「同棲の決め事を作ろうと考えている」
「ルールがないと喧嘩してしまいそう」
あなたは、同棲生活のルールを作ろうと考えていませんか?
同棲生活をするとき、決め事があれば喧嘩を予防できます。
しかし、学生寮のようなぎちぎちなルールは生活を窮屈にしてしまうと、日常を楽しめなくなるかもしれません。
同棲生活を楽しむためにも、同棲生活に関するルールは最低限にする必要があると考えています。
この記事で紹介する内容は、実際に使っているぼくたちの決め事に関してです。
ぼくが考える、決め事作成に大事なポイントも紹介するので、これから同棲生活を始めるのならぜひとも参考にしてください。
・同棲生活での掃除ってなにがある?彼氏が掃除を手伝わない理由や対処法
・【保存版】栄養を考えた食事を作るための買った食材の栄養計算方法
・同棲前に決めたいこととは?同棲後にけんかしないための5つの約束
同棲にはどんな決め事が必要?
以下で紹介する内容は、同棲生活に必要な決め事の種類についてです。
これから決め事を作ろうと考えているのなら、ぜひとも参考にしてください。
決め事が必要と考えているカップルは8割ほど
https://woman.mynavi.jp/article/170330-49/
上記のサイトで調べたところ、カップルの8割が同棲には決め事が必要と答えていました。
同棲生活をするのに決め事が必要と考える理由は、以下の通りです。
- 怠惰な生活になる
- 男が偉そうに振舞うから、女が損する
- 男女の価値観は全く異なるから
反対に、同棲生活で決め事が必要ないと考える理由は、以下の通りです。
- 決め事が無くても生活は成り立つ
- 決め事を守れなかったら険悪な関係になる
- 決め事があると窮屈な生活になる
ぼくの経験上では、同棲生活に決め事を作っている人が多いように感じます。
特に生活費に関する決め事は、どこの同棲カップルも作っているようでした。
かく言うぼくたちも、同棲生活では多少なりとも決め事があります。
ぼくたちの決め事に関しては、「ぼく達の同棲に関する決め事を紹介!」でお伝えしていきます。
巷で言われている必要な5つの決め事
同棲生活での決め事は、以下の5つを作ると良いと言われています。
- 生活費
- 家事分担
- 生活スタイル
- 同棲期限
- 来客の対応
以下でそれぞれ解説していきます。
1.生活費
同棲生活での生活費とは、主に以下の項目が含まれています。
- 家賃
- 電気代
- 水道代
- ガス代
- 食費
- 雑費
これらを折半するのかは、同棲生活でもっとも喧嘩に発展しやすい要素のひとつです。
全くの割り勘にするとしても、たとえばトイレットペーパーの使い方やお風呂の入り方によって、損得の感情を抱いてしまいます。
食費に関しても、男性の方が量を食べるのになぜ男女で折半なのか理解されないかもしれません。
このように、使い方や消費する量が異なる生活費の負担割合を決めることは、非常に難しく争いの種になりやすいのです。
しかし、この生活費の負担方法を決めておかないと、後々もめる原因になる可能性が高いです。
お互いに妥協できるような負担方法を、話し合って決めてみましょう。
2.家事分担
男女平等の現代社会において、専業主婦でないのなら家事が女性限定というのもおかしな話です。
昭和初期なんかは「男子厨房に入らず」の精神で、男性が家事をすることはほとんどなかったでしょう。
しかし、時代は変わりました。
今は男性でも料理をしますし、女性でも外で働きます。
家庭内と家庭外の区別が曖昧になっているので、家事も分担するのが望ましいのです。
同棲中に分担する家事は、主に以下のものがあると思われます。
- 料理
- 掃除
- 掃除(水場)
- ゴミ出し
- 買出し
- 洗濯
この中でも、特に掃除の分担が面倒でしょう。
掃除は掃除機をかけるだけではなく、トイレ掃除、風呂掃除やリビングの掃除など、やることが多いためです。
しかし、どのような掃除があるのかを把握しないと、カップルで家事を分担できません。
面倒かもしれませんが、掃除する項目と頻度をすべてノートに書き出してみてください。
この書き出す作業を行なわないと、たとえ片方がすべての掃除をやるとしても、パートナーからしたら何をやっているのかが不透明なため感謝もされにくいです。
家事の大変さをお互いに共有できないと結婚後も苦労するので、同棲中に家事にはどれほど労力が必要なのかを共有しましょう。
3.生活スタイル
育ってきた家庭によって、大きく生活スタイルが異なります。
同棲すると、お互いの生活スタイルの違いにとても驚かされるのです。
たとえば、バスタオルに関しても、1回で洗濯するのか使いまわすのか、育ってきた環境で異なります。
ご飯の食べ方や歯の磨き方など、バスタオル同様に育ってきた環境で異なることがたくさんあるのです。
同棲をするのなら、違いをひとつずつ確認して、自分達の生活スタイルを作る必要があります。
お互いに許容できない生活スタイルを見つけたら、妥協点を探すためにその都度話し合ってみてください。
4.同棲期限
同棲期限を決めることは、同棲をするなら重要だと言われています。
というのも、同棲から結婚できない原因のひとつが、いつまでも同棲をだらだら続けてしまうことだからです。
男からしたら、「結婚したら自由がなくなる」と考える人も多いのでしょう。
お金はすべて奥さんに渡して、自分にはお小遣いが月3万円。
これで同僚や後輩と呑みに行ったり、漫画やゲームを買わなければいけなくなるのです。
そう考えると、同棲している方が楽と考えても、不思議ではありません。
しかし、同棲をいつまでも続けてしまい、結婚できずに破局してしまうといったカップルがたくさんいるそうです。
このようなバッドエンドを迎えないためにも、同棲生活の期間を前もって決めておき結婚するタイムリミットを設定しましょう。
同棲をするのであれば、結婚の話を事前にするのが一般常識のようですし。
5.来客の対応
1人暮らしなら、友人を家に気兼ねなく招待できるでしょう。
しかし、彼氏や彼女がいる場合、勝手に友人を家に呼ぶことは喧嘩の原因となります。
人によっては、パートナーの友人が家に来ることに拒絶反応を示したり、しっかりと家の掃除をしておきたい人もいるためです。
来客に関して喧嘩しないためにも、以下のことを相談するルールを作っておくことをおすすめします。
- 来客は家に招いてもよいのか
- 来客を呼ぶ何日前に相談するべきか
- 来客の相手は彼氏(彼女)もするのか
- 何時までに帰ってもらうのか
来客が自宅に招く場合は、パートナーも準備をしなければいけません。
パートナーに何も相談せずに来客を自宅に招くのはマナー違反なので、かならず上記のことを確認するようにしてください。
ぼく達の同棲に関する決め事を紹介!
以下で紹介する内容は、ぼく達の同棲生活に関する決め事についてです。
実際に、どういった決め事を作っているのかを紹介しているので、ひとつの具体例として参考になれば幸いです。
お金に関するぼく達の決め事
お金に関するぼく達の決め事は、以下の3つだけです。
- 食費/雑費 → ぼく負担
- 旅行/外食費 → 折半
- 家賃/生活費 → 折半
食費がぼく負担の理由は、料理はぼくが担当しているのと、食べる量がぼくの方が多いからです。
作る量も作る料理もぼくに依存しているのだから、ぼくが食費を負担するのは当然でしょう。
それ以外のことを折半しているのは、ぼくがケチだからというだけではありません。
外食や旅行を頻繁にするぼく達なので、好きなときに好きな場所にいけるように、フェアな関係でいたかったためです。
外食や旅行で奢られる関係になると、不平不満を言いづらくなるだけではなく、好きな場所にも行けなくなります。
どちらか片方が圧倒的優位になってしまう関係は、そう長く続けられないという結論に至ったのです。
そのため、食費や雑費以外は折半しており、お金の面では常にフェアでいようとしています。
家事に関するぼく達の決め事
家事に関しては、以下の3つを決めています。
- 掃除 → ぼく
- 料理 → ぼく
- 洗濯 → 彼女
掃除と料理は、ぼくが基本的に行っています。
というのも、ぼくの方が料理が好きで、自分の食べたいものを作りたい欲求が強いからです。
また、ぼくの方が掃除に関して口うるさいので、自分で掃除するようにしています。
ただ、洗濯に関しては、下着の干し方や服の干し方など、彼女の方が口うるさいです。
そのため、いちいち言われるのも面倒なので、基本的に彼女に洗濯は任せてしまいました。
これで喧嘩せずに上手く回っているので、ぼくたちには適した決め事なのでしょう。
とにかく、お互いの生活スタイルの認識と、妥協ポイントを探すことが大切だと思います。
その他の細かな決め事
実際には、上記以外にも細かい決め事が存在します。
お互いに我慢できないことは、そりゃ多少なりとも出てきますからね……
上記以外の決め事は、以下の通りです。
- 台所ではうがいをしない
- スポンジは水をきる
- 食器洗いは翌日に持ち越さない
- 週に1度は食器の水切りラックを掃除する
- トイレ用のスリッパを置く
- トイレ用のタオルはトイレだけしか使わない
- お風呂の入浴後は換気扇を付ける
- 洗濯機を使ったら蓋を開けた状態にする
- ブラジャーやセーターの干し方に注意
- 生ゴミは台所のゴミ箱に捨てる
- できる限り生野菜を摂取する
- 米は硬めに炊く
- 帰りが遅いときは連絡する
- ご飯がいらないときは連絡する
今思いつくだけだと、こんな感じです。
ぼくたちは結構ルーズなタイプでその波長があっているため、このぐらいの少ないルールで済んでいるのだと思います。
決め事を作るのに重要な2つのこと
同棲生活を3年間しましたが、決め事を作るのに重要なことを発見しました。
それは、以下の2つです。
- お互いの生活スタイルの違いを知ること
- 妥協ポイントを探すこと
この2つが、決め事を作るときに、もっとも重用だと感じています。
というのも、お互いに理解できないことが生じたときが喧嘩に発展しやすいからです。
たとえば、バスタオルに関してもそうですし、洗濯物のたたみ方や歯を磨く場所に関しても、育った環境によって全く異なります。
そして、こういった育った環境による違いは、なかなか受け入れがたいものがありました。
楽しい同棲生活を送るためにも、お互いの生活スタイルの違いを知る必要があります。
そして、お互いの生活スタイルの違いを把握するとともに、許容できない生活スタイルの妥協点を探すことが大切です。
この妥協点を探すまでに、何度も衝突することがあるでしょう。
しかし、これらを乗り越えることでようやくあなたたちだけのルールを作れるので、がんばって話し合ってみてください。
同棲で必要なのはお互いの性格を知ることかも……
円満な同棲生活を送るには、決め事以外にも必要なことがあります。
以下で紹介する内容は、円満な同棲生活を送るためのぼくなりの秘訣です。
あなたと恋人の価値観が違うことを知っておく!
同棲で必要なことは、お互いの価値観が違うことを知ることだと思います。
決め事を作るという行為は、あくまで生活を統合するための潤滑油のようなものです。
お互いに価値観の違いを認識して、咀嚼して自分のものにする。
ここまできたら、お互いに住みやすい環境を作れるはずです。
同棲生活での決め事は、片方の意見を通すものではなく、どうしても我慢できないことをお互いが納得するために作るものだと思っています。
そのために妥協点を探す必要はありますし、お互いの生活スタイルの違いを見つけ出す必要があるのです。
ですので、最初からぎちぎちに決め事を作ることは、ぼくとしてはおすすめしません。
ぎちぎちに決め事をしてしまうと、生活自体が息苦しくなってしまいます。
1ヶ月も一緒に暮らせば、お互いに不快だと思うことが出尽くすので、簡単にあなたたちのマイルールを作り出せるはずです。
不快に感じたことは、お互いに話し合って妥協点を探していくことをおすすめします。
相手を知るにはストレングスファインダーがおすすめ!
同棲生活では、潤滑油として決め事の作成が大事です。
しかし、同棲生活をするのなら、相手の性格について知ることも重要だと思います。
たとえば、内向的なのか、ポジティブなのか、慎重派なのかなど、
お互いの性格の違いを知っておけば、相手が理解できない行動をする理由がわかるでしょう。
そして、お互いの性格がわかっているので、どういった行動が嫌いなのかもよく理解できるはずです。
お互いの性格が分かれば、お互いの理解度が深まります。
その結果、お互いを尊重しあえる関係になり、得意不得意な作業を分担することが可能になるのです。
そんな性格を把握するための道具として、ストレングスファインダーをおすすめします。
ストレングスファインダーとは、米国ギャラップ社が作った性格を診断するツールで、その人の強みや弱みを把握することが可能です。
実際にやってみたところ、ぼくは内向的で計画を練るのが得意なタイプでした。
彼女は社交的で、計画を立てるのがとても苦手なタイプです。
そのためか、ぼくは多くの人と関わりを持とうとは考えず、彼女は多くの人と関わりを持とうとします。
ぼくは慎重に計画を立ててから行動するのに、彼女はまずはやってみろ精神です。
こんな正反対な性格なので、今までは何故そんな行動を取るのかが理解できませんでした。
しかし、ストレングスファインダーを活用したことで、彼女は自分と全く異なった性格の持ち主という事を知れて、相手の行動にも納得するようになったのです。
ストレングスファインダー本来の用途は、就職先をどこにするか迷った人や、これから独立したいといった人がターゲットであり、このような使い方をすることは非常に稀かもしれません。
ですが、お互いの性格を知ることで、お互いの行動方針を理解できます。
お互いの性格への理解度を高めてもっと仲良くなれるので、ストレングスファインダーを利用してみてはいかがでしょうか。
同棲生活の決め事は時間をかけて決めていこう!
同棲生活を円滑にするためには、決め事の作成が非常に大事です。
しかし、事前にたくさんの決め事を作るのではなく、時間をかけてゆっくりとあなたたちの決め事を作成してください。
そうすることで、無理の無いルールを作成できて、窮屈に感じない生活を送れるはずです。
とはいえ、同棲生活の期限だけに関しては、同棲生活を始める前に決めることをおすすめします。
これを怠ると、永遠と同棲生活から抜け出せなくなるかもしれないためです。
せっかく同棲生活をするのですから、ふたりでハッピーエンドを迎えてください。
そのためにも、お互いの性格や生活スタイルを知り妥協点を探していきましょう。
以上で、「【実体験】同棲時の決め事を教えます!これでケンカはほぼ0です!」をおわります。