。

例.大学受験による目的のすり替え
・目標:志望大学に受かること
・主観的な幸福:塾で友人と励ましあうことが楽しい、学力が身についていくのが楽しい
・目的のすり替え:学力を上げるのではなく友人と話すために塾に通う

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俯瞰的な幸福を見出す方法5選

ここでは、俯瞰的な幸福を見出す方法についてお伝えしていきます。

俯瞰①:人生を選択する

人生を選択するとは、進みたい方向を自分で選ぶことです。

「何をするか」という手段の選択ではなく、「どこを目指すか」という目的の選択です。

目標を設定するとき、どんな人生を目指そうとしているのかを確かめてみてください。

人生の選択に納得感が伴えば、設定する目標に意味を見出しやすくなり、プロセスを楽しめるようになります。

ただし、自己決定は責任を感じやすくなり、次のような自分を追い詰める感情が生じます。

人生を選択する目的は「責任を取ること」ではなく「自分を大切にすること」です。

他責にしない態度は大切ですが、責任を過度に取ろうとすると義務で動くようになり楽しめなくなります。

人生を選択する際は、自分の本心をまずは優先しましょう。

そして、人生を選択した後は、自分を大切にするための選択が今もできているかを定期的に確かめることをおすすめします。

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俯瞰②:人生を受容する

人生を受容するとは、自分の人生全体に納得することです。

人生に否定的であるうちは結果に固執してしまい、「目標達成しなければ幸福になれない」と強く信じる原因になります。

ただし、「この人生でいいや」という妥協とは異なる点に注意が必要です。

人生を受容するコツは、自分を唯一無二な存在だと捉え納得することです。

競い合う勝負から降りることで、どの状態の自分や人生でも極端に否定しなくなります。

また、自分の人生に意味を見出すことも有効です。

たとえば、今までの人生で「分かったこと」を他者に伝えることで、自分の経験を肯定しやすくなるでしょう。

★境界線を確かめよう
人生を否定するとき、そこには必ず「善悪」の境界線が存在します。
その境界線を重視する理由を検証することで、境界線が撤廃されたり、現状を「善」と見直せたりします。
・貧乏=悪、裕福=善
・独身=悪、結婚=善
・義務=悪、自由=善

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俯瞰③:人生に感謝する

人生に感謝するとは、現在の人生の形をありがたいと感じることです。

「ない」ではなく「ある」に意識を向けることであり、今ある豊かさを再認識します。

たとえば夢を追うとき、どう足掻いても夢を追えない環境の人が存在します。

そんな人もいる中、「自分は夢を追う」という選択ができているんだと捉えることで、人生に感謝でき、その人生であれることに幸福が生じます。

そもそも幸福感は比較による差分で生じるものであり、何と比較してどう解釈するかが重要です。

たった1つの幸福の形ばかりと比較してしまうと、どんな人生であっても常に不幸だと感じてしまうでしょう。

★理想の人生と現実の人生の比較
理想の人生と比較する場合でも、解釈によって幸福感は変動します。
そういう意味では、比較対象よりも解釈力のほうが重要なのかもしれません。
・ないを見る:本当はお金持ちになりたいのに私にはまったくお金がなくて旅行にも行けない
・あるを見る:理想を目指せる人生である、お金がないという課題に取り組める

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俯瞰④:人生を物語として愛する

人生を物語として愛するとは、人生全体に愛着を持つことです。

自分の人生を1つの物語に見立てることで、「辛いこと」すらも人生のスパイスとして歓迎できます。

人を惹きつける物語とは、ただ平和なだけの単調なエピソードではありません。

「日常→試練→克服→新たな日常」であり、そのすべてが揃って魅力が生まれます。

自分の人生を1つの物語として作ろうとしてみてください。

魅力的な物語を作ろうとするほど人生に愛着が生まれ、過去/現状/未来を肯定できるようになります。

また、他者は他者の物語だと割り切れるようになりつつも、他者の物語にも関心を持てるようになるでしょう。

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俯瞰⑤:人生を不幸にする夢物語を手放す

私たちは漠然とした幸福の形を持ち、その幸福な人生と現状を比較しています。

しかしその幸福の形で、本当に幸福を味わえるとは限りません。

特にその理想に惹かれる理由が「ラク」である場合は注意が必要です。

例.ラクな人生
・めんどくさいことをしたくないから、お金持ちになりたい
・試行錯誤や失敗が嫌だから、才能を活かせる職場で働きたい

回避的な欲求による理想を実現しても充実感は生じず、一時的な高揚感や安心感にとどまります。

人生を歩む土台作りには役立ちますが、人生の目的としては機能しないでしょう。

自分の持つ幸福の形を明確にして、その根拠と妥当性を確かめてみてください。

もしも「ラクになること」を目的とした幸福ならば、「ラクでない現状」に不満を抱き続けます。

最悪の場合、「生産活動を何もしないこと」だけにしか価値を感じなくなるかもしれません。

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主観的な幸福を見出す方法5選

ここでは、主観的な幸福を見出す方法をお伝えしてきます。

主観①:仲間を作る

仲間とは、協力者、支援者、ライバルのことです。

ひとりの旅路はラクで楽しいものですが、それでは満たされきれません。

他者からしか得られない報酬感があり、仲間がいるからこそ物語は魅力的になります。

仲間であるか否かは、その相手が自分の動機になり得るかによって分けられます。

先にある目標に向かって前に進むとき、その行動理由の一部になっているならば、仲間だと言えるでしょう。

学校とは異なり、大人が仲間を作るには自らで探し関係性を築くことが必要です。

まずは、同じ本気度で同じ目的地を目指している人を見つけることから始めてみましょう。

★自分探しで不足しがちなもの
自分探し系のことをしてしまう人は、仲間との関係性を築くことを苦手としている傾向があります。
「やりたいこと」を見つければ満たされると考えますが、どんなやりたいことを見つけたとしてもひとりでは物足りなくなるものです。
・やりたいこと×仲間がいる=没入して楽しめる、長期的に楽しめる、粘り強い
・やりたいこと×仲間がいない=満たされない感覚が残る、短期的に飽きる、粘り弱い
・やりたくないこと×仲間がいる=惰性的に楽しめる、退屈感がある、粘り強い

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主観②:前進感を味わう

前進感とは、進捗があったという感覚です。

私たちは大きな前進しか感じ取れず、むしろ前進なのに停滞や後退と誤認してしまうことがあります。

前進であるならば、そのすべてを喜びましょう。

困難な目標であるほど不確実性が多く、そのプロセスを歩むことに強い不安が伴うためです。

大きな前進しか喜べないと、自分が誤った方向に進んでいると誤解して、目標を手放すことにつながります。

例.お笑い芸人になりたい
・大きな前進:ファンができる、テレビに出る、
・小さな前進:ネタを披露してダメ出しされる、テレビに出てまったく喋れなかった

昨日よりも今日のほうが目標に近づいているならば、「私は前に進めたんだ」と徹底的に喜んでください。

その報酬の受領がさらに目標のプロセスに没入することを促し、些細な挑戦や結果から喜びを感じ取れるようにします。

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主観③:特別イベントを設ける

特別イベントとは、非日常的な企画のことです。

日常とは異なる没入が求められるものであり、後で振り返ったときには記憶に残る思い出の1つになります。

例.特別イベント
・慰労会:旅行、BBQ、飲み会、登山など
・繁忙期:連休、キャンペーン期間などのお祭りのような忙しさ
・缶詰合宿:通常の数倍の量をこなすための短期的な合宿

特別イベントを設けることで、日常や仲間に愛着を抱けるようになります。

また、プロセスに起伏を感じられるようになり、より没入できるようになったり、何かを変えるきっかけになったりするでしょう。

ただし、特別イベントは日常から切り離した認識にならなければなりません。

特別イベントの頻度が多すぎると日常の一部になってしまい、ただめんどうな業務が増えただけと感じてしまいます。

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主観④:レベルアップを目指す

RPGゲームにおいて、ラスボスを倒すことは醍醐味の1つに過ぎません。

むしろ、その過程に出てくる敵を倒し、レベルアップして、装備を整えることこそが面白さの大半を占めます。

初めから敵のどんな攻撃も効かず、ワンパンでボスすらも倒せるとしたら、そのゲームに面白さを見出すことは難しいのではないでしょうか。

これは現実でも同じであり、「今できないことをできるようになること」から報酬感を得られます。

ただし、現実ではレベルアップを自分で認識することが必要です。

ゲームとは異なり数値化されておらず、成長具合を視覚化することは困難なためです。

レベルアップから報酬を受け取るには、成長を実感するためのフィードバックが重要になります。

過去より現在のほうがよりよくなっていると判定してくれる存在や指標があれば、「あぁ私は成長しているな」と認識できるでしょう。

例.フィードバッカー
・テスト:能力の数値化
・指導者:課題の提示、合否判定
・お客様:集客率、クレーム

目標達成するときは、現状の能力を把握し、定期的に能力の変化を確認する手段を確立してみてください。

そして、その能力値を上げることを1つの目的にすることで、努力することや失敗することを肯定的に受け取れるようになります。

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主観⑤:目標達成に執着せず貪欲になる

目標のプロセスを満喫するためには、目標達成に執着してはなりません。

全力で目標達成を目指すことは大切ですが、執着すればするほど結果を重視して、プロセスを軽視するようになるためです。

また、執着した結果以外を無価値と感じてしまい、達成以外の未来をすべて否定する原因になります。

結果を手放すには、「プロセスに専念すること」と「他の結果を受け入れること」が有効です。

ただし、結果を過小評価する手放し方は、趣旨とは異なります。

目標とは、「現状の自分」に変化を促す触媒のようなものです。

「本気でその目標を達成しようとしたら自分や人生がどんな風に変わるのか」と変化を楽しむものです。

目標を設定したら、達成しなければ意味がないというものではないということを押さえておきましょう。

★触媒としての目標
たとえ達成できなくても、設定した目標を追求することによって人生や能力、マインドが変化します。
変化する自分に好奇心を持つことで、目標とツールとして捉え、結果に固執することを抑制できます。
・売上UPを目指した自分
・現状維持を目指した自分
・世界平和を目指した自分
・結婚することを目指した自分
・大会に優勝することを目指した自分

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目標のプロセスに不幸をもたらす4つの思い込み

ここでは、目標達成プロセスを不幸と感じてしまう原因になる思い込みについてお伝えしていきます。

信念①:「大変=不幸である」

幸福の条件として、「余裕があること」を私たちはよく挙げます。

たとえお金があったとしても、それを使う余力がないのだとしたら幸福とはいえないと考えるためです。

しかし、「死者のほうが上手なこと」を目指すことはおすすめしません。

「余裕があること」と「何もしないこと」は別の話であり、「多忙=不幸」「暇=幸福」というわけではないのです。

目標を設定するとたいてい大変になりますが、それを不幸だと捉えると、プロセスを楽しむことに否定的になってしまいます。

「忙しさ」や「日常の過酷さ」だけを軸に、幸せを測らないようにしてください。

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信念②:「刺激的=幸福である」

刺激的な経験をすることで、幸福を感じる人もいます。

新しい環境や取り組み、思いがけない幸運などにより生じる高揚感を幸福だと認識することです。

しかし、目標プロセスの大半は、地味な作業の繰り返しであり、とても刺激的とは言えません。

たとえ非日常的な選択をしても、1週間もすれば日常になるのです。

「刺激を感じなければ幸福ではない」という条件付けは、自身の幸福を狭めます。

プロセスを楽しむために刺激を得る工夫は大切ですが、刺激そのものを幸福だと捉えないようにしましょう。

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信念③:「試行錯誤=無駄である」

「正解を教わる」という方法で、私たちは学校で学んできました。

そのため、「答えは誰かが持っており、それを教わることが効率的で、自分で模索することは無駄である」という思い込みを持っている傾向があります。

しかし、社会で必要とされるのは、その状況下で最適解を見つけることです。

一般的な正解は参考になれど該当せず、自分で試行錯誤して見つけなければなりません。

模索することを無駄だと考えていると、目標における課題1つひとつにストレスを感じるようになります。

「いいから誰か早く教えてよ」と考え、自力で壁を乗り越える労力を惜しむようになるでしょう。

情報収集は大切ですが、皆がまったく別の問題を解いているという前提を持つようにしてください。

「他人の正解が自分の正解ではない」と捉えることで、ようやく自力で壁を乗り越える必要性を実感できます。

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信念④:「目標達成=義務である」

目標とノルマを混同すると、目標達成を義務のように感じてしまいます。

「義務だからやらなければならない」と、達成行動を退屈で過酷な作業と考えるようになるのです。

しかし、他者からのノルマならまだしも、自己決定した目標をそのように捉えることには注意してください。

「人生を変えること」「目指したい方向に進むこと」が目的であり、「目標達成すること」は人生の目的ではないはずです。

目指したいから目指すべきであり、目指したくなくなったら目標を変えるようにしましょう。

「自分で決めた目標だから達成しなければならない」という責任感を持つ必要はありません。

目標は自分の人生をある程度コントロールするためのツールであり、自分を縛り付けるものではないのです。

もしも目標に義務感が生じたら、その正体を解き明かしてみてください。

「目標だからやらねばならない」という苦しみは、プロセスから離脱したい欲求ばかりを膨らませ、幸福を感じ取れなくさせます。

★義務感も使いよう
「自分で決めたのだからやりきろう」という義務感があることで、苦難に耐えられることがあります。
無理してがんばるとき、そこにある本心を見定めるようにしてください。
未だに前に進みたいという情熱があるならば、義務感も有効に活用できるはずです。
・効果的な義務感:前進したいけど苦しい、その苦しさを耐えるための動機
・非効果的な義務感:離脱したいし苦しい、離脱することを許せない理由

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まとめ

目標を活用して幸福を目指すときは、プロセスからも幸福を見出せるようになることが重要です。

そのためには、次の2つがポイントになります。

目標設定をしたからといって、幸福を先延ばしにしないようにしてください。

その目標を追求できる人生であることに感謝し、そのプロセスを存分に味わいましょう。

人生は暇つぶしであり、娯楽の1つです。

「人生を楽しめるたった一度きりの機会を十分に活用すること」を意識することをおすすめします。

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