「田舎に移住したいけど、どのwifiを選ぼうか悩んでいる」
「田舎に住んだけど、インターネット回線がない」
あなたは、このような経験がありませんか?
実は、ぼくはこのような経験があります。
田舎に移住体験したのに、ほとんどのポケットwifiが使えなかったのです。
加えて、インターネット回線も開通できないという……
この記事では、田舎に移住する前に知っておきたかったポケットwifiの情報を紹介しています。
これからポケットwifiを契約しようか悩んでいる人のお役に立てれば、光栄です。
・<wifi>民泊wifiに騙されるな!!民泊wifi初心者向けブログ!!
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wifi契約
ポケットwifiを決める前には、かならず以下のことを考えましょう。
- ポケットwifiの契約
- 自分にはどんなポケットwifiが合うのか
これらを把握すれば、
あなたに適したポケットwifiがきっと見つかります。
ポケットwifiの契約
まずは、ポケットwifiの契約に関して理解しましょう。
そもそもポケットwifiとは、以下の3つの契約に分かれています。
- モバイル回線提供会社(回線)との契約
- ポケットwifi提供会社との契約
- 代理店(プロバイダ)との契約
これは、インターネット回線を提供している会社が、
ほとんど存在しないためです。
そして、ポケットwifiを取り扱っている多くの業者は、
以下の4つのモバイル回線のいずれかを利用しています。
- NTTドコモ
- ソフトバンク
- au KDDI
- Y!mobile
つまり、有名なUQ WiMAX2+やfamifiも含めて、ポケットwifiを提供している業者は、
この4つのモバイル回線のうち、どれかの回線を又貸ししているような状態なのです。
たとえるなら
モバイル回線提供会社→土地
ポケットwifi提供会社→ビル
代理店→テナント
土地の上にビルを建て、その一部を間借りして商売をしているのが、テナント。
モバイル回線提供会社、ポケットwifi提供会社、代理店も、この図が成り立ちます。
ちなみにプロパイとは、インターネット上の住所のようなもので、
これがないとインターネットを利用することが出来ません。
このプロパイダとサービスを提供しているのが、代理店です。
自分にはどんなポケットwifiが合うのか
契約を検討するときは、
あなたはどのようなサービスが欲しいかを考えましょう。
というのもこのインターネット業界は、多数の会社があります。
会社が複数あるので、幅広いサービスやキャンペーンが存在しているのです。
安さが重要なのか
通信量が重要なのか
通信可能エリアが重要なのか
これらをしっかり考えておかないと、
あなたに適さない商品を買ってしまうことになるかもしれません。
あなたに適したポケットwifiを契約するためにも、
どのようなサービスが必要かを把握するようにしましょう。
また、ポケットwifi初心者のうちは、
キャンペーンに釣られないようにすることをおすすめします。
キャンペーンが適用されるには、複雑な条件があるケースがほとんどです。
キャンペーンがその会社のwifiを使う理由になってしまうと、
キャンペーン適用されなかったとき、嫌な気持ちしか残りません。
ぶっちゃけていえば、
金銭的な損しか残らないのです。
そのため、ポケットwifiを選ぶときは、
キャンペーン抜きのサービスを重視することをおすすめします。
Y!mobileとwimax
ポケットwifiを契約するとき、
悩んでしまう原因が、Y!mobileとWiMAX2+だと思います。
以下では、それぞれ簡単に紹介していきます。
回線は、独自の回線とソフトバンクの回線を併用しています。
最低価格が他のwifiに比べて安く、
ライトユーザーにとってはありがたいです。
また、一部の区間では「アドバンスモード」という、
通信量無制限のサービスを受けることができます。
しかしアドバンスモードの区域外だと、
他のwifiに比べて通信制限になりやすいので、注意が必要です。
WiMAX
WiMAXとは、UQコミュニケーションズが2009年からはじめたサービスです。
モバイル回線は、auと同じものを使用しています。
WiMAXとWiMAX2+に分かれているのですがこれらは回線の違いです。
WiMAX2+のほうがネット速度が速く、ほとんどの代理店がこちらを採用しています。
使用可能範囲も携帯会社に負けないぐらい広いので、
ほとんどの地域で使えるでしょう。
ポケットwifiを決める前に考えたい6つのこと
契約時は、何を重視すれば、
ポケットwifiとあなたのミスマッチを防げるでしょうか。
おすすめは、以下の6点を考えることです。
- 契約開始から2年間でいくらかかるか
- 解約手数料(解約時の事務手数料)はいくらかかるか
- 2年契約以内か
- 自分の使用する場所は、使用可能範囲か
- 速度制限がかかる通信量は、どのくらいか
- wifiルーターは最新機種か
これらを考えてからキャンペーンのことを考えれば、
ポケットwifiの契約で損をすることがないと思います。
以下では、それぞれを解説していきます。
開始2年間でいくらかかるか
代理店によっては、
一見安そうに見えても、実際はむしろ高い場合があります。
例えば。。。
- 月額を安く設定しているのに、初期費用を高く設定している場合
- 最初の数ヶ月だけ安くて、数ヵ月後はすごく高い場合
代理店の中には、このような料金設定の場合もあるのです。
目先の料金に惑わされて損をしないためにも、
2年間にかかる利用料や諸経費の総額で考えましょう。
解約手数料(解約時の事務手数料)はいくらかかるか
ポケットwifiは、新しい機種やプランが出たりするので、いずれ解約するものです。
そうすると気になるのが、解約手数料。
解約手数料が高いと、
解約しづらく、損をしてしまう可能性があります。
解約手数料は、代理店によって大きく異なる場合もあるので、
契約前にかならず確認しておきましょう。
また、解約手数料が0円とうたっている場合も、
解約時の事務手数料がかかる場合もあるので、注意してください。
2年契約以内か
代理店のほとんどが、2年契約です。
中には、3年契約の代理店もあるほどです。
3年契約だからお得だろうと普通考えてしまいがちですが、
実際は、デメリットのほうが大きいように思います。
その理由のひとつが、wifiルーターです。
wifiルーターは、通信速度のスピードに影響します。
そして、このwifiルーターは、
現在すごいスピードで進化しているのです。
きっと3年後は、
今のwifiルーターが物足りないと思えるほどの進化をしているでしょう。
それなのに月数百円程度の節約のために、
乗り換え出来ないのは、すごく惜しいです。
快適なインターネット環境を整えるためにも、
良質なwifiルーターに乗り換えられる、短いスパンでの契約をおすすめします。
しかしどのwifiルーターでもいいと考えているのなら、
契約期間は、あまり重視しなくてもよいと思います。
自分の使用する場所は使用可能範囲か
あなたが使用したい田舎でも、
本当にポケットwifiが使用できるのかを確認しましょう。
というのも、田舎によっては、
ポケットwifiのエリア外であることが多々あるからです。
地方都市なら、
ほとんどの回線が使えます。
しかし都市部から離れた田舎だと、使えなくなる回線が出てきます。
実際に、田舎で移住体験をしたとき、
そのエリアで使えるポケットwifiが見つからずに苦労しました。
中にはインターネット回線が通っていないどころか、
ポケットwifiすら使えない地域があるので、
インターネットが送受信できるエリアなのかを、事前に確認しておきましょう。
速度制限はどのぐらいでかかるか
インターネット環境を整えるのなら、
速度制限がかかる通信量についても把握しておく必要があります。
速度制限とは、一定以上の通信量を超えた場合、
通信速度が極端に低下してしまう機能です。
通信制限がかかると、ポケットwifiは使い物になりません。
1ページ読み込むだけでも、数分かかることもあるほどです。
これは、スマホにかけられているものと同じで、
ほとんどのポケットwifiにも備わっています。
1人で使う場合や動画やネットゲームに興味ないのなら、
できる限り安いプランを選んでも問題ないでしょう。
しかし複数人で使ったり、動画やゲームに興味があったりするのなら、
速度制限がかかる通信量を重視する必要があります。
というのも、ポケットwifiの場合は、
1日1G、3日3Gや月30Gなど、使いたい放題プランでも制限がかけられるのです。
ほとんどの業者が、通信制限無しと宣伝しておきながら、
こういった通信制限をかけています
加えて、通信制限に関する記述は、
小さい文字で書いてあることが多く、見逃しやすいです。
通信宣言が厳しいプランと契約しないためにも
たとえ通信制限なしと書いてあっても、契約前に必ず確認しましょう。
wifiルーターは最新機種か
上記でもさらっと触れましたが、
wifiルーターというものはすごい勢いで進化しています。
現在でも、2年前のwifiルーターだと、
ものすごく遅く感じてしまうほどです。
それなのに古いタイプを2年契約してしまったりすると、
ストレスがものすごくかかることになるでしょう。
快適にインターネットを利用するためにも、
借りれるwifiルーターは、比較的新しい機種であるかを、確認することをおすすめします。
とはいえ、古い機種でも十分な性能を持っていることがほとんどです。
通信速度にこだわりがないのでしたら、
wifiルーターに関しては、それほど重視しなくてもいいと思います。
おすすめのポケットwifi
以下では、ケースごとにおすすめしたいポケットwifiを紹介していきます。
ポケットwifiを選ぶときの参考にならば、幸いです。
とにかく安く抑えたい人
とにかく安く抑えたい人には、
yahoo!モバイルwifiの5Gプランか、WiMAX2+をお勧めします。
yahooプレミアム会員限定2,480円で利用できるサービスです。
yahooプレミアム会員で、外ではメールなどしか使わないという方こちらがおすすめです。
WiMAX2+は、契約から3年以内なら、
月額料金が3600円ほどと、比較的安めです。
yahoo!モバイルwifiと比べると高いですが、
通信速度が速く、広い範囲で使えるので、コストパフォーマンスが高いといえます。
もし、どちらか迷うのなら、
yahoo!モバイルwifiの「アドバンスモード」が使えるか否かで考えましょう。
中間の人
ヘビーユーザーではない人には、
NEXTmobileの20Gプランがおすすめです。
値段が3000円台で20GB使えるというのは、
コストパフォーマンスとても優れています思います。
代理店によっては、高額な使い放プランなのに、
30GBまでしか使えないということもあるのです。
NEXTmobileの20Gプランは、過度にインターネットは使わないけど、
それなりに容量が欲しいユーザーには、適しているでしょう。
ポケットwifiは、さまざまな代理店がキャンペーンを打ち出しているので、
とても見づらく、分かりにくいように感じてしまいます。
しかし、この記事に書いてあることを理解しておけば、
あなたに適していないwifiを契約してしまう可能性を抑えられるはずです。
ポケットwifiを契約するときは、
ぜひこの記事に書いてあることを思い出してください。
以上で、「<田舎移住>ポケットwifiを決める前に考えたい6つのこと」をおわります。
・目次|全国のお試し住宅・お試し滞在施設をまとめてみた
・田舎移住する前に知っておきたい税金などの支出のはなし
・まだ間にあう!?開業届と青色申告承認申請書の期限と持ち物