あなたは、地方移住に失敗したいためには、
何が必要かをご存知ですか?
のんびりした生活を送れそうな地方移住は、
日々を忙しく生きている人々からしたら、
憧れてしまいますよね。
しかし、田舎移住は、
仕事を辞めなければ行けなかったり、
引越しや家の購入に多額のお金がかかったりと、
大きなリスクがあるのです。
そのため、地方移住をするのなら、
事前に地方移住に備える必要があります。
この記事では、
「地方移住に失敗しないために、考えておいたほうがよいこと」
を解説しています。
地方移住に失敗しないための方法や、必要なモノを紹介するので、
地方移住の参考になれば、幸いです。
地方移住のメリット・デメリットを考えよう
地方移住を検討しているのなら、
地方移住をするメリットとデメリットを考えてみましょう。
あなたは、いくつ思い浮かびますか?
メリットとデメリットをあらかじめ考え、覚悟しておかなければ、
地方移住をしても、嫌になることばかりが起きてしまいます。
以下で解説する内容は、
「地方移住の具体的なメリット・デメリット」に関してです。
明確にメリット・デメリットが思い浮かべられないのなら、
ここで一緒に、考えてみましょう。
田舎移住のメリット
地方移住をしたいということは、
地方移住にメリットを感じているはずです。
しかし、なかなか具体的に思い浮かばない人もいるでしょう。
地方移住のメリットを考えておかないと、
何をしたいから地方移住に憧れているのかがわかりません。
「どこに地方移住するべきか」
「地方移住した後は、なにをしたらよいのか」
これらが、わからなくなってしまうのです。
そのため、地方移住をする前に、
あらかじめ地方移住をする、あなたなりのメリットを考えましょう。
以下では、地方移住の代表的なメリットを4つ紹介します。
これを参考にして、あなたなりのメリットを、
具体的に考えてみてください。
1.ゼロからスタートできる
地方移住をすれば、
すべてがゼロからスタートができるメリットがあります。
というのも、新しく住む地域では、
あなたへ印象がゼロから始まります。
以前まで住んでいた地域で、あなたがどんなに好印象を抱かれていても、
どんなに悪印象を抱かれていても、移住先でそれを知る人はいません。
つまり、住民が感じるあなたへの印象を、
あなたは、再構築することができるということです。
たとえば、
まじめに働けば、まじめな人に、
引きこもって生活をすれば、陰気くさい人に。
このように、あなたの生活次第で、
あなたがどのような人なのかを印象付けられます。
以前までの印象がないため。
あなたが感じて欲しい印象にできるのです。
そのため、新たなスタートをするという意味では、
このメリットは、とても重要になるでしょう。
2.あなたの理想を求められる
地方移住をすれば、
あなたの理想どおりの生活を追い求められます。
たとえば、カフェを開いたり、
毎週バーベキューや森林浴をしたり、
都会ではできなかったあなたが求める生活を、実行できるのです。
しかし、地方によっては、
排他的な地域も存在します。
そういった地域では、
あなたの理想を求めづらいかもしれません。
あなたの理想どおりの生活を求めるためにも、
地方移住先は、慎重に選ぶようにしましょう。
3.未知の経験ができる
地方移住をすれば、未知のことを経験ができます。
都会と田舎では、環境が異なります。
つまり、経験できることが違うのです。
具体的には、たとえば農業、
狩猟や森林浴など。
都会ではなかなかできないことが、
田舎でなら体験できます。
他にも、川遊びや魚釣りなど、
何気ない日常が、すべて新鮮に感じられるのです。
地方移住すれば、新鮮な体験ができて、
退屈しない日常が手に入るかもしれません。
しかし、新しい日常は、
1年も経てば、新鮮に感じなくなるかもしれませんが。
4.人が少ない
田舎は、都会と比べると、圧倒的に人が少ないです。
しかし、これをメリットと考える人もいるでしょう。
人が少なくないため、未開の部分が多く、
競争相手が少ないため、商売がしやすい。
人が少ないため、あなたのペースで、
悠々自適に生活を送りやすい。
このように、人が少ないことで、
恩恵を受けられることは、少なくありません。
特に、新たに商売を始めようと考えているのなら、
地方は、狙い目な可能性があります。
人がいない、競争相手がいない、
これらの利点を生かしてみては、いかがでしょうか。
地方移住のデメリット
地方移住は、メリットだけではなく、
デメリットも存在します。
移住前にデメリットを想定しておかないと、
地方移住しなければよかったと思ってしまうかもしれません。
都会での常識がまったく通じない地域もあります。
そのため、地方移住にはどのようなデメリットがあるのかを想定し、
それはあなたの許容範囲かを考えてみてください。
以下では、地方移住の代表的なデメリットを4つ紹介します。
紹介するデメリットを参考にして、
あなたが考える地方移住のデメリットを想定してみてください。
1.地域のつながりが強すぎる田舎
代表的なデメリットのひとつに、
「住民のつながりが強すぎる地域がある」
というものがあります。
田舎によっては、週3回以上も召集をかけられたり、
消防団に加入しなければいけなかったり、
ご近所付き合いのお返しだけで出費がかさんだり…...
つながりが強いがために、
こういった風習が残っている地域があるのです。
もし、人付き合いが苦手だったら、
相当な苦行となることでしょう。
人付き合いが苦手でしたら、
こういった風習が残っていない地域に移住することをおすすめします。
2.虫が多い
基本的に田舎は、都会より虫が多いです。
夜に部屋の電気をつけていると、
虫が窓にびっしり張り付いていることも珍しくありません。
家の中や車の中にも、
日常的に、虫たちは進入してくるでしょう。
田舎は、虫と共存しているようなものなのです。
そのため、虫が苦手でしたら、
地方移住には、相当な覚悟が必要です。
3.働き口が少ない
田舎は都会に比べ、圧倒的に求人が少ないです。
コンビニや生協の求人はすぐ埋まりますし、
農家さんのバイトは季節性で1年を通して雇ってもらえません。
かといって、都会までは距離が遠いですし、
インターネット回線すら通っていない地域もありますし。
このように、地方では、
働ける場所がとにかく少ないのです。
地方移住の際は、どうやってお金を稼ぐのかを、
事前に考えておくことをおすすめします。
自治体の補助金、
近隣農家や地域おこし協力隊の求人を探しておくとよいでしょう。
4.人が少ない
メリットでも紹介しましたが、
人が少ないことは、デメリットにもなり得ます。
情報がすぐ全体に広まりますし、新しいコトやモノが入ってきません。
人の出入りが少ないので、一度決まった印象を変えるのは困難です。
地域によって強弱はありますが、都会暮らしに慣れている人は、
そういった変動しない環境を、窮屈に感じてしまうかもしれません。
何も変わらない環境が嫌なのでしたら、
田舎ではなく、地方都市や別荘地に移住することをおすすめします。
結局住んでみなければわからない
田舎移住をするメリットやデメリットを、
たくさん思い浮かべられましたか?
デメリットよりメリットのほうに魅力を感じるのなら、
楽しい移住生活を送れる可能性があります。
しかし、デメリットばかり思い浮かべた人でも、
地方移住を楽しめるかもしれません。
移住する地域によっては、
あなたの考えているデメリットがほぼない地域も存在します。
デメリットが気にならなくなるほど、
強いメリットがあることもあるでしょう。
結局、住んでみてからしかわからないのです。
とはいえ、メリット・デメリットをあらかじめ思い浮かべることで、
あなたに適する地域を探しやすくなります。
地方移住に失敗するためには、重要なことですので、
しっかりとメリット・デメリットを考えるとよいでしょう。
移住までのステップ
田舎に移住するにしても、
いきなり移住することは、おすすめしません。
しっかりとしたステップを踏み、
地方移住に失敗する確立を抑えましょう。
以下では、地方移住の手順を解説していきます。
特に、
「移住地域の下調べ」と「空き家の売買・賃貸」
は重要なことです。
これらを怠らないようにすれば、
地方移住が成功する確率を上げられるので、参考にしてください
移住地域を決めよう!
まずは、移住する地域を決めましょう。
地域によって地域のつながりや気候など、
まったく異なった特徴がありあます。
「あなたはどんな田舎暮らしをしたいのか」
これをよく考え、
失敗しないように移住先を厳選していきましょう。
・地方・田舎移住に失敗しないための下調べ方法
・花粉対策|花粉が少ない地域って?ランキング形式で紹介!
お試し住宅を活用しよう!
なんとなくでも地域を厳選したら、
お試し住宅を活用してみましょう。
お試し住宅とは、
多くの地域で導入されている制度です。
自治体が用意した物件を、
短期から中期にかけて、格安で宿泊することができます。
お試し住宅に宿泊している間に、
その地域はあなたに適しているのかを考えましょう。
そして、その地域を気に入ったのならば、
今度は移住するための家を探す必要があります。
・<お試し住宅とは!?>今話題の地方・田舎移住の第一歩
・目次|全国のお試し住宅・お試し滞在施設をまとめてみた
居住用の家探そう!
地方移住をするのなら、
あなたが居住するための、家を探さなければいけません。
しかし、田舎には、
不動産屋がないところが多くあります。
そのため、一昔前までは、
「その地域に顔を覚えてもらい、つながりを作り、
信用を得てようやく家を貸してもらえる」
このようにして、家を探す時代でした。
現在でもアナログ的に探す地域はあります。
しかし、「空き家バンク」を活用すれば、
インターネット上で空き家を探せるのです。
空き家バンクとは、地方の空き家の情報を集めて、
行政が移住者に空き家を紹介するサービスです。
空き家バンクを活用すれば、
従来よりも家探しに時間を要しません。
とても簡単に使えるサイトなので、
参考にしてください。
・目次|47都道府県空き家バンク情報の一覧
・日本に生息している毒蛇とは?田舎に行くなら覚えておきたい蛇のこと
・空き家問題-今の人と昔の人の家に対する考え方
しかし、居住用の家を購入・賃貸する場合は、
確認しておきたいことが、4つあります。
以下で紹介しますので、よく参考にしてください。
1.トイレやお風呂は確認しよう
田舎と都会では、
トイレやお風呂が異なります。
都会のトイレは、水洗トイレがほとんどです。
それに対して、田舎では未だに、
ボットントイレや、簡易水洗が珍しくありません。
浄化槽やボットントイレの場合は、
「汲み出し」や「点検」を行わないといけないなど、
初めて使う人にとっては戸惑うことばかりです。
お風呂に関しても、
プロパンガスや灯油が燃料の地域が多く、
慣れない人は戸惑ってしまうでしょう。
賃貸・売買する家は、
どのようなトイレとお風呂なのかを確認することをおすすめします。
・空き家の知識|トイレの種類と処理方法!水性・簡易水性・汲取りの違い
2.中古の家はプロに調べてもらおう
中古の家を売買・賃貸する場合は、
プロに家の状況を、診てもらうことをおすすめします。
特に空き家期間が長い家は、
外見ではわからない部分が、傷んでいるかもしれません。
それを知らずに購入・賃貸してしまうと、
後々のトラブルに発展してしまうでしょう。
最悪の場合、地震のような災害で、
倒壊する恐れもあります。
家が倒壊しては、
大怪我をすることにつながるでしょう。
そうならないためにも、
「住宅診断士」という資格を持っているプロに、
購入・賃貸する家の点検を、依頼することをおすすめします。
3.賃貸契約は契約書を作成しよう
賃貸契約をする場合、
契約書を作成するのが一般的です。
契約書を作成しないと、
トラブルに発展する恐れがあります。
しかし、空き家バンクなどの個人間取引の場合は、
プロが仲介しないという理由で、契約書を作成しないケースがあります。
そのため、空き家に関するトラブルが多発しているのです。
具体的には、たとえば
「契約年数は何年なのか」
「家賃はいくらなのか」
このようなことで揉めてしまいます。
ひどい場合は、
家から急に追い出された
なんていう話もあるのです。
家に関するトラブルを起こさせないためにも、
取り決めたことを書面で残すことをおすすめします。
現在では、簡単な賃貸契約の書式を、
インターネット上でダウンロードすることが可能です。
簡単にできますので、
契約書作成をすることを推奨します。
4.新築を建てるのは一息おいてから
ひとによっては、田舎移住と同時に、
「マイホームを建てよう!」
と、考えている人もいるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。
本当にその地域に不満はありませんか?
本当にその地域に家族で永住しますか?
本当にローンを返済できますか?
こういったことを、最低でも1年は、
地方移住先で、暮らしながら考えることをおすすめします。
都会でしたら、住宅を売ればお金になりますが、
田舎ではそうはいきません。
買い手が少ない場合は、安くたたかれるので、
家を売っても、借金だけだけが残るなんてこともあります。
このように、地方で家を買うということは、
お金に換金できない資産を持つようなものです。
そのため、家を購入・建築する際は、
本当にその地域で暮らしていけるのかを、考える必要があります。
その点をよく考えてから、
マイホームを建てることを、推奨します。
引越しをしよう!
住む家が決まったら、今度は引越しです。
引越しをするのなら、
「自力で引越しをおこなう」か、
「引越し業者に依頼する」のどちらかでしょう。
安く済ませるのなら、自力で、
荷物が多いのなら、業者に依頼することをおすすめします。
以下で解説する内容は、それぞれで活用したいサービスです。
お得にサービスを利用するためにも、参考になればと思います。
1.引越し業者に依頼する場合
引越し業者に依頼する場合は、
「引越しラクっとNAVI」を利用すると、
最安値で引越しを、依頼することができます。
「引越しラクっとNAVI」とは、
複数の引越し業者に、見積もりをできるサービスです。
このサービスを使っても、引越し業者一括見積もり特有の、
業者から、営業の電話や資料が届くということがありません。
なぜなら、「引越しラクっとNAVI」では、
専用スタッフが、あなたの要望通りの引越し業者を探してくれるからです。
あなたの情報が、引越し業者には伝わらないため、
「引越しラクっとNAVI」との1回の通話で、見積もりを終えられます。
そのため、引越し業者の一括見積もりの短所であった、
「複数の業者から、営業の電話が毎日のようにかかってくる」
ということが、「引越しラクっとNAVI」では、起こりません。
もし、業者にされる営業を避けたい場合は、
「引越しラクっとNAVI」を利用することを、おすすめします。
2.自力で引越しをおこなう場合
業者に引越しを依頼するよりも、
あなた自身で引越しを行ったほうが、安上がりです。
実際に、ぼくも、
引越しは自力でおこなっています。
自力で引越しをおこなう場合は、
交通費しか、費用がかかりません。
車が無い場合は、レンタカー代が必要ですが、
引越し業者に依頼する1/4ほどの料金で、引越しができます。
もし、車をレンタルするのなら、
「スカイチケットレンタカー」の利用が、おすすめです。
「スカイチケットレンタカー」では、
検索した地域の周辺にあるレンタカー業者の料金を、比較できます。
北海道から沖縄までの地域をカバーしているので、
日本全国のレンタカー業者を比較できるでしょう。
レンタカー業者の比較は、
スカイチケットレンタカー公式HPから検索するだけで、
簡単に業者を比較できます
予約もインターネット上からできるので、お試しください。
・<初めての自動車保険>あなたに適した自動車保険の見つけ方
・ETC初心者講座!ETCカードの使い方や種類・おすすめクレジットカード
移住に必要なものとは?
田舎移住をするのなら、
都会生活とは異なるものが、必要になります。
初期費用がかさみますが、
なくてはならないものですので、少しずつ集めていきましょう。
以下で紹介する内容は、田舎移住に必要なものについてです。
特に自動車の優先度は高いですので、
田舎移住前に購入しておくことを、おすすめします。
自動車
田舎生活に欠かせないもののひとつに、
自動車があります。
田舎生活は、どこに行くのにも車が必要で、
車がないと、仕事や買い物に行けません。
車は維持費も高額ですし、
車検、自動車税や自動車保険、タイヤに関する知識も必要です。
しかし、車社会である田舎では、
車がないと何もできませんので、確実に確保しておきましょう。
・自動車入門!メリットとデメリットと利用前に知っておきたいこと
・車検と税金|車の維持費ってどのぐらい?車の購入前に知っておきたいこと
・ETC車載器はどれがおすすめ?ETC2.0とはなんなのか?
草刈機
ド田舎生活では、草刈機がなくては生活できません。
なぜなら、田舎生活は草との戦いでもあるからです。
真夏日には、週1回の頻度で自宅周辺の草を刈らないと、
近所からクレームが入ったり、虫が大量に発生したりと、
日常生活に支障がでてしまいます。
また、地域によっては、
道路周辺の草を刈るというイベントがあるので、
草刈機を持っていないと話になりません。
そのため、草刈機は、
田舎生活ではなくてはならないものなのです。
そんな草刈機には、以下の種類があります。
- バッテリー式
- ガソリン式
- チップソー
- ナイロンカッター
さまざまなタイプがあるので、
あなたの用途によって購入するものを選択してください。
草刈機を使用する場合は、
ほかにも、軍手やフェイスカバーなどを装着しないと、
怪我をする恐れがあるので、注意が必要です。
草刈機については、
「草刈機は電気とガソリンどっちが良いの?草刈機の選び方と必要な道具」
で詳しく解説しているので、参考になれば幸いです。
チェンソー
チェーンソーとは、木を伐採する道具です。
田舎生活を送るとき、
チェーンソーが必要になる人もいるでしょう。
たとえば庭の木を伐採したい人や、
まきを割りたい人などは、必要となります。
しかし、チェーンソーは、
下手したら、大事故を引き起こす道具です。
怪我をしないためにも、
道具選びは、慎重に行わなければなりません。
最近では女性でも扱える軽量タイプも発売されていますが、
とにかく有名メーカーのものを購入することを、おすすめします。
工具
DIYをしようとする場合、かならず工具が必要になります。
ニッパーや金槌、ベンチや電動ドリルなどは、DIYの必需品です。
もしあなたが、田舎生活の中で、
手作りの何かを作ったり、
家の補修をしたりするというのであれば、
かならず準備しておきましょう。
・DIY| ペンキを塗るときに必要な道具とは?刷毛やローラー以外にも
・DIY|外壁塗装の方法と工程-ペンキ塗りの注意事項
山で暮らす愉しみと基本の技術
田舎生活をするにあたって、
おすすめしたい本があります。
それは、大内正伸さん著者の、
「山で暮らす愉しみと基本の技術」です。
この本は、木の伐採法、水路の補修や暖炉裏の再生方法など、
田舎暮らしでは、あったら便利な知識や技術がつめられています。
図解も多く、とてもわかりやすい本ですので、
一読しておくことをおすすめします。
あなたは移住先でなにをしたい?
あなたはなぜ、地方移住をしたいのでしょうか?
「山で遊びたい」
「こどもを田舎で育てたい」
「釣りを日常生活の一部に組み入れたい」
せっかく田舎移住をするのなら、
あなたがやりたいことをとことんやりましょう。
以下では、「田舎でやりたいことの王道」を5つ紹介します。
田舎で何をやりたいのか。
これを考えないで地方移住をすると、
地方移住をした理由が、分からなくなるかもしれません。
それでは、移住が失敗となる恐れがあります。
地方移住を失敗させないためにも、これを参考にして、
田舎移住でやりたいことを、たくさん考えてみてください。
BBQ
田舎に行ったら、月に1回はバーベキューをしたいと、
多くの人が、考えるのではないでしょうか。
自分で育てた野菜や、釣ってきた魚を焼いて食べる。
都会に住んでいる友人を招待すれば、
楽しいこと間違いないでしょう。
山・川・海の食べ物を、
新鮮なうちに食べられるBBQは、とても魅力的ですよね。
山遊び
田舎といったら、
「山」
と考えてしまうのは、ぼくだけでしょうか。
山菜やきのこを採りに山に入る。
そんなことをすれば、季節を楽しめて、
おいしいものも食べれて、メリットばかりです。
季節を存分に味わえ、よい運動にもなるので、
心身ともに、健康的になること間違いありません。
しかし、毒のある蛇には注意したいところです。
また、毒のあるきのこや山菜を、
間違えて食べないように気をつけてください。
・日本に生息している毒蛇とは?田舎に行くなら覚えておきたい蛇のこと
魚釣り
山暮らしでも、海暮らしでも、
釣りをすることができます。
季節事に、異なるおいしい魚を食卓に並べれば、
田舎生活も楽しめ、ついでに食料を調達することも可能です。
地域によっては、うなぎを釣ることもできるので、
なかなかロマンある趣味ですよね。
とはいえ、魚は調理をしなければいけませんので、
奥さんに負担をかけないように、
自力で調理できるようになることを、おすすめします。
天体観測
明かりの少ない深夜、
そんな場所で天体観測をしてみてはいかがでしょうか?
「空いっぱいに広がる星」
「日の出とともに現れる雲海」
これらを日常の中で見られるのは、田舎ならでは。
彼女さん、奥さんや子どもとおこなう天体観測なんて、
とてもロマンチックですよね。
せっかくの田舎生活、
天の川や流星群などの観測を行ってみてはいかがでしょうか?
DIY
家の補修や家具の制作などを行うDIY。
自分で自分のものを、
作ったり直したりするのは楽しいですよね。
田舎暮らしなら、敷地も広く近所も遠いので、
思う存分DIYに、熱を出すことできます。
ぼくは元塗装やなので、塗装のことしか書けませんが、
ペンキ塗りに興味があるのなら、是非ぼくの記事を読んでみてください。
・塗装屋の服装って何を着るべき?持っておきたい基本的な道具も!
・DIY|木を染める方法と必要な道具_木の塗り方
・DIY|床の塗り方と必要な道具_コンクリート・フローリング塗装
移住するときにかかる大きな支出
田舎移住と都会生活では、支出にも違いがあります。
思いもよらぬ出費で、生活が苦しくならないように、
「何にお金がかかりそうなのか」を、
あらかじめ計算しておくことが大事です。
以下では、「田舎移住でかかる支出」を3つ紹介します。
田舎移住の将来設計に、是非役立ててください。
税金
住む地域によって、
税額が異なる税金があります。
その中でも「国保」は、
地域によって2倍もの差があるのです。
あなたがもし会社を辞めて田舎移住をするのであれば、
「国保」料金は死活問題になる可能性があります。
また、会社員を辞めた年は、
恐ろしい額の税金を請求されるかもしれません。
移住後に家計が苦しくならないように、
どのぐらいの請求をされるのかを、前もって計算しておくことをおすすめします。
・田舎移住する前に知っておきたい税金などの支出のはなし
・<住民税・年金・国保>退職してからかかる税金等のお金のはなし
・国民健康保険の税率一覧-47都道府県の県庁所在地をまとめてみた!
ガソリン代
田舎の移動は、車移動が当たり前です。
むしろ、徒歩や自転車で移動する必要がありません。
また、草刈機の利用やストーブを利用する場合など、
ガソリンや灯油を大量に消費します。
これらのことで、ガソリンを大量に使うので、
田舎暮らしでは、ガソリン代による出費割合が高いです。
比較的、家計に負担がかかるガソリン代を、
大まかでよいので、移住前から計算しておきましょう。
そうすることで、生活で必要なお金を、
なんとなく予想できます。
ちなみに、田舎のガソリンスタンドは、
基本割高なので、注意してください。
水道・光熱費
田舎には、
水道・光熱費が異様に高い地域が存在します。
水道が自治体管理のせいで、
水道を使うための初期費用が1万円以上かかったり、
プロパンガスが異様に高かったりと、
都会以上に、水道光熱費が高くつくのです。
しかし、水道料金が無料の自治体も存在します。
地域によって全く異なるため、あなたの移住する地域は、
水道光熱費がいくらかかるのかを
あらかじめ調べておくをおすすめします。
移住したらどうやって働くのか?
田舎移住のハードルを最も上げているのが、就職でしょう。
農業や林業なら引く手あまたですが、
それ以外の仕事をしようとすると、
一気に求人数が減ってしまいます。
地方都市に近い田舎なら、働きに行けますが、
地方都市から遠いド田舎は、大変苦労することでしょう。
以下では、
「田舎で仕事をする4つの方法」を紹介します。
地方移住した後に就く、就職の参考になれば、幸いです。
地域おこし協力隊
地方移住後の就職候補として、
「地域おこし協力隊」は、いかがでしょうか。
「地域おこし協力隊」とは、
その地域を活性させるために雇われた、準公務員のようなものです。
多くの地域が募集をかけており、雇用されれば、
安定した給料をもらいながら、
ユニークな仕事をすることができます。
しかし、「地域おこし協力隊」は、
最大3年ほどの任期を終えると解任されるので、
卒業後の働き口を、見つけなければなりません。
3年も空白期間があると、
都会の仕事に就くのは、困難になる可能性があります。
しかし、中には「地域おこし協力隊」を、
ただの雑用としか認識していない地域もあるので、注意が必要です。
地域おこし協力隊には、
そのようなデメリットにも、気をつけてください。
フリーランス
地方移住するのなら、
フリーランスになるという手もあります。
フリーランスとは、会社に属さず、
自力で収入を作る働き方のことです。
田舎移住をする人の多くが、
目指したい働き方のひとつではないでしょうか。
最近では、インターネットが普及したため、
フリーランスになるハードルが下がったといえます。
しかし「ライター」などの誰でも手が出せる仕事は、
はじめのうちは単価が低く続けることが困難です。
途中でやめてしまう人も、多くいるでしょう。
ですが、特殊な技能を持たない人が、
家から出ずにお金がもらえる仕事の中では、
「ライター」や「動画編集」がもっとも現実的です。
格安で「ライター」のコーチングをしてくれる人もいますので、
とりあえずやってみたいという人は、一度受けてみてはいかがでしょうか?
・Webライターはつまらない?続けるかどうか悩んだら読むページ
・3ヶ月で月収50万円を目指してやったこと&学び取ったこと
移住先でのアルバイト
ド田舎でも、
アルバイトの募集を行っている場合があります。
アルバイトの代表的な場所であるコンビニ、
スーパーや郵便局などは、倍率が高いため受かりづらいです。
しかし、田舎の場合、
農家やペンション・ホテルなどでバイトを募集しています。
これらのバイト先は、繁忙期というものが存在し、
その期間なら、多くのアルバイトを募集しています。
とはいえ、特に農家のようなバイト先は、
給料が少ないかもしれません。
実際、ぼくがお手伝いしたブルーベリー農家では、
日給が5,000円とブルーベリーの現物支給でしたし……
それでも、仕事が少ない以上、
これらのバイト先は、大変貴重です。
農家や宿泊施設のバイト求人は、
ハローワークや住み込み.comなどに、
掲載されていない可能性があります。
もし、そういったバイト先を探すのであれば、
地方移住の先輩や地域おこし協力隊に、
バイトできる場所を尋ねることが、おすすめです。
移住先が推奨している仕事
地域によっては、
自治体が推奨している仕事があります。
特に多いのが、林業や特産品の農業です。
そういう仕事に就く場合は、
補助金が支給されたり、
住む場所を提供してもらえたりする可能性があります。
地域によって様々な支援をしているので、
よく調べてみるとよいでしょう。
もし田舎移住に失敗したら
田舎移住の失敗には、いくつかのパターンが存在します。
田舎移住をするのなら、誰もが背負うリスクなので、
リスクを回避するような行動をしておいきたいところ。
また、たとえ田舎移住に失敗しても、
「失敗したらどうするのか」
を、考えておけば、傷は少なくすみます。
以下で解説する内容は、
「代表的な移住の失敗パターン」です。
この失敗パターンを参考にして、
失敗後の行動を、事前に考えていおくことをおすすめします。
地域になじめない
「地方移住したのに、地域になじめなかった」
このような理由で、地方移住が失敗する人が、多くいます。
田舎は都会より、地域のつながりが強いです。
多少の強弱はあれど、
どの地域でも、都会より密接につながっています。
つながりが強いがために、
派閥争いをしていたり、
移住者へ悪感情が向けられたりするかもしれません。
ほかにも、毎日のように開かれる酒の席、
消防団や地域のイベントなど、
人と接することが苦手な人にとっては、
地獄のような生活になる可能性もあるのです。
そんな生活が長く続くわけもないので、
移住を断念せざるをえなくなります。
その結果、失敗した地方移住となってしまうでしょう。
しかし、地域のつながりに関するデメリットは、
下調べをしている間に、移住者に聞いておけばわかることです。
あらかじめ下調べをしておけば、
このパターンでの失敗のリスクは、大幅に下げられます。
「地域になじめなかった」という失敗をしないためにも、
入念に下調べをしておくとよいでしょう。
経済的に苦しくなる
「仕事に就けなかったがために、経済的に苦しくなった」
このような理由で、地方移住が失敗するケースもあります。
地方移住をしても、思ったように仕事が見つからなかったり、
仕事を辞めてしまったりするかもしれません。
職に就けない場合は、一気に経済的に苦しくなるでしょう。
もしそういう状態になったら、
貯金が底をつく前に実家に帰るか、
地域おこし協力隊やライター活動をすることを、おすすめします。
地域おこし協力隊になれれば、とりあえず3年間は安泰です。
ライター活動でも、本気で取り組めば、
初月から10万円以上の収入を得られる可能性があります。
どちらも必要な技術や資格はないので、検討してはいかがでしょうか。
しかし、貯金が底をついてしまい、即金がほしいのでしたら、
住み込みバイトをすることをおすすめします。
住み込みでしたら、最低限の生活は保障されます。
貯蓄もできますので、立て直すことが可能でしょう。
住み込みで働くのでしたら、
「はたらくどっとこむ」や、
「リゾートバイト.com」がおすすめです。
どちらも多くの求人があるので、
生活を立て直せることができます。
「数ヶ月リゾートバイトをして、
残りを田舎で暮らす」
このような生活を送っている人もいるので、
是非とも、活用してみてください。
環境があわない
「田舎に越したが、体が環境にあわない」
そのような理由で、地方移住が失敗になるパターンもあります。
実は農薬アレルギーだったり、
雪かきをする体力がなかったり、
このようなことで、田舎に滞在できなくなる可能性があるのです。
このようなことを感じたら、速やかに都会に戻りましょう。
無理して田舎で暮らしても、よいことはありません。
地方移住する際は、こういった失敗をしないように、
厳しい時期に、田舎で仮生活を送るとよいでしょう。
また、アレルギー検査も、事前にしておくことをおすすめします。
さいごに
地方移住前に考えておきたいことを紹介しましたが、いかがでしたか?
田舎移住は、とてもリスクある行動で、
万人におすすめできるものではありません。
地域によっては、様々な文化や雰囲気があり、
移住者を喜ばせたり、悲しませたりします。
「リスクを背負ってでも、田舎移住したい」
そう思えるのであれば、是非とも移住をしてください。
最悪、飽きたら帰ればよいのですから……
さいごに、田舎移住で重要なことを、5つ書いておきます。
これをしっかり考えてから計画すれば、
田舎移住に失敗する確立は、低くなるはずです。
また、田舎移住にたとえ失敗しても、
次の行動に、すばやく移すことが可能になるでしょう。
- 田舎移住のメリットとデメリットを考えること
- 田舎移住したらやりたいことを考えること
- 田舎移住したときの働き方やお金の収支に関して計画を立てること
- 移住候補の地域をしっかりと調べておくこと
- だめだった場合どうするのか考えること
以上で、「最重要|地方移住を失敗させないための予備知識とは?」をおわります。