愛媛県はかんきつ類の生産量が全国で1.2を争う県で有名です。
また、あまり知られていないですがキウイの生産量が1位であったりもします。
しまなみ街道が人気化したり、四国最大の都市をもっていたり、ノンストレス第1位であったりと移住するにはなかなか楽しめる地です。
今回はそんな愛媛県の市町村、全19市町村をまとめてさらっと紹介します。
Contents
まとめ
人口・人口密度・面積 一覧
東予
市町村 | 人口 | 人口密度 | 面積 |
四国中央市 | 85,154人 | 202人/k㎡ | 421k㎡ |
上島町 | 6,744人 | 222人/k㎡ | 30k㎡ |
新居浜市 | 117,695人 | 502人/k㎡ | 234k㎡ |
西条市 | 106,148人 | 208人/k㎡ | 509k㎡ |
今治市 | 154,340人 | 368人/k㎡ | 419k㎡ |
中予
市町村 | 人口 | 人口密度 | 面積 |
松山市 | 510,809人 | 1,190人/k㎡ | 429k㎡ |
伊予市 | 35,866人 | 184人/k㎡ | 194k㎡ |
東温市 | 34,326人 | 162人/k㎡ | 211k㎡ |
久万高原町 | 7,821人 | 13人/k㎡ | 583k㎡ |
砥部町 | 20,867人 | 205人/k㎡ | 101k㎡ |
松前町 | 29,965人 | 1,468人/k㎡ | 20k㎡ |
南予
市町村 | 人口 | 人口密度 | 面積 |
大洲市 | 42,322人 | 97人/k㎡ | 432k㎡ |
八幡浜市 | 33,092人 | 249人/k㎡ | 132k㎡ |
宇和島市 | 73,380人 | 157人/k㎡ | 468k㎡ |
西予市 | 36,868人 | 71人/k㎡ | 514k㎡ |
内子町 | 15,929人 | 53人/k㎡ | 299k㎡ |
伊方町 | 8,928人 | 95人/k㎡ | 93k㎡ |
鬼北町 | 10,154人 | 42人/k㎡ | 241k㎡ |
松野町 | 3,891人 | 39人/k㎡ | 98k㎡ |
愛南町 | 20,467人 | 85人/k㎡ | 238k㎡ |
人口・人口密度・面積別ランキング
人口
順位 | 市町村 | 人口 |
1位 | 松山市 | 510,809人 |
2位 | 今治市 | 154,340人 |
3位 | 新居浜市 | 117,695人 |
4位 | 西条市 | 106,148人 |
5位 | 四国中央市 | 85,154人 |
順位 | 市町村 | 人口 |
19位 | 松野町 | 3,891人 |
18位 | 上島町 | 6,744人 |
17位 | 久万高原町 | 7,821人 |
16位 | 伊方町 | 8,928人 |
15位 | 鬼北町 | 10,154人 |
人口密度
順位 | 市町村 | 人口密度 |
1位 | 松前町 | 1,468人/k㎡ |
2位 | 松山市 | 1,190人/k㎡ |
3位 | 新居浜市 | 502人/k㎡ |
4位 | 今治市 | 368人/k㎡ |
5位 | 八幡浜市 | 249人/k㎡ |
順位 | 市町村 | 人口密度 |
19位 | 八幡浜市 | 249人/k㎡ |
18位 | 久万高原町 | 13人/k㎡ |
17位 | 松野町 | 39人/k㎡ |
16位 | 鬼北町 | 42人/k㎡ |
15位 | 内子町 | 53人/k㎡ |
面積
順位 | 市町村 | 面積 |
1位 | 久万高原町 | 583k㎡ |
2位 | 西予市 | 514k㎡ |
3位 | 西条市 | 509k㎡ |
4位 | 宇和島市 | 468k㎡ |
5位 | 大洲市 | 432k㎡ |
順位 | 市町村 | 面積 |
19位 | 松前町 | 20k㎡ |
18位 | 上島町 | 30k㎡ |
17位 | 伊方町 | 93k㎡ |
16位 | 松野町 | 98k㎡ |
15位 | 砥部町 | 101k㎡ |
海に面している市町村一覧
東予
- 四国中央市
- 上島町
- 新居浜市
- 西条市
- 今治市
中予
- 松山市
- 伊予市
- 松山市
南予
- 大洲市
- 八幡浜市
- 伊方町
- 西予市
- 宇和島市
- 愛南町
東予
四国中央市
合併により2004年に誕生した人口8万5千人の四国中央市。
四国の各県庁所在地に行きやすい立地。
豊富な水資源により江戸時代から紙の生産地として栄えている。
現在でも大王製紙をはじめ紙の生産が盛ん。
しかし工業が盛んため、悪臭や大気汚染・海の汚染が深刻な公害となっている。
今では工業会社によって公害の対策をしており、昔ほどの公害はない。
主な観光地は紙博物館。
上島町
瀬戸内海の18の島々で構成されている町。
青いレモンの島として知られている。
鯛の漁場として有名で、また海苔の養殖も盛んである。
観光できる施設はほとんどないが、エコツーリズムを推進しており、自然を感じた遊びをすることができる。
新居浜市
工業の地として有名な新居浜市。
住友グループにて発展を成し遂げたこの地の人口密度は東予で第一位。
観光できる施設は住友化学歴史博物館ぐらいでほとんどない。
しかし四国三大祭りの新居浜太鼓祭りがあり、この期間中は多くの観光客で賑わう。
西条市
水が豊富な地域で、地区によっては水道料金が無料として知られている西条市。
製造業が盛んで、四国第三位の製造品出荷額を誇る。
うちぬきと呼ばれる地下水が有名で、これを巡る観光客が多い。
また、西条市で行われている西条祭りは屋台数がとても多く、観光客でとても賑わう。
今治市
造船やタオルなどの工業が盛んな今治市。
とくに今治タオルは有名で、タオル美術館では観光客で賑わっている。
尾道・今治間に築かれたしまなみ街道はサイクリングコースとして人気で、地域創生の事例としても知られている。
最近ではB級グルメの焼豚玉子飯が人気。
中予
松山市
愛媛県の県庁所在地で人口が51万人の松山市。
四国最大の都市といわれており、夏目漱石のゆかりの地。
「坊ちゃん」の舞台として有名で、「坊ちゃん団子」が販売されている。
農業は温州みかんが盛んで、一部地域ではぶどうも栽培されている。
道後温泉や松山城の観光地が人気。
市民や観光客に人気のある銀天街では、夏に夜市が行われている。
東温市
全国住みやよさランキングで愛媛県内1位の座を獲得したことのある東温市。
農業は裸麦で有名で「とうおうブランド」と銘打って、地域活性化を試みている。
観光スポットは坊ちゃん劇場や冬場に凍結する白猪の滝など。
松前町
愛媛県の町の中では最大の人口を誇る松前町。
地下水が豊富で、周りの地区が水不足の中、断水が発生しなかったほど。
「エミフルMASAKI」という大規模のショッピングセンターや松山市から程近い立地のおかげで人口は上昇傾向だったが、近年は減少している。
これといった観光施設はない。
砥部町
200年以上の歴史を持つ「砥部焼」で有名な砥部町。
松山市から近いことからベッドタウンとして宅地開発されている。
33号線が通っているので容易に短時間で松山市・久万高原町に行くことができる。
自然が好きだけど都市に近いほうが良いと考える人にはおすすめ。
観光地はとべ動物園やこどものくにがある。
伊予市
きれいで評価の高い「五色浜」をはじめ、「下灘駅」と瀬戸内海のマッチングなど瀬戸内海を観光資源としている伊予市。
削り節工場が多くあり、国内の6割を生産している。
削り節以外にも「びわ葉茶」が有名。
愛媛県の団体によって「愛あるブランド産品」に認定されている。
久万高原町
面積が愛媛県の市町村の中で最大の久万高原町。
松山ICまで1時間以内に行き来することができるザ・田舎といえる土地。
1年を通して気温が低く、標高の高さから雪が積雪する。
林業が盛ん。
愛媛県だがかんきつ類が収穫できず、りんごやトマトが主な農作物。
日本でも最高レベルの水質を誇る「仁淀川」や日本三大カルストの「四国カルスト」が主な観光資源。
愛媛県の中ではもっとも空きやバンクに力を入れており、近年多くの移住相談者が訪れている。
南予
内子町
内子座で有名な内子町。
内子の町並みは地域活性化の成功例としてよく紹介される。
夏には夜市がある。
江戸時代から和紙や木蝋で栄えており、木蝋は品質がよく、海外からの評価が高い。
大洲市
「伊予の小京都」と呼ばれ、大洲城を中心として発達した大洲市。
盆地で霧が発生しやすく、過去の大雨時には浸水被害が何度もある。
10月から3月の間に稀に観測できる「肱川あらし」は見物。
鵜飼を見ることができる。
猫で溢れる青島は「坊ちゃん」にも登場している島で有名。
八幡浜市
かつては九州や関西との交流が盛んで「伊予の大阪」と呼ばれていた八幡浜市。
現在は年間40万人以上が行き来する八幡浜港があり、西日本の玄関口として機能している。
かんきつ類の生産量が全国で1,2位を争う愛媛県なのだが、八幡浜市はその県内でかんきつ類の生産量が第一位である。
八幡浜にある海産物直売店「どーや市場」はおすすめ。
伊方町
佐多岬半島に位置する伊方町。
伊方町にある原子力発電所は2012年から送電を停止している。
岬あじや岬さばは高級ブランド関あじや関さばと同じ漁場で獲れているため、低価格でその味を楽しむことが可能。
観光スポットは四国最西端の「佐多岬」がある。
佐多岬では海上サイクリングやクルージングを楽しむことができる。
西予市
江戸時代、宇和島藩の宿泊町として栄えた西予市。
その歴史的町並みは重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
東西に長い形をしており、山や海、積雪のある地域や盆地の地域など多種多様な地形がある。
四国カルストの一部である「大野ヶ原」の景色は絶景。
鬼北町
四万十川の上流地域に位置する鬼北町。
農業は稲作が大半。
きれいな川による鮎・うなぎ・鯉などの養殖が盛ん。
また、キジが特産品。
道の駅「日吉夢産地」ではキジの親子丼や「媛っこ地鶏」を使った「チキンカツカレー」を食べることができる。
成川渓谷ではとてもきれいな川で川遊びやバーベキューを楽しめる。
松野町
森林が84%を占めており、「森の国」と呼ばれる松野町。
四万十川の支流、広見川・目黒川はとてもきれいな清流で天然うなぎがとれる。
現在では末廣にて天然うなぎを食べることができる。
稲作や桃が主な農作物。
観光スポットは滑床渓谷がある。
また、有名な宿泊施設の「森の国ホテル」は現在でも人気で予約が困難。
宇和島市
伊達家や藤堂高虎ゆかりの地である宇和島市。
水産業、特に養殖が栄えている。
宇和島港では釣り人客向けの船が多数あるため、釣り人には有名な地。
外れの方にいかない限りそれなりに栄えている。
闘牛や宇和島城が主な観光資源。
郷土料理の鯛めしは卵がけご飯風で個人的に好物。
愛南町
愛媛県最南の町愛南町。
以前は真珠の養殖が栄えていたが、現在は真珠養殖の不振で経済力が低下している。
農業は温州みかんではなく甘みかんや河内晩柑が有名。
人気の観光地は「日本の美しい村農林水産大臣賞」した石垣の里がある。
多くのダイビングスポットがあり、他にもシュノーケリングやシーカヤックを楽しむことができる。
変化にとんだ磯で様々さ魚を釣ることができ、磯釣りで人気の地。
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