茨城県大子町が誇る「袋田の滝」。
高さ120m、横幅73mの大きな滝は、GWやお盆には長蛇の列ができるほどの人気スポットです。
しかし、あくまでも滝。
やはり見に行くには、それなりの装備が必要だと考える方も少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、袋田の滝に適した服装や、一緒に周りたい周辺の観光スポットをお伝えしていきます。
袋田の滝は国内でも屈指の人気を誇る滝なので、茨城県周辺を旅行する際はぜひとも訪れてみてください。
Contents
・3月下旬でも北茨城のあんこう鍋は美味しいの?実際に食べてみた!
・茨城県の海鮮市場なら那珂湊おさかな市場!旬の魚や飲食店を紹介
・<福島観光>福島県の観光地7ヶ所の紹介とおすすめ度
袋田の滝に適した服装は?
袋田の滝には、どのような格好で訪れても問題ありません。
駐車場から袋田の滝まで舗装されているため、土や埃がつくことはないでしょう。
また、地面が舗装されているので、ヒールやサンダルでも問題ありません。
しかし、駐車場から袋田の滝までは少し歩くことを覚えておきましょう。
ちなみに、実際に訪れてみたところ、ほとんどの人がスカートやジーパンなどの格好をしていました。
ジャージや登山ウェアを着ている人は、いませんでしたね。
実際ぼくもジーパンにTシャツでしたし、彼女はワンピースを着ていました。
それでも何も問題がなかったので、袋田の滝に訪れるときは普段の格好でよいと思います。
ただし、冬の袋田の滝に訪れる場合は、しっかりと防寒対策をしていきましょう。
滝が凍るほどの寒さになるので、厚着をするとともに、ホッカイロなどの防寒グッズもお忘れなく。
袋田の滝周辺にある観光スポット
袋田の滝周辺には、それほど多くの観光スポットがありません。
そのため、ここでは茨城県全体の観光スポットをお伝えしていきます。
奥久慈憩いの森(車で10分)
「奥久慈憩いの森」では、バードウォッチングやキャンプを楽しめる。
47ヘクタールという広大な土地に、2万本ものスギやヒノキが植えられていて、その豊かな緑には圧巻。
比較的施設もきれいで、キャンプには最適なスポット。
自然豊かな場所でキャンプをしたい場合は、おすすめできる。
公式HP⇒http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000025.html
フォレスパ大子(車で15分)
森の中でプールが楽しめる「フォレスパ大子」。
驚くことに、温水を使っているため、1年中遊べるのだとか。
とはいえ、子供にほどよい感じの施設になっている。
デートには、適さないと思われるので、おとなしく海水浴やハワイアンズに訪れるのがよさそう。
那珂湊おさかな市場(車で90分)
茨城県の海鮮市場である「那珂湊おさかな市場」。
茨城県を始めとした、近海の美味しい海の幸を堪能できる。
季節によっては、その場で生岩牡蠣や生うにを食べることも可能。
比較的良心的価格で売られているので、BBQの食材の調達にも便利。
公式HP⇒http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/
・茨城県の海鮮市場なら那珂湊おさかな市場!旬の魚や飲食店を紹介
大洗水族館(車で90分)
「大洗水族館」は、茨城県でもっとも有名な観光スポットのひとつ。
580種類ものお魚たちが展示されており、水族館ではお馴染みのイルカやアシカのショーも実施している。
19,800平方メートルもの広い施設で、廃れた水族館とはわけが違う。
年間100万人が訪れる水族館に訪れれば、きっとよい旅の思い出になるだろう。
公式HP⇒http://www.aquaworld-oarai.com/
牛久シャトー(車で120分)
日本初の本格的ワイン工場である「牛久シャトー」。
フランスの高級ワインの製造法を取り入れて、現在でもワインの生産をおこなっている。
牛久シャトーでは、園内にあるブドウ畑を見学したり、ワイン造りの資料を閲覧したりできる。
ワインに興味があるのであれば、楽しめる施設だと思われる。
しかし、以前まであった以下の施設は閉鎖されてたので要注意。
- レストラン キャノン
- ラ・テラス・ドゥ・オエノン
- バーベキューガーデン
- スーベニアショップ
- ワインセラー
- 牛久ワイナリー
- 牛久ブルワリー
那須高原(車で90分)
栃木県の観光スポットである「那須高原」。
避暑地として有名で、オルゴール美術館や南が丘牧場が人気。
他にも、たくさんの観光スポットがあるので、袋田の滝とあわせて観光してもよいかもしれない。
スパリゾート ハワイアンズ
「スパリゾート ハワイアンズ」では、屋内プールが1年中楽しめる。
フラダンスのようなショーも頻繁に行われており、東京や仙台からも多数の観光客が訪れている。
プールはもちろん、スライダーも豊富にあるため、デートやグループでも楽しむことが可能。
しかし、人気のあまり繁忙期は恐ろしいほど混雑するため、混雑が苦手な方は夏に訪れるのはやめたほうがよいかもしれない。
公式HP⇒https://www.hawaiians.co.jp/
袋田の滝はこんなところ
そもそも、袋田の滝とは、どのようなところなのでしょうか。
この章では、袋田の滝の見所をお伝えしていきます。
日本三名瀑のひとつ
袋田の滝は、那智の滝・華厳の滝に並ぶ、日本三名瀑のひとつです。
落差は74mあり、日本の滝百選で1位を獲得した経験もあり、日本でも屈指の人気がある滝だといえるでしょう。
袋田の滝の別名は、「四度の滝」です。
四度の滝という別名の由来は、以下の2つの説があります。
- 4つの季節に訪れなければ、袋田の滝の真の風趣は味わえないから
- 袋田の滝の滝川は、岩肌に4回落ちるから
ぼくとしては、前者のオールシーズン訪れるべしという説が、四度の滝の由来であってほしいと思います。
実際に、春夏秋冬ではまったく見せる表情が違いますし、すべての季節で楽しめます。
なかでも、紅葉を楽しめる秋や、滝が凍る冬は見もので、袋田の滝の素晴らしさを感じられるはずです。
冬の凍った滝が有名
先ほども述べたように、袋田の滝は冬になると凍ります。
これほど大きな滝が凍るのは非常に珍しく、関東周辺ではなかなか見られません。
水が流れているはずなのに、あまりの寒さで滝が凍ってしまうのです。
凍る滝なんて見たことない人も少なくないのではないでしょうか?
この凍った滝はなかなか幻想的で、滝が凍るととにかく観光客であふれ返ります。
毎年必ず凍るわけではないので、袋田の滝が凍ったら、ぜひとも訪れてみてください。
ちなみに、袋田の滝が凍っているかは、公式HPで公開されています。
最近はあまり凍らないようなので、かならずチェックしておきましょう。
袋田の滝公式HP
⇒https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/fukuroda_falls.html
11月からライトアップされる
袋田の滝は、11月ごろからライトアップを開始します。
ライトアップ期間中は夜間も営業しており、紅葉とのマッチングや凍る滝をきれいに照らしてくれます。
紅葉の時期や滝が凍る時期と被るので、より一層観光客が多くなる時期です。
あたりは真っ暗なのに、滝がライトアップされているため、幻想的な姿を拝めるのです。
この凍った滝を見る目的で、遠方から大子町に大勢の方が押し寄せます。
ちなみに、滝だけではなく、滝への道のりにあるトンネル内もライトアップされます。
袋田の滝へ続くトンネルのライトアップも素敵で、もしかしたらトンネルのほうが幻想的に感じるかもと思えるほどです。
年寄りだけではなく若い子にも人気で、デートスポットとしても活用できるでしょう。
袋田の滝の基本情報
名称
⇒袋田の滝
住所
⇒茨城県久慈郡大子町袋田3-19
定休日
⇒無休
営業時間
4月~10月:8:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
ライトアップ時期:20時まで
ライトアップ期間
⇒11月1日~1月31日
公式HP
⇒https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/fukuroda_falls.html
袋田の滝へのアクセス方法
袋田の滝には、公共機関か車を利用する方法があります。
この章では、それぞれのアクセス方法をお伝えしていきます。
公共機関を利用したアクセス方法
東京駅~袋田駅(電車)
料金:3,020円
時間:3時間40分
袋田駅~袋田の滝(バス)
料金:210円
時間:11分
時刻表
袋田の滝の最寄り駅は、袋田駅です。
東京から上野東京ラインで水戸駅まで行き、 水郡線で袋田駅に行きます。
袋田駅から袋田の滝まではバスが出ていますが、本数が少ないので注意してください。
1日4本ほどしか出ていないので、かならず上記に貼ってある時刻表を確認しましょう。
ちなみに、GWや紅葉時期などの繁忙期は、非常に混雑します。
渋滞によりバスが遅れることもよくあるので、余裕をもって行動することをおすすめします。
車を利用したアクセス方法
東京~袋田の滝
時間:2時間30分
距離:160km
料金:3,680円~
袋田の滝の最寄り駅は、那珂ICです。
那珂ICから50分ほど北に進めば、袋田の滝に着きます。
袋田の滝周辺は、道が狭いので気をつけてください。
また、冬は降雪があったり、アイスバーンになったりするので、かならずスタッドレスタイヤを装着しましょう。
ちなみに、車を持っていなくても、2人以上で訪れるのであればレンタカーを利用することをおすすめします。
公共機関を利用する場合、1人当たりの往復料金は6,500円ほどです。
時間は、片道4時間ほどかかります。
それに対して、車での往復料金は、ガソリン代と高速代を含めても9,000円。
レンタカーを1日間借りるときの相場が5,500円ほどですので、レンタカーを借りても14,000円ほどです。
時間も片道2時間30分程度で、公共機関を利用するよりも早く着けます。
バスの運行時間も気にしなくて良いので、旅行の幅を広げることができるでしょう。
このことから、2人以上で訪れるときは、レンタカーを使ってでも車がおすすめです。
車の運転に自信がない方や、渋滞が予想されるときに訪れる場合を除き、車で訪れるほうがお得だと思います。
もし、レンタカーを使うのであれば、「skyticket」を利用しましょう。
「skyticket」とは、複数のレンタカー業者を一括見積もりできるサイトのことです。
最安の業者を探せるので、レンタカー費を抑えられます。
レンタカー業者によっては、費用が3割以上異なるときがあるので、「skyticket」のような比較サイトを利用することをおすすめします。
袋田の滝の無料駐車場
袋田の滝には、以下の2つの無料駐車場があります。
冬季はアイスバーンになるので、スタッドレスタイヤを装着していきましょう。
- 袋田の滝第一駐車場
- 袋田の滝第二駐車場
袋田の滝第一駐車場は、お食事処なごみの隣にあり、40台ほど駐車可能です。
住所は、「茨城県久慈郡大子町大字袋田593−2」を入力すればたどり着けると思います。
以下のマップの赤いピンの位置が、袋田の滝第一駐車場です。
袋田の滝第二駐車場は、ふじた食堂地粉そば店の隣にあります。
住所は、「茨城県久慈郡大子町大字袋田628」をカーナビに入力すればたどり着けると思います。
袋田の滝第二駐車場の位置は、以下のマップの赤いピンです。
冬の袋田の滝はデートにおすすめ
冬の袋田の滝は、デートにおすすめです。
凍った滝なんて滅多に見られるものではありませんし、これほど大きな滝が凍るなんてなかなか貴重です。
他ではなかなか見られないので、よい旅の思い出になるのではないでしょうか。
しかし、その他の季節の場合は、話が異なります。
凍っていない袋田の滝だったら、わざわざ遠出して見に行く必要はないと思うからです。
東京なら、梼原村にある払沢の滝でもよいでしょう。
なんなら、少し足を伸ばして栃木の華厳の滝でも立派な滝を見られるのです。
東京周辺でもそういった滝を見られるのに、わざわざ茨城県に滝を見るために訪れようとは思えません。
もし、凍った袋田の滝を見るのであれば、周辺の観光スポットによるついでぐらいなものでしょう。
実際に、春ごろに袋田の滝に訪れましたが、閑散としていてなんだか切なかったです。
流れている袋田の滝を見ても、感動をするほどではありませんでしたし。。。
デートで訪れても、あまり楽しめるとは思えません。
袋田の滝を見るために茨城県に行くのであれば、滝が凍っているときに訪れましょう。
凍っていない時期であれば、他の観光スポットに訪れるついでに立ち寄る程度がおすすめです。
以上で、「袋田の滝に適した服装は?周辺の観光スポットも紹介!」をおわります。