内装業者の多くが使っているジョイントコーク。
壁紙の隙間埋めにとても使いやすく、便利な道具です。
今回はそんなジョイントコークの用途と使い方を紹介します。
誰でも簡単に使えるので、ぜひ活用してみてください。
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ジョイントコークとは?
ジョイントコークはプロでも使う便利な道具!
ジョイントコークとは、コーキング剤の一種のことです。
伸縮性に優れ、どこにでも密着する性質があります。
色も多彩なため、壁紙の剥離を防止したり、隙間を埋めたりする作業には、打ってつけです。
塗装業者や壁紙業者などのプロに使われているため、信頼の置ける道具といえるでしょう。
そんなジョイントコークは、ちょっとした内装の補修に適しています。
現在では、一般家庭ですらジョイントコークを使うほど、とても便利な道具なのです。
ジョイントコークはどこで売っている?
ジョイントコークは、ホームセンターに売られています。
工具やDIYコーナーがあるのなら、そこに置いているでしょう。
ほかには、アマゾンや楽天市場などのオンラインショップでも、取り扱われています。
ジョイントコークの値段
ジョイントコークの値段は、基本どの色も同じです。
しかし、クリア(透明)だけは値段が高く、量も少ない傾向にあります。
色つきのものは、安いもので500g入りで400円前後。
クリアの場合は、安いもので340g入りで500円前後。
プロの塗装業者も、この価格帯のジョイントコークを使ってます。
そのため、特別高いジョイントコークを買う必要はないでしょう。
おすすめのジョイントコーク
よく使っているジョイントコークを紹介します。
それは、「ヤヨイ科学のジョイントコーク」です。
どの現場でも、問題なく使用できました。
品質についても、安心してください。
値段も良心的ですので、ジョイントコークの購入に迷っている人には、「ヤヨイ科学のジョイントコーク」をおすすめします。
ジョイントコークの用途と使い方
ジョイントコークは水性です。
臭いも弱く、体への害も少ないといわれています。
そのため、素人でも安心して自宅で使用できるでしょう。
以下では、ジョイントコークの使い方を解説していきます。
とても簡単に使えて、部屋を汚す心配もありません。
一本持っておけばとても重宝するので、参考にしてください。
色つきジョイントコークの用途と使い方
ジョイントコークは、壁紙にできた隙間を埋めたり、壁紙の隅を固定させたりするために使用します。
ジョイントコークの使用方法は、以下の2通りです。
- 補修したい部分の両端にマスキングテープをはり、その後にジョイントコークを塗る
- マスキングテープを使用せず、ジョイントコークを使用する
1.の場合は、壁紙とジョイントコークの色が違う場合に適した方法です。
マスキングテープを使用しないと、ジョイントコークが壁紙についたり、一直線にならず汚く見えたりします。
壁紙とジョイントコークの色が同色の場合は、2.の方法でよいでしょう。
マスキングテープを使わない場合は、ジョイントコークの先端を細くすると、きれいに仕上がります。
また、ジョイントコークを使用すると、手がベトベトになってしまいます。
ベトベトにならないためには、水に塗らしたタオルで、随時手をふき取ることがおすすめです。
濡れたタオルで手を拭けば、手が汚れませんし、仕上がりもきれいになります。
とても簡単な方法で汚れなくなるので、お試しください。
クリアのジョイントコークの用途と使い方
クリアのジョイントコークも使い方は、色つきのジョイントコークと変わりません。
では、色が透明なクリアのジョイントコークは、どういった場面で使うのでしょうか?
クリアのジョイントコークの使い道は、以下の通りです。
- 壁紙の補修や剥がれ防止
- 塗装するときの補助道具として
クリアのジョイントコークも色つきのジョイントコークと同様に、壁紙の補修や剥がれ防止に使えます。
色がカラフルだったり、柄物だったりする壁紙の場合は、透明のジョイントコークがおすすめです。
白色やアイボリーなどのジョイントコークだと、壁紙からはみ出したらものすごく目立ってしまうためです。
また、クリアのジョイントコークは、塗装の補助道具としても優秀です。
たとえば、タイルを塗装するとき、ガムテープで養生しても目地に塗料が滲んでしまうことがあります。
そういったとき、養生の上からクリアのジョイントコークを塗ることで、塗料が滲まなくなり養生どおりまっすぐ切れるのです。
タイル以外にも天井と壁の間を塗る際にも使えるので、塗料が滲んでしまう心配があるのであればクリアのジョイントコークを使うことをおすすめします。
塗装の補助アイテムとしての使い方は、以下の通りです。
- タイル側にガムテープを貼る
- ガムテープの塗装面側にクリアのジョイントコークをさす
- ジョイントコークが乾いた後に塗装する
クリアのジョイントコークを使う際の注意点
クリアのジョイントコークを使う注意点として、色つきのジョイントコークよりも乾きづらい点を挙げられます。
色つきのジョイントコークは数秒から数十秒で乾くのに対して、クリアのジョイントコークは数分間乾かないときもあるほどです。
乾いていないうちに塗装をするとペンキが滲む原因になるので、ジョイントコークが生乾きになってから塗装をするようにしてください。
まとめ
この記事で伝えたかったポイントをまとめておきます。
ジョイントコークを利用するのなら、覚えておきましょう。
- ジョイントコークは大きく分けて、色つきと透明の2種類ある
- 色つきのジョイントコークの用途は、壁紙の補修と隙間埋めである
- クリアのジョイントコークの用途は、壁紙の補修と塗装の補助である
- クリアのジョイントコークは、色つきのジョイントコークより乾きにくい
- 色つきのジョイントコークより、クリアのジョイントコークのほうが高価である
- どちらのジョイントコークも、素手で使用する
- どちらのジョイントコークも、濡れタオルで手を拭くと、落とすことができる
さいごに
ジョイントコークは、屋内の補修にとても役立つ道具です。
壁紙が剥がれてしまったり、家具や換気扇と壁紙の間に隙間ができたりしたら、使ってみましょう。
値段が手ごろで、コストパフォーマンスが高いので、家庭に一本あればとても重宝します。
ちなみに、ジョイントコークを使うには、先端をカッターで切る必要があります。
先端を切れば細く、後方を切ればジョイントコークを太く出せます。
簡単に切れますが、カッターを使いますので、怪我に注意してください。
以上で「壁の隙間にジョイントコーク!使い方と用途について」をおわります。
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