最近再燃している地方移住。
しかしいきなり移住するのも不安ですよね。
そんな要望もあり、最近は地方がお試し住宅を開設して移住体験希望者を募っています。
今回はそんなiターン・地方移住にするにあたって重要となるお試し住宅について書きたいと思います。
お試し住宅とはなにか?
お試し住宅とは移住を促すために自治体が設置した、移住の予行練習をするための施設です。
最近は多くの自治体が移住者を受け入れようと積極的になっておりあちこちで建てられています。
空き家を改修した物件などもあり地方の特色が出ていたり、空き家を購入するときの参考にもなります。
移住希望者にはありがたいことなので、田舎移住に興味のある方は積極的に活用してみましょう。
また、お試し住宅がない地域でも、お試し移住をする人の家賃補助をしてくれている地域もあるので、そちらも視野に入れてみるのもいいと思います。
移住する前にお試し住宅は必要か
お試し住宅は最近開設し始めたばかりで、今まではお試し住宅というものはほとんど存在していませんでした。
今までなかったのならそんな施設必要あるのか?と疑問に思う人もいると思います。
しかし、移住をする際にはその地域の下調べがとても重要になるのです。
下調べをおろそかにしたせいで、移住に失敗なんてことはよくあるケースです。
それに実際に住んでみなければわからないことはたくさんあります。
空気はきれいなのか、子どもたちはどういう遊びをしているのか、その地域の雰囲気は、、、等々
そういうことが不安で移住のハードルが高かった面もあるので、予行練習の場ができたことは移住のハードルを大きく下げることに貢献できたと思います。
また、お試し住宅を利用することにより自分が田舎生活に向いているか向いていないかを確かめることも可能です。
ですので田舎移住に興味のある人は、一度お試し住宅を利用して本当に移住してもよいのか確かめることをおすすめします。
今の田舎移住でも、移住する際のコストや労力は馬鹿にできないほど大きいので、じっくりと下調べや移住先に知人を作って移住に望みましょう。
移住の下調べに関して詳しく知りたい方は田舎移住に失敗しないための下調べ方法を覗いてみてください。
お試し住宅の申し込み方と条件について
お試し住宅の申し込み方は自治体ごとの異なります。
しかし電話やメールFAXで申し込むの自治体が多く、インターネット予約をしている地域は稀です。
また、メールですと返信が遅かったり返信が全くないケースもあります。
ですので、時間がない場合や人気の地域、移住候補地の本命にはできる限り電話をしましょう。
お試し住宅の利用条件も自治体ごとに異なります。
地域によっては田舎に興味ある人歓迎などもありますが、こういう地域は稀です。
多くの地域はその地域に移住を検討している人が条件と記されており、気軽にどこでもとはいきません。
なのでどこに移住したいのか、移住候補地を検討してから予約をしましょう。
また、税金の未払いがないことを条件にしている地域も多いので注意しましょう。
お試し住宅はどこにあるのか
お試し住宅は47都道府県どこにでもあります。
しかし沖縄が少なかったり北海道や長野が多かったりと設置数にはばらつきがあります。
また、移住人気地やハイシーズンには予約が殺到したりするので早めに予約をしましょう。
お試し移住の探し方ですが各市役所のホームページの載っているので興味のある地域のホームページを探してみましょう。
もしとりあえずどこにお試し住宅があるのか知りたいという方は、47都道府県のお試し住宅情報をまとめた「お試し住宅一覧 目次 」を覗いてください。
どのサイトよりも情報量は多いです。
しかし平成29年の夏季に作成したので、既に募集を終了している地域もありますので気をつけてください。
さいごに
お試し移住を利用することによって得られる情報量は、インターネットや移住相談窓口から収集できる情報量とは比べ物にならないほど多くあります。
しかしお試し住宅は最近導入された施設なので、国が移住に関心を無くしたらいつ廃止になってもおかしくありません。
ですのでもし移住に興味のある方は、この制度が活発なうちに利用することをおすすめします。
また、せっかくお試し住宅を利用するのなら、一番楽しい季節ではなく一番辛い季節に利用しましょう。
そうでないと、いざ移住しても気候に負けてとんぼ返りになるかもしれません。。。
もしお試し移住の時間がとりにくいという方は、各自治体が行っている「移住体験」に参加することをおすすめします。
そこでしっかり体験をして移住するのかを検討してください。
楽しい移住ライフを得るために念入りに準備をしましょう!
以上で<お試し住宅とは!?>今話題のiターン・地方移住の第一歩を終わります。