竹灯ろう祭りを知っているでしょうか?
竹の中を光で照らし、きれいにライトアップさせるお祭りで、神奈川県や新潟県などなど多くの地域で行われています。
そんな竹灯ろう祭りは愛媛県久万高原町でも行われいて、お祭りのお手伝いスタッフとして参加させていただきました。
作業は大変でしたが、ライトアップされた竹はとてもきれいなのですよ!
ということで、今回は竹灯ろう祭りに行く前に知っておきたい情報を紹介しようと思います。
竹灯ろう祭りとは?
竹灯ろう祭りとは愛媛県久万高原町で開けれるお祭りのことです。
このお祭りは切った竹にローソクを入れてライトアップさせるお祭りで、5月下旬の1~2日間開かれます。
あまり積極的に告知されているイベントではないので知っている人は少ないでしょう。
というのも、
このお祭りは自治会の人が「地域住民の人たちに里への誇りを持たせるため」にはじめたもので、外の人を呼ぶためのものではありませんでした。
ですので町から補助金も出ずに、地元の人だけで準備し、企画し、お金を出し合って開催される「地元の人の・地元の人による・地元の人のための」イベントだったのです。
補助金を当てにしないお祭りってすごいですよね!
それが景観が素晴らしいということで、年々話題を呼び、今では多くの見物客が押し寄せるイベントです。
そんな竹灯ろう祭りは平成30年度では1000本以上の竹のオブジェクトを使った「久万高原町上最大級」の竹灯ろう祭りとなりました。
きっと来年度以降も進化し続け、もっと多くの写真家・見物客・地元の人で賑わうイベントに成長していくでしょう。
竹灯ろう祭りに訪れた感想
今回僕と彼女は移住地探しの一環としてこのお祭りのお手伝いをさせていただきました。
行った作業は竹の模様を作る作業と接地した後の竹にロウ入れ、火を灯す作業です。
そういうわけでお祭り当日も昼から夜までいたわけですが、本当にね、きれいでしたよ!
夜間ということもあり、全体の写真は上手く撮れないのですが、おぉ~という感じでした。
特に夕暮れ時(18:00~19:00頃)は最高です。
ほんのりと暗くなり、火が灯りをともしはじめ、尚且つきれいな里の風景を見ることができるため、その景色はなんだか懐かしさがあり、田舎っていいなぁ~と思わせてくれます。
また、地元のお母さんたちがクッキーやパットライス、フランクフルトなどの屋台を開き、なんとなく地元の人たちと触れ合うことができるのもよいですね。
そんな素晴らしいお祭りですが、ライターではなかなか火をつけづらかったり、強風で火がすぐ消えるので急遽カバーを用意し、竹一本一本につけたりとアクシデントもありました。
しかし今年から車の誘導をしたり、小学生が主役になりやすいよう配置を変えたりと試行錯誤をしながら成長を感じることのできるお祭りです。
きっとこの竹灯ろう祭りは、来年以降も成長し、もっともっと素晴らしいお祭りになっていくでしょう。
竹灯ろう祭りはおすすめできるか?
今の段階ではお祭りのためだけに行くことはおすすめできません。
というのもこのイベントは地元の人たちが地元の人たちのためだけに行っているイベントで、竹灯ろう以外なにか面白いものがありわけではないのです。
クッキーやフランクフルトを売っているとはいっても2店舗のみで、皆さんが想像するような出店はありません。
もし写真家以外の人がこのお祭りに行っても10分せずに飽きてしまうことでしょう。
ですので、もしこのお祭りに行くとしたら、付近の観光スポットに行くついでに寄ったりだとか、お祭りのついでにディナーを予約しておくとかをしないと面白みに欠けると思います。
とはいえ、毎年変化しているこのお祭り。
今後もっと人気化したら、出店の数や、何かしらの体験コーナーなどができるかもしれません。
竹灯ろう祭りの基本情報
名称
畑野川竹灯籠まつり
開催地
上浮穴郡久万高原町上畑野川1723-1「ふれあいの里さくらぎ」
開催時期
5月下旬
開催時間
18:30~21:00
入場料
無料
駐車場
路肩駐車
出店の数
2店舗
竹灯ろうの数
1000以上
竹灯ろう祭りのアクセス方法と駐車場の位置
竹灯ろう祭りに行くには車で行く方法しかありません。
車で行く場合
松山駅→竹灯ろう祭り会場
距離:40km
時間:1時間
久万高原町役場方面から行く場合は峠を越える必要があります。
峠といってもそれほど長い区間ではありませんし、道も広めですのでそれほど危険ではないでしょう。
しかし、夜間の運転になるので注意してください。
ナビを使う場合は以下の住所を入力するとたどり着けます。
住所: 愛媛県上浮穴郡久万高原町上畑野川1723−1
平成30年度現在は駐車場が少ないため、路駐という形で駐車していました。
今年度から初めて誘導員をおきましたが、プロではなく地元の人による誘導です。
ですので、多少の不手際は水に流してあげるようにしましょう。
来年度以降は駐車のルールが変わるかもしれませんが、平成30年度の駐車のルールを書いておきます。
1.竹灯ろうが設置されている範囲は駐車禁止
2.駐車は片側1車線のみ
3.足の不自由の人を送るための停車はOK、しかしその後はちゃんとした駐車位置に駐車するように
久万高原の観光地
久万美術館
久万出身の井部栄治氏の収集コレクションの寄贈を発端に建てられた美術館。
現在は井部栄治氏の作品を中心に油彩や日本書画など、920点もの美術品が収蔵されています。
入場料:大人500円
公式HP:http://www.kumakogen.jp/site/muse/
御三戸獄
御三戸獄とは石灰岩でできた岩頭。
別名「軍艦岩」
しかし、ここでは御三戸獄の鑑賞より、日本一の水質を誇る仁淀川でバーベキューや川遊びのほうが人気です。
こちらに行かれる際はぜひ代えの靴下やズボンを!
料金:無料
公式HP:http://www.kuma-kanko.com/modules/gnavi/index.php?lid=52
道の駅 天空の郷さんさん
ここは久万高原町の中心地にある道の駅。
地元の野菜などの特産品を安く買うことができ、地元の人も愛用しているお店のひとつです。
ここには地元野菜を使ったバイキングがあり、休日のお昼時は観光客で賑わいます。
また、隣接しているパン屋はおそらく久万高原一美味しいパン屋さんです。
公式HP:https://www.kumakogen-sansan.com/
レンタカーや飛行機のおすすめサイト
レンタカーや飛行機、夜行バスはやはり価格が安いところがよいですよね。
これから紹介するサイトは多くの会社を一括で見積もることができるため、最も安い会社を見つけるのに重宝します。
レンタカー
公式HP→全国の格安レンタカー予約ならskyticketレンタカー♪ |
飛行機
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公式HP→さくらトラベル |
さいごに
いかがでしたでしょうか?
年々成長している久万高原の竹灯ろう祭り。
今後もきっと成長して多くの人を楽しませてくれる祭りになっていくことでしょう。
ちなみに久万高原の夜間は5月下旬でも相当寒いです。
なにか羽織るものを持参していくことをおすすめします。
また、虫の苦手な人は虫除けスプレーを持っていくとよいかもしれません。
以上で久万高原|竹灯ろう祭りとは?駐車場とアクセス方法も!をおわります。