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DIY|木を染める方法と必要な道具_木の塗り方

投稿日:2018年10月10日 更新日:

 

DIYといったら椅子やテーブルなどの家具の製作は鉄板でしょう。

しかし、白木を使って製作をした場合、塗装をしないとすぐに腐ったり、痛んだりしてしまいます。

ですが、木の塗装方法はたくさんあるのです。

どの塗装方法を選択するのかで、木目が消えたり、木の香りがなくなったりと、あなたの想像していた出来とはまったく異なるものになってしまうかもしれません。

そうならないために、今回は木を塗る方法と必要な道具を紹介しますので、白木を使った製作や、木材の塗り替えをする場合はよく読んでください。


木を染める前に確認したいことと準備

 

一重に木を染めると言っても、様々な方法があります。

大きく分けると、木目を活かす方法と木目をつぶす方法です。

どちらを採用するのかによって大きく作業内容が異なりますので、あなたはどのような仕上げにしたいのかをよく考えてから作業にとりかかりましょう。

 

木を塗る3つの方法

  1.ペンキ  

木目を活かさない(出さない)塗り方を、「塗りつぶし塗装」といいます。

学校の窓枠や古い建物のドア枠などは「塗りつぶし塗装」が多いです。

白木に対しての塗りつぶし塗装は、下地処理でサーフェイサーを塗るタイプと、その処理をしないタイプがあります。

後者のほうが費用が安く、手間もかかりません。

前者のほうが仕上がりはきれいですが、吹きつけで作業するなど、DIYレベルでは難しいでしょう。

 

  2.ステイン  

木をステインで染めて、シーラー、クリアで仕上げる方法があります。

そのため、木目を活かすことができます。

この方法はクリアで仕上げるため、木の香りを感じにくいですが、防水性が高いです。

そのため、汚れにくく、艶も出るため新品のような仕上がりになります。

しかし、工程が多く、DIYにはあまり向いているとはいえません。

 

  3. wp規格適合の木材保護塗料  

同じ木を染める方法に、「wp規格に適合した木材保護塗料」を使用する染め方があります。

「wp規格に適合した木材保護塗料」とは防腐、防カビ、防虫効果のある、一定以上の品質を持つ塗料です。

これを使用することにより、シーラーやクリアを塗らなくてもよくなります。

それにより、木の香りや木本来の肌触りを楽しむことができるのです。

工程も少なく、難易度も非常に低いため、DIYに適しているといえます。

ちなみに、木材保護塗料は「浸透」「半造膜」「造膜」の3種類があります。

これらはクリア仕上げのように塗膜を作るのか、作らないのかの違いですので、あなたの塗るものに適した塗料を選びましょう。

 

メリット デメリット どこに向いている?
 

「造膜」

・水や日光に強い

・艶をだすことができる

・掃除がしやすい

・次に塗装するとき、膜の除去をしなければならない

・浸透性より劣化が早い

 

・屋外など水にさらされやすい位置にある場合

 

「半造膜」

・塗膜を作るが、木目を出すことができる

・塗り替えは比較的簡単

・「造膜」より耐久度が低い

・浸透より劣化が早い

 

・屋外だが、木目を活かしたい場合

 

「浸透性」

・木目を出すことができる

・木の香りや肌触りが楽しめる

・塗り替えが簡単

・水や衝撃に弱い

・木に傷ができやすい

・木のささくれなどで怪我をする可能性

 

・屋内など水にさらされない場合

 

その木は塗ることができるのか?

ペンキ・ステイン・木材保護塗料の3つを紹介しました。

これらの塗装方法は、塗膜のタイプが「浸透」・「造膜」・「半造膜」に分類されます。

この塗膜のタイプによって、木目や仕上りが変わってくるので気をつけてください。

また、手入れの方法も異なるので、塗り替えをする場合はよく覚えておきましょう。

 1.「造膜」・「半造膜」タイプ 

このふたつのタイプは、どちらも塗膜を作るため、塗り替えるときは塗膜をはがさなければなりません。

塗膜があるのか、ないのかを調べるには水を使いましょう。

水で濡らして色が変わるのでしたら、それは塗膜が剥がれている証拠です。

色が変わらない場合は塗膜があるということですので、入念にケレン作業をする必要があります。

場合によっては薬剤を使用しなければなりませんので、サンドペーパーなどでも塗膜が取り除けない場合はプロの業者に依頼しましょう。

 

 2.「浸透」タイプ 

浸透タイプは、塗膜を作りません。

ですので、塗膜を取り除くような入念なケレンは必要ないでしょう。

しかし。浸透タイプはアクや汚れがつきやすいです。

その状態で再び塗ると、ムラの原因になります。

アクや汚れがひどい場合は、専用の薬剤を使って落とすか、プロの業者に依頼しましょう。

ちなみにアク洗いは、塗装業者のほうが相場が安い傾向があります。

 

木を染める手順と注意点

 

木を染める場合、ケレン・下地処理・塗装の手順が基本になります。

しかし、塗装方法によって工程が異なるので、これから紹介することをよく読んで確認しておきましょう。

また、木の塗装の注意点も紹介しますので、確認しておいてください。

 

木を塗るときの注意点

 1.木目に沿って塗る 

刷毛で塗る場合も、ローラーで塗る場合もかならず「木目に沿って塗る」ことを覚えておかなければなりません。

これはケレンするときも同じです。

「木目に沿って塗る」ことをしないと、ムラができ、非常に仕上がりが悪くなってしまうのです。

 

 2.気泡を作らないようにする 

サンディングシーラーやクリアを塗るときに気をつけなければならないことに、「気泡を作らないようにする」があります。

気泡を作ってしまうと、そこだけ白くなってしまい、手直しも大変です。

特にローラーで塗る場合、気泡ができやすいので、覚えておきましょう。

 

 3.刷毛の毛抜けに注意 

刷毛で塗料を塗っていると、毛が抜ける場合があります。

特に木の塗装は刷毛の抜け毛が目立ってしまうので、毛が抜けないようにしてください。

特に安物や新品の刷毛はとても抜けやすいので、あらかじめ毛をむしっておくなどの対策をしましょう。

 

  4.塗る前はかならずラスターで掃く  

木をけれんするとカスがたくさん出ます。

その状態で塗装をすると、ざらざらな手触りに仕上がってしまうのです。

そうならないために、かならず塗る前にはラスターで埃やケレンカスを取り除きましょう。

これはもっとも忘れやすいことですので、確実に覚えておいてください。

 

 5.クリアの刷毛と染色の刷毛は分けて使用する  

染色で使った刷毛をクリア塗料に使用してしまうと、色ムラができてしまう原因になります。

そうならないように、かならず染色用の刷毛とサンディングシーラー・クリア塗料の刷毛の最低2種類の刷毛を用意しておきましょう。

 

塗りつぶし塗装

今回はDIYということで、ペンキによる塗りつぶしの方法を紹介します。

しかし、基本的に白木へのペンキでの塗装は好ましくありません。

ペンキによって密封され、湿ってしまい腐りやすくなるからです。

ですので、化粧材の白木に塗るのならまだよいのですが、家の構造に関わっている柱などに塗ることは避けてください。

 1.ケレン 

まずはサンドペーパー(紙やすり)をつかってケレンを行いましょう。

この作業で、ささくれや角を削っていきます。

滑らかな肌触りになったら完了です。

 

 2.下地処理 

凹凸や傷の補修をします。

基本は木工用パテを使用しますが、強度が必要な部位にはエポキシパテを使用しましょう。

パテが乾燥したら、パテの部分を平らにするためにケレンしましょう。

 

 3.下塗り 

下塗りを行います。

刷毛もしくはローラーを使いましょう。

シーラーを塗ることによって、吸い込みムラをなくし、きれいな仕上がりにします。

 

 4.上塗り 

下塗りが乾いたらペンキを塗りましょう。

上塗りも、刷毛もしくはローラーを使います。

木目に沿って塗るのがコツですので覚えておきましょう。

上塗りが乾燥したら完成です。

 

木を染める(ステイン)

 1.ケレン

まずはサンドペーパー(紙やすり)をつかってケレンを行いましょう。

この作業で、ささくれや角を削っていきます。

滑らかな肌触りになったら完了です。

 

 2.下地処理 

凹凸や傷の補修をします。

基本は木工用パテを使用しますが、強度が必要な部位にはエポキシパテを使用しましょう。

パテが乾燥したら、パテの部分を平らにするためにケレンしましょう。

 

 3.染色 

ステインを使って木を染めていきます。

ステインを刷毛で塗った後、ウエス(タオル)でふき取ると、きれいな木目が出ます。

乾燥する前にふき取り、つなぎやムラを作らないように心がけましょう。

 

 4.中塗り 

乾いたら、中塗りを行います。

サンディングシーラーを使用すると、塗膜が肉厚になり、耐久度が上がるのでおすすめです。

刷毛もしくはローラーで塗るのですが、気泡ができないように注意しましょう。

塗膜が薄すぎる場合は2回塗る必要があります。

 

 5.ケレン 

中塗りが乾いたら、サンドペーパーを使ってケレンします。

角は削りすぎてしまいやすく、色も取れてしまいやすいので気をつけてください。

そのため、角はあまりケレンをしないようにしたほうがよいでしょう。

表面がなめらかな感触になったら完了です。

 

 6.上塗り 

さいごに上塗りをしましょう。

塗り方は中塗りと同じで、刷毛やローラーを使用します。

ダレやムラがないように、慎重に塗っていきましょう。

上塗りが乾いたら、作業は終了です。

 

木を染める(木材保護塗料)

 1.ケレン 

まずはサンドペーパー(紙やすり)をつかってけれんを行いましょう。

この作業で、ささくれや角を削っていきます。

滑らかな肌触りになったら完了です。

 

 2.下地処理 

凹凸や傷の補修をします。

基本は木工用パテを使用しますが、強度が必要な部位にはエポキシパテを使用しましょう。

パテが乾燥したら、パテの部分を平らにするためにけれんしましょう。

 

 3.塗装 

木材保護塗料を塗っていきます。

基本的に刷毛もしくはコテ刷毛を使って塗りましょう。

木材保護塗料を塗った後に、ウエスを使ってふき取れば、うすくきれいな仕上がりになります。

しかし、これは好みによりますので、ふき取るかふき取らないのかはあなた次第でよいでしょう。

とはいえ、ふき取るほうが難易度が低いので、DIYにはふき取りをおすすめしたいのですが、、、

 

木を染めるのに必要な道具

 

木を塗装する場合、塗装方法によって使う道具が異なります。

自分には何が必要なのかをよく確認して購入するようにしてください。

また、塗装をするときはかならず地面や周辺を養生しましょう。

そうしないと、作業後の掃除が重労働になってしまいます。

 

塗りつぶし塗装

 1.サンドペーパー 

ケレンをするための道具

 

 2.ラスター 

ケレン後、ほこりを取り除くための道具

 

 3.パテ道具 

下地処理をするための道具

 

 4.下塗り塗料 

目止めのためにシーラーを用意しましょう。

 

 

 5.上塗り塗料(ペンキ) 

 

 

 

 6.刷毛orローラー 

塗装するときに必要なものを用意しましょう。

ローラーを使う場合はローラーの柄も用意してください。

<DIY> ペンキを塗るときに必要な道具 とは?刷毛やローラー以外にも

 

 

 7.さげつ・カートリッジ 

塗料をこの容器に入れて作業します。

ない場合はバケツでも代用が可能です。

 

 8.養生道具 

床や金具などが汚れないように、しっかり養生をしましょう。

<DIY>塗装屋さんが使う養生道具・養生テープ

 

 

木を染める(ステイン)

 1.サンドペーパー 

ケレンをするための道具

 

 2.ラスター 

ケレン後、ほこりを取り除くための道具

 

 3.ステイン 

着色用塗料を用意しましょう。

油性や水性などがあるので、あなたの理想としているものを購入してください。

 

 

 4.中塗り塗料(サンディングシーラー) 

 

 5.上塗り塗料 

 

 6.ウエス 

染色のとき、ふき取るために必要です。

また、塗装後の掃除にも使うでしょう。

 

 7.パテ道具 

下地処理をするための道具

 

 8.刷毛orローラー 

塗装するときに必要なものを用意しましょう。

ローラーを使う場合はローラーの柄を購入しましょう。

毛の長さは短毛が好ましいです。

 

 

 9.さげつ・カートリッジ 

塗料をこの容器に入れて作業します。

ない場合はバケツでも代用が可能です。

 

 10.養生道具 

床や金具などが汚れないように、しっかり養生をしましょう。

 

木を染める(木材保護塗料)

 1.サンドペーパー 

ケレンをするための道具

 

 2.ラスター 

ケレン後、ほこりを取り除くための道具

 

 3.塗料(木材保護塗料) 

WP規格に適合している木材保護塗料を購入しましょう。

おすすめ塗料はキシラデコールです。

塗りやすさ・耐久性・知名度どれをとっても業界トップクラスで、多くの塗装業者が愛用しています。

塗膜や色に種類があるので、好みのものを購入してください。

 

 4.ウエス 

塗料をふき取る場合、必要になります。

また、塗装後の清掃時にも使うでしょう。

 

 5.パテ道具 

下地処理をするための道具

 

 6.刷毛・コテ刷毛 

塗装するときに必要なものを用意しましょう。

 

 7.さげつ・カートリッジ 

塗料をこの容器に入れて作業します。

ない場合はバケツでも代用が可能です。

 

  8.養生道具  

床や金具などが汚れないように、しっかり養生をしましょう。

 

まとめ

・塗り方には「塗りつぶし」「ステイン」「木材保護塗料」の3種類がある

・塗膜には「浸透」「造膜」「半造膜」の3種類がある

・木を塗るときは、木目に沿って塗らなければならない

・木を塗るときは、気泡や抜け毛に気をつけなければならない

・基本的に、ケレン・下地処理・塗装の順で作業を行う

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

木の塗装は非常に難しく、特にステインによるクリア仕上げを行えるプロの塗装業者は少ないです。

しかし、木材保護塗料はとても塗りやすく、ケレンや下地処理を入念に行い、しっかりとふき取ればDIYレベルでもきれいに仕上げることができます。

ですので、木の塗装を考えているのでしたら、木材保護塗料を使用することをおすすめします。

 

以上でDIY|木を染める方法と必要な道具_木の塗り方をおわります。

 

 

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