仕事における目標の達成や自己成長を促すためには、自己投資を積極的におこなうことが有効です。
しかし、自己投資は高額であることが多く、何を購入するかに慎重になってしまうでしょう。
そこでこの記事は、自分に合った自己投資を見つける方法についてお伝えしていきます。
自己投資で失敗する確率を下げるためにも、自己投資への理解を深めていきましょう。
自分に合った仕事における自己投資を見つける方法
仕事における自己投資には、書籍やセミナー、コンサルやコーチングなど多くの種類があります。
ここでは、自分に合った自己投資を選ぶための手順についてお伝えしていきます。
手順①:投資目的を明確にする
自分に合った自己投資を見つけるには、「理想の未来とは何か」という投資目的を明確にすることが有効になります。
自分に合った自己投資とは、理想の未来を実現するために必要な環境や学びを得るためのものだからです。
自己投資をする目的が明確でないと、知識欲を満たしたり、がんばっている感を演出したりするために自己投資をしてしまいます。
自己投資による費用対効果を高めるためにも、まずは自分の願望や欲求と向き合ってみてください。
準備中:目標の見つけ方
手順②:目標を明確にする
投資目的を明確にしたら、目標を設定しましょう。
たとえば「家族に安心を提供したい」という目的なら、「1日3h労働で年商1千万円を稼ぐ」という目標になるかもしれません。
目標が明確になることで、現在の自分に不足している要素が見えてきます。
その要素を補うための自己投資をすることで、自分にとって意味のある自己投資になるはずです。
準備中:目標の設定方法
手順③:課題を明確にする
困難な目標であればあるほど、自分1人では解決が難しい課題に直面します。
たとえば「稼ぎ方が分からない」「行動する勇気が出ない」などの課題です。
課題は次の2つに分けることができ、自分の課題がどちらなのかと分類することで効果的な支援先を見つけられる可能性が高まります。
- 方法論的な課題:できるorできないのスキルの問題
- マインド的な課題:選べるor選べないの心の問題
方法論的な課題であれば、情報商材やアドバイザーなどへの投資が有効です。
マインド的な課題であれば、コミュニティやコーチングへの投資が効果的になるでしょう。
自分にとって困難な目標である場合は、どちらの種類の課題も生じている可能性があります。
その場合はまずは方法論的な課題に投資することをおすすめします。
準備中:コンサルとコーチの違い
手順④:課題を解決するための方法を探す
課題を明確にしたら、その課題を解決してくれる支援方法を探していきます。
次の要素をインターネットや知人から集めてみてください。
- 料金:商品やサービスはいくらか
- 支援結果:支援を受けた他の人はどのぐらいの確率でどんな変化を起こしたのか
- 課題解決者:支援を提供している人はどんな人か、何をしている人か
- 課題解決方法:どのような課題を解決する方法があるのか
詐欺的な商品を買わないためにも、できる限り多くの課題解決方法とその根拠を調べましょう。
最低でも課題における3つの課題解決方法と、それぞれに3人ずつの課題解決者のリストを作ることをおすすめします。
準備中:問題解決の基本
仕事での自己投資における課題の種類
仕事における自己投資の課題は、主に7つの種類に分けられます。
「自分に合った仕事における自己投資を見つける方法」における「手順③:課題を明確にする」の参考になれば幸いです。
種類①:今後の方針を見つける
「今後何をしたいのか」という問いには、案外自分1人では答えを見つけられずに、時間ばかりが過ぎてしまいます。
その点、その道の専門家に相談すれば、視野が広がるための質問やアドバイスをもらえるため、1人で考えるよりよい結論を導き出せるはずです。
悩むだけ悩んで、結局何もしないということにならないためにも、今後の人生について悩んだらまずは悩みにおける専門家に相談してみてください。
今後の方針を見つけたい内容として、たとえば次のような悩みが挙げられます。
- 結婚するか否か
- 転職するか否か
- やりたいこと探し
- 起業のアイデア出し
- 自分に適した職探し
準備中:理想の描き方
種類②:目標達成に必要なロードマップを手に入れる
目標設定しても、方法や優先順位が分からないときがあります。
自分で1から調べるのも1つの手ですが、時間を費やしすぎたり、自分の仮説に自信を持てなかったりして目標達成に挫折してしまうかもしれません。
時間を短縮するためにも、自信の根拠を担保してもらうためにも、すでに成功した人に成功するための道筋を教えてもらうことは良いアイデアだと言えるでしょう。
目標達成に必要なロードマップとして、たとえば次のようなサービスが挙げられます。
- 1日5分の運動で痩せるための方法
- 健康的な食事を作るためのレシピ
- フリーランスで月商100万円稼ぐ方法
- パートナーとの関係性を改善する方法
- 部下とのコミュニケーションを円滑にする方法
準備中:計画の立て方
種類③:課題を乗り越えるスキルを身につける
目標を達成するには、一定のスキルを求められることがあります。
たとえば営業スキル、コミュニケーションスキル、家事スキルなどです。
我流でスキルを高めるのもよいですが、多くのスキルは教わったほうが早いでしょう。
特に自分の専門分野のスキルに関しては、積極的に他者に教えを乞うことをおすすめします。
スキルの具体例として、次のようなサービスが挙げられます。
- 調理の指導
- 運動の指導
- 英会話の指導
- 話し方の指導
- ライティングの指導
種類④:課題を乗り越える知識を手に入れる
幅広い知識があることで、アイデアを生み出したり、新しい手段による問題解決ができたりします。
スキルとは異なり、知識は簡単に身につけられるため、コスパの良い投資先だと言えるでしょう。
知識の具体例として、次のようなサービスが挙げられます。
- コスパの良い健康食の説明
- 効率的な筋力トレーニングの説明
- よい営業と悪い営業の違いの説明
- 起業に不可欠なマインドに関する説明
- 異性にモテるための重要ポイントの説明
種類⑤:課題を見つけるためのフィードバックを手に入れる
自分のやっていることが正しいのか否かを判断するには、他者からフィードバックをもらうことが有効です。
しかし、フィードバックをしてくれる相手にも善し悪しがあり、効果的な相手からもらうためにも自己投資をすることがあります。
フィードバックが必要な悩みの具体例として、次のような課題があります。
- 今の自分の学力を数値化するため
- 自分の営業スキルの問題点を知るため
- 自分の調理時間が遅い理由を知るため
- チームが機能しない原因について知るため
- 家族から評判の悪い話し方の原因を知るため
準備中:360度フィードバックとは
種類⑥:目標達成ができて当たり前のマインドを手に入れる
スキルや知識があったとしても、マインドが不合理だと目標達成に苦しさを感じます。
たとえば、「お金を稼ぐ人=悪い人」「勉強=テスト前にすればいい」などのマインドがある人は、起業の多くの行動に困難さを抱くでしょう。
多くのマインドは実践の中で培っていくものですが、根強いマインドは実践で身に付かずに拒絶反応を長きにわたって引き起こす場合があります。
そのような課題は1人で解決するには時間がかかりすぎるため、専門家の支援を受けることをおすすめします。
課題となりやすいマインドとは、具体的には次のようなものです。
- 営業をするのが怖い
- やりたいけれどがんばれない
- 簡単なことなのに苦しさを感じる
- お金を稼ごうとすると苦しくなる
- 成功している他人を妬んでしまう
準備中:精神的な成長を遂げる5ステップ
種類⑦:仕事に集中できる環境を手に入れる
仕事に集中するには、気合だけではなく、使っている道具や空間も重要な要素です。
たとえば、100円のボールペンよりも3万円の万年筆の方が集中できる人もいますし、3千円の椅子よりも5万円の椅子の方が長期間作業しても疲れないと感じる人もいるでしょう。
また、仕事でつながっている仲間や、自宅での人間関係なども、仕事に集中するために欠かせない要素だと言えます。
やる気を上げるための環境を整えることで、作業に集中する時間が増え、結果的に仕事のリターンも増大します。
仕事に集中するための環境投資において、次のようなサービスが挙げらるでしょう。
- 休憩グッズの購入
- 事道具の購入や処分
- 人間関係の改善や開拓
- 家族関係の改善や開拓
- プライベート時間の使い方や開拓
準備中:やる気の出し方
事業主におすすめの自己投資先6選
事業主は会社員とは異なり、指導される機会が非常に少ないです。
そのため、自らで自らに必要そうな課題を見つけて、自己投資しなければなりません。
ここでは、事業主が自己投資するときにおすすめしたい6つの自己投資先についてお伝えしていきます。
投資先①:仕事空間・道具
仕事空間や道具は、仕事へのモチベーションだけではなく、取引先に与える印象にも影響します。
最低限の機能だけを求めるのではなく、それを使ったときの自分への影響と周囲への影響を考えてみてください。
特に在宅ワークに集中できない事業主は、まずは集中できる作業部屋の確保、またはコワーキングスペースとの契約に投資するのがおすすめです。
投資先②:健康維持
事業主の資本は自分の身体です。
心身に不具合が生じて働けなくなったとき、それを補償してくれる人は誰もいません。
大きく稼ぐことが重要だと考えるかもしれませんが、それ以上に長く働き続けることが重要なのです。
事業主になってからある程度の余裕ができたなら、定期的な運動、リフレッシュ、悩みの解消をするための投資をしてみましょう。
準備中:元気になる方法
投資先③:コーチング
コーチングとは、目標達成にふさわしいメンタルを手に入れるための支援のことです。
短期間で成功しても、多くの事業主はその成功が長続きしません。
それは偶然の成功であり、継続的に成功するためのメンタルが整っていないからです。
目標達成ができたからといって、自分が成長しているとは限りません。
お金を稼ぐことや目標自体に苦しみを感じている場合は、コーチングを受けて自分のメンタルを成長させてみるとよいでしょう。
準備中:コーチングとは
投資先④:コンサルティング・メンタリング
コンサルティングやメンタリングでは、問題解決やスキルの向上などの支援をしてくれます。
「顧客を獲得するにはどうしたらよいのか」「商品を作るにはどうすればよいのか」などの解決策やスキルの指導が主な支援内容です。
目標達成の方法や自分のスキルに疑問がある場合は、コンサルティングやメンタリングに投資するのも1つの手でしょう。
準備中:フリーランスの稼ぎ方
投資先⑤:情報商材
情報商材とは、知識を伝えるサービスや商品のことです。
対面による指導の有無は商材によって分かれますが、書籍や動画により情報を教えてもらうことがメインであることに変わりはありません。
次のような指導はいらないから情報だけ欲しいという場合は、情報商材の購入が適しているでしょう。
- さわりだけ知りたい
- インプットする情報を選別してほしい
- 情報があれば自分でやり遂げる自信がある
投資先⑥:コミュニティ
事業主は基本的に1人で仕事をしていくため、自分基準の考えに染まりやすい傾向があります。
たとえば次のような思考です。
- 現状維持で十分
- 1日5時間も働けば十分
- 確実性がないなら挑戦しない
しかし、自分が成長するためには、すでに成長している人が当たり前だと感じていることを、自分も同じように感じることが必要です。
その感覚を養うために、自分の目指している人たちが多く所属しているコミュニティに参加することはよい投資になりやすいといえます。
事業主が自己投資で得られる3つのメリット
ここでは、事業主が自己投資で得られるメリットについてお伝えしていきます。
メリット①:お金のブロックを外せる
商品を作り売ることに対する責任感によって、事業を前に進められないことがあります。
「私なんかが売っていいのか」「私が売ったらクレームが来るのではないのか」そんな不安から商品を売ることに戸惑ってしまうのです。
これをお金のブロックと呼び、この不安を手放すためには、売りたいと感じている同価格帯の商品を買うことが有効です。
その理由は次の2つが挙げられます。
- 購入した商品の質や購入者の正体を知ることで、自分のなかで価格と品質の基準ができるから
- 品質が低い商品を売ってもフォロー方法によってはなんとかなるのだと実感を持てるため、商品を売ることによる抵抗感を拭えるから
売ることへの抵抗感があるならば、ぜひ売りたい商品と同価格帯の商品を買ってみてください。
ビジネスマンとしてのスキルだけではなく、事業主としての肌感覚を養う上でも有効な手段になるはずです。
準備中:お金のブロックの外し方
メリット②:短期間で課題が解決できる
自己投資をすることで、普段関われないような先行く人に、自分の課題について相談できます。
1人では時間がかかったり難しかったりする課題でも、先行く人の協力が得られれば、困難な課題を短期間で解決することができるでしょう。
協力の得方さえ分かれば、今の自分には難しい目標にも果敢に挑戦できるようになり、事業主として成長を促すことにもつながります。
やりたいことに関する目標を見つけたら、今の自分にはできない課題に対して積極的に自己投資して前進を後押ししてみてください。
準備中:自己成長とは
メリット③:節税対策になる
事業主における自己投資は、その多くが経費になります。
単に税金を払うよりも、悩みの解消やスキルの向上のために自己投資をしたほうが有益だと考える人は少なくないでしょう。
特に個人事業主は誰からも目標を課されないため、自己投資をしないとスキルや収入が現状維持になりやすい傾向があります。
将来の収入を増やしたり、より実現できる幅を増やしたりするためにも、積極的に未来の自分に投資をしてみてはいかがでしょうか。
準備中:現状維持は悪いのか
コンサルやコーチを見つける4つのステップ
自己成長や目先の課題を解消するためには、コンサルやコーチングへの自己投資が有効です。
ここでは、実際にコンサルやコーチを見つけるための流れについてお伝えしていきます。
ステップ①:相手を見つける
まずは自分の悩みを解消してくれそうな相手を見つけましょう。
支援してくれる人は、日々何かしらの情報発信をしています。
以下の場所から、自分に合いそうな情報発信をしている人を探してリスト化してみてください。
- 書籍
- ブログ
- ツイッター
- YouTube
- インスタグラム
ステップ②:メルマガに登録する
多くのコンサルやコーチは、無料のメルマガでよりユニークな情報発信をしています。
たとえば、初回メルマガ登録者向けの「主婦が1日3hで年商1千万円を稼ぐためのロードマップ」「人見知りの私が100人の前で演説ができるようになったたった1つの方法」などの発信です。
書籍やSNSでの情報発信以上に、メルマガでの情報発信はコンサルやコーチの性格と専門性がよく表れます。
自分の課題を支援してくれそうな人を見つけたら、メルマガに登録してどのような想いでどのような発信をしている人なのかを確かめてみてください。
ステップ③:小さな商品を買う
多くのコンサルやコーチは、無料から3万円程度の価格帯で商品を販売しています。
メルマガでの情報を気に入ったら、そのコンサルやコーチが提供している小さな商品を買って相性を確かめてみてください。
可能であれば、実際に話せたり相談できたりする次のような商品が好ましいです。
- 相談会
- セミナー
- 体験セッション
ステップ④:サービスを購入する
小さな商品に満足でき、コンサルやコーチとの相性もよさそうなら実際に大きな商品を購入しましょう。
ただし、大きな商品は安くても20万円ほど、高いものなら100万円以上の価格が設定されています。
少しでも相手やサービスに不信感があるような場合は、購入を辞めることをおすすめします。
事業主が自己投資をするときの4つの注意点
ここでは、自己投資をした後に後悔しやすいことをお伝えしていきます。
課題を解決するために自己投資をするなら、ぜひともここで紹介する4つのことを確認してみてください。
注意点①:断る勇気を持とう
コンサルやコーチから小さな商品を買った後、高い確率で商談が始まります。
「このままだとどうなるのか」「どんなベネフィットがあるのか」などの内容が話されますが、少しでも違和感を感じたら断る選択肢を持ちましょう。
事業主がコンサルやコーチングを購入する場合は、クーリングオフの対象にはならないケースがあるためです。
購入を決めるまで長く引き留めたり、その場で購入を決めたら割引になると提案されたりすることもありますが、そういった業者は詐欺的な商品を売る傾向があります。
断る勇気を持つためにも、次のような覚悟をして商談に挑んでください。
- 割引に惑わされない
- 相手のご機嫌を取ろうとしない
- 商談がおこなわれる前提で相手に会う
注意点②:投資以外にも努力しよう
自己投資をすれば、課題が解決されて目標達成できると考えていると確実に投資に失敗します。
コンサルやコーチングに投資したとしても、それは知識が手に入ったり、内省が促されたりするだけです。
結局は自分で行動をして、自分の手で課題を解決しなければ現実は何も変わりません。
投資を最大限活かすためにも、「商品を買えば自分は変われる」という思い込みを捨て、投資以外にも努力をする覚悟を持ちましょう。
注意点③:投資用資金を確保しよう
多くの自己投資商品は高額な価格設定がされています。
一見するとそんな高額商品を買うわけがないと感じるかもしれませんが、実際に商談がおこなわれるとその価値を見出してしまうものです。
それこそ、自分の生活費を削ってまでも有り金をすべて自己投資に費やそうとしてしまうほど魅力的に感じてしまうでしょう。
しかし、実際はその自己投資以外にも、必要な支出がかならず生じます。
その支出にも耐えられるように、あらかじめ投資用資金を分けて管理しておき、いくらまでなら投資してよいのかを事前に検討しておくことをおすすめします。
注意点④:複数の商品を買う前提でいよう
コンサルやコーチングの商品は、玉石混交です。
良い商品もありますが、それと同じくらい質の悪い商品で溢れかえっています。
しかし自分に合わない商品を買わないための確実な見分け方はないため、質が低かったり、価値観が合わなかったりする商品を買ってしまうものです。
だからこそ、自己投資の商品を買うときは、1つの商品で1つの成功を得ようとするのではなく、1つの成功のための複数の商品を買うことを前提にしてください。
投資用資金を1回で使い果たすのではなく、少なくとも3つの商品を買える程度の余力を残しておくことをおすすめします。
自己投資での学びを活かす3つのマインド
コンサルやコーチングに自己投資をしても、それで問題が解決するわけではありません。
ここでは、自己投資の恩恵を活かすための心構えについてお伝えしていきます。
マインド①:積極的に尋ねる態度
コンサルやコーチング、オンラインサロンなどのサービスを購入したら、その後は自分の態度が成果に大きく影響します。
「相手が課題を解決してくれるだろう」という受け身の態度では、サービスを活かすことが困難です。
十分にサービスを活かすためにも、自らが積極的に質問をしたり相談をしたりして、相手に手伝ってもらえる状況を作り出さなければなりません。
この積極的な態度を抑制する原因として、次のものが挙げられます。
- 相手に呆れられる恐怖
- 相手に低評価される恐怖
- 相手に迷惑をかける恐怖
積極的に関わる態度を持てないのであれば、その原因を取り除くための努力をしたほうがよいかもしれません。
準備中:不安や恐怖をエネルギーへと変える方法
マインド②:教わったことをまず実行する態度
ティーチングされた内容や宿題として出された行動に対して、疑問を抱くことがあります。
「本当に効果的なのか?」「なぜそれが私に必要なのか?」などの引っ掛かりです。
しかし、教わった方法と自分の価値観が合わないという場合を除き、引っかかる理由は安心やラクさを求めていることにあります。
その疑問に悩んで毎度立ち止まるよりも、実際に行動してみてそれでも疑問が拭えなかったらコンサルやコーチに尋ねるという流れの方がよほど効率的に物事は前進するはずです。
自己投資分の成果を回収するためにも、まずは実践することを心がけてみてください。
準備中:納得できないと先に進めない
マインド③:投資以上のリターンを自分で作る態度
自己投資をしても、現実が全く変化しないことがあります。
これは自己投資で得た知識や手段を活用できていないことが原因です。
たとえば、「効果的なセミナーのやり方」という商品を買ったとしても、実際に集客のためのセミナーを開かなければ、いくらセミナースキルが向上してもお客様は集まりません。
「やりたいことを見つける会」というコミュニティに参加したとしても、そのための行動を起こさない限り、ただ参加費を払っているだけでやりたいことは一向に見つからないでしょう。
当たり前の話ですが、自己投資で得た成果を目的のために活用しなければ、リターンは一生得られません。
自己投資をするならば、その自己投資を活用して投資以上のリターンを自分で作る態度を身につけてみてください。
その態度を持てたらようやく、自己投資で現実を変えるための準備が整ったといえます。
準備中:成功や成長に欠かせないマインドとは
まとめ
自分に合った仕事における自己投資をするためには、自己投資の目的・目標・課題を明確にして、現状の問題の解決を支援してくれる人を探すとよいでしょう。
ただし、自己投資で得た成果物を自分で活用することで、ようやく自己投資以上のリターンを得られます。
他人頼みではなく、自らの力で現実を変えるための働きかけをする覚悟を持って自己投資をすることをおすすめします。