突然ですが、
あなたはDIY塗装をしたいと考えたことはありませんか?
DIY塗装をすれば、
低価格で壁や床をきれいにすることができます。
100万円以上かかる外壁も、
あなたが塗り替えることも可能なのです。
この記事では、
「素人でもできる塗装の種類」を紹介しています。
自分で塗装をすれば、大きな節約効果が期待できるので、
ぜひとも挑戦してみてください。
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ペンキ塗りの準備
ペンキは、素人でも塗れます。
外壁は塗れますし、木や天井だって塗れるのです。
しかし、用意する道具が多く、手間もかかります。
また、仕上がりもプロには劣ってしまうかもしれません。
ですが、自分で行えば、
塗り終わったときとても感動するものなのです。
しかも、プロに依頼するより圧倒的低価格で!
大きな節約効果が期待できるので、
以下で紹介する道具をそろえて、ペンキ塗りを始めてみましょう!
ペンキ塗りの基本的な工程
ペンキ塗りには、
基本的な工程というものがあります。
これは何を塗るにせよ通じるものなので、
ペンキを塗るのなら覚えておきましょう。
1.清掃
ペンキを塗る前に掃除をする理由は、以下の通りです。
- ペンキを塗りやすいように片付ける
- ペンキを塗っているときに埃などがくっつかないようにする
ペンキを塗る前の清掃を行わないと、ペンキの表面が、
ホコリによってデコボコになるかもしれません。
それだと仕上がりが汚く見えてしまうので、
ペンキを塗る前は、かならず清掃をするようにしてください。
ちなみに、外壁や屋根などの外部は、高圧洗浄機を使います。
コケのようなしつこい汚れは、箒で掃くだけではきれいにならないためです。
もし、高圧洗浄機を所有していない場合は、
時間がかかりますが、デッキブラシでも代用可能です。
・塗装屋の服装って何を着るべき?持っておきたい基本的な道具も!
2.養生
養生とは、
ペンキが他のモノに付着しないようにする作業です。
ガムテープやビニールを使って、
養生をしていきます。
外壁を塗る際は、
近くにある車にも養生をしてください。
ペンキ塗りは、
養生が出来具合を大きく左右します。
時間がかかっても良いので、
慎重に丁寧に行いましょう。
3.下地処理
下地処理とは、これから塗装する壁や木などの表面を、
均一にするための作業です。
下地がデコボコだとペンキを塗ってもきれいになりません。
そのため、亀裂や壁の穴は、
パテなどを使い埋める必要があるのです。
パテはすぐ乾いてしまうので、
できる限りはやく行いましょう。
パテが乾いたら、平らにするために紙やすりやパフをかけていきます。
・DIY|塗装する前にケレンは必要か?ケレンに必要な道具紹介
・【パテ補修】DIYでもパテは必要?パテの使い方と必要な道具!
4.下塗り
下塗りは、ペンキの食い付きをよくしたり、
錆が発生しないようにしたりするための作業です。
下塗りだからと、手を抜かないようにしてください。
下塗りとはいえ、雑に行うと仕上がりに影響します。
もし、下塗りにダレが有る場合は、
サンドペーパーでダレを除去するようにしてください。
5.中塗り
中塗りは、基本的に上塗りと同じ塗料を使います。
ダレを作らないように、
中塗りも慎重に塗っていきましょう。
調色セットを持っていれば、
自分でも色を作ることが可能ですので、試してみてください。
6.上塗り
上塗りは、塗りの最終段階です。
中塗りをしたので、どこを塗ったのかわかりにくくなりますが、
カスレ(塗り残し)がないように塗っていきましょう。
上塗りが終わったら、カスレがないのかチェックします。
カスレがなかったら、養生をはがしていきましょう。
7.養生の片付け
養生は丁寧にはがさないと、
養生と一緒に塗膜がはがれてしまいます、
塗膜がはがれそうなときは、
カッターなどで切れ込みをいれるようにしてください。
もし塗膜がはがれてしまった場合は、もう一度そこだけ塗りましょう。
8.清掃
さいごに清掃を行います。
道具を元の位置に戻し、
ペンキで汚してしまった部分は丁寧に落としましょう。
使った道具の後始末は、
この段階か、上塗り終了時に行ってください。
これでペンキ塗りは終了になります。
・ペンキを塗るなら知っておこう!刷毛の種類と洗い方と保管方法
ペンキ塗りで必要な道具
ペンキを塗るには、
まず道具をそろえることが必要です。
以下では、最低限必要な養生道具・ペンキ道具を紹介していきます。
あくまで最低限の道具ですので、
塗るものによって追加で購入してください。
1.養生道具
- ガムテープ
- マスキングテープ
- マスカー
- カッター
2.ペンキ道具
- 刷毛
- ローラー
- 下塗り塗料
- 上塗り塗料(必要な場合は硬化剤)
- 塗料薄め液
・DIY| ペンキを塗るときに必要な道具とは?刷毛やローラー以外にも
・【塗料薄め液】塗料に適した種類とは?希釈方法も紹介!
3.あったら便利な塗装道具
- ジョイントコーク
- 継ぎ柄(長柄)
- 脚立
- 脚立の脚
- パテ
・DIY | 継ぎ柄の基本的な使い方と継ぎ柄の選び方_初めての塗り替え塗装
・壁の隙間にジョイントコーク!使い方と用途について
素人でもできる8つのペンキ塗り
素人でも、プロがと同じモノを塗ることが可能です。
しかも材料費ぐらいしかかからないので、
大きな節約効果が期待できます。
しかし、完成度が低いかもしれないので、
その点は考慮しておきましょう。
また、危険な作業を伴う場合があるので、
自分で行う場合は、ヘルメットを着用してください。
鉄部塗装
鉄部塗装とは、鉄骨の階段、
手すりやドア枠をペンキで塗ることです。
スチールのものは、ほとんど塗れるので、
鉄部塗装ができれば、塗装の幅が広がるでしょう。
しかし、鉄部塗装は、
非常に難しい作業のひとつです。
鉄部塗装をする際は、
丁寧にペンキを塗るように心がけてください。
ちなみに、ステンレスのような、
もともとペンキで塗られていないものには、ペンキは塗れません。
そういったものは、ペンキがすぐはがれてしまうのです。
ペンキを塗る場合は、
塗りたいものがペンキで塗られているのかを確認してください。
ペンキで塗られていないなら、
諦めるのが無難です。
危険度:★★★
難易度:★★★★★
外壁塗装
外壁塗装とは、外に面している壁を塗ることです。
外壁は素人でも塗りやすく、
面積が広いので、ローラーや刷毛の練習に使えます。
しかし、高所作業なため危険度が高く、
大怪我を伴う事故を引き起こしかねない作業です。
その点を踏まえて、
あなたが外壁塗装をするのかを検討してください。
危険度:★★★★
難易度:★★
内壁塗装
内壁塗装とは、室内に面している壁を塗ることです。
しかし、一般的な住宅の内壁は、
ペンキではなく、壁紙が貼られているため塗る必要がありません。
古い家ですと、お風呂場や台所が塗装壁の場合があるので、
そういう場合は塗ってみてください。
ちなみに壁紙用の塗料がありますが、
どんな壁紙でも使えるわけではないことを覚えておきましょう。
危険度:★★(お風呂の塗装時:★★★★★)
難易度:★★★
天井塗装
一般住宅の天井も、
内壁とおなじく壁紙の場合がほとんどです。
しかし、外玄関の天井やベランダの天井は、
ペンキで塗ってある場合があります。
その場合は、ペンキで新たに塗ることができるので、
ぜひともお試しください。
ちなみに、このような外部の天井を「軒天」と言います。
「軒天」は艶なしが一般的ですので、
ペンキで塗る際は、覚えておきましょう。
危険度:★★
難易度:★★★
木塗装
木でできたベンチや柱も、ペンキで塗ることができます。
塗りつぶしの場合は、外壁と同じ塗料で問題ありません。
しかし、木目を出すように染める場合は、
違う塗料を使い、違う方法で塗るので気をつけてください。
木塗装はプロでも塗れない人がいるほどの難易度ですので、
失敗しないようによく調べ、慎重に行いましょう。
危険度:★★
難易度:★★★★★(塗りつぶし塗装:★★)
屋根塗装
住宅の屋根も、塗ることができます。
屋根を塗ると、
家がとてもきれいに見えるのでおすすめです。
しかし、屋根がなんの素材なのかによって、
塗り方や塗料が変わってくるので、注意してください。
また、屋根塗装は高所作業になります。
落ちたら重症を負うことになるでしょう。
下手したら命を落とすことにつながります。
無理だと感じたら、かならずプロに相談するか、
足場を組んでもらいましょう。
自分でペンキを塗る場合は、
絶対にヘルメットの着用を忘れないでください。
危険度:★★★★★
難易度:★★★
・DIY|屋根の塗り替え方法と必要な道具_トタン/コロニアル/セメント瓦
床塗装
床がコンクリートや木の場合、
DIYで塗り替えることが可能です。
木の場合は、
ローラーよりも刷毛を利用することをおすすめします。
コンクリートの場合は、
しっかりとケレンするようにしてください。
また、パテも行うことで、
きれいに仕上げることができます。
危険度:★
難易度:★★★
・DIY|床の塗り方と必要な道具_コンクリート・フローリング塗装
白線引き
白線引きとは、
駐車場にある白い線を作る作業です。
多くの駐車場では焼付けといわれる方法で塗装していますが、
ローラーでも塗ることができます。
難易度が低く、危険度も低いため、
素人にもおすすめしやすい塗装です。
しかし、人が歩く場所で行うことが多いので、
他人に迷惑をかけないように対策をしましょう。
危険度:★★
難易度:★★
・<DIY>経費削減!白線引きを自分で塗装するための手順と道具とは?
さいごに
素人でも、これだけの塗装をすることができます。
自分でペンキ塗りができるようになれば、
楽しいですし、節約にもつながります。
きっといろいろなものを、
塗りたくなってしまうでしょう。
しかし、外壁塗装や脚立を利用する塗装は、
大怪我をする恐れがある、大変危険な作業です。
作業をするときは、
十分注意しておこなってください。
また、玄人よりも、時間がかかり、
仕上がりも劣ってしまうかもしれません。
もし、時間や仕上がりを気にするのなら、
リフォーム会社に依頼することをおすすめします。
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以上で、「【DIY塗装】素人ができる塗装の種類とは?難易度と共に解説!」をおわります。