同棲生活を始めると、パートナーによっては今まで適当だった掃除をしっかりと行わなければいけません。
もしかしたら、テレビで見る姑のように掃除に厳しいパートナーであるかもしれませんし。。。
しかし、いったいどのような掃除の種類があるのか分からずに頭を悩ませている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、同棲生活でやっておきたい掃除をお伝えしていきます。
掃除を手伝わない彼氏の理由や、掃除の分担方法なども紹介するので、この記事が同棲生活での掃除に悩みの解消になれば幸いです。
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同棲生活でやっておきたい掃除は5つある
同棲生活でやっておきたい掃除は、以下の5つに分類されます。
- 部屋の掃除
- トイレの掃除
- お風呂の掃除
- キッチンの掃除
- 洗面所/洗濯機の掃除
それぞれ具体的にどのような掃除があるのかをお伝えするので、掃除項目を把握する際の参考になれば幸いです。
部屋の掃除
部屋で行いたい掃除は、以下の通りです。
- ゴミ捨て
- 掃除機かけ
- 玄関の掃きだし
- 家具や家電のふき取り
- 窓のふき取り
- サッシレールの掃除
部屋での掃除は、掃除の代表的な作業がほとんどです。
誰でもできる簡単な作業ですが、家具を動かしたり部屋の片づけをしたりと、意外にストレスが溜まる労働でもあります。
部屋を掃除する曜日を決めて、部屋を掃除する日はおたがいに床に物を置かないといったようなルールを作れば掃除の手間を大きく省けるのでおすすめです。
ちなみに、一軒家では上記に加え、床のふき取りやワックスがけなども含まれますが、賃貸物件なら必要ないでしょう。
トイレの掃除
トイレで行いたい掃除は、以下の通りです。
- 便器内の掃除
- 便器自体のふき取り
- トイレの床のふき取り
- 消臭剤の交換
トイレ掃除は、便器内をトイレブラシで洗うだけではありません。
お掃除シートで床や便器自体を拭いたり、消臭剤の交換をしたりと意外にも多くの掃除の項目があるのです。
中でも疎かにしやすいのが、便器自体のふき取りです。
特に便座の裏を掃除しない人が多く、気づけばゴッテリと汚れていたなんてことも。。。
便座の裏はトイレを掃除したのかを確認しやすいポイントなので、きっちりときれいにふき取るようにしましょう。
お風呂の掃除
お風呂では、以下の掃除項目があります。
- 湯船の掃除
- 床・壁・天井の掃除
- 排水溝の掃除
お風呂掃除のなかでも最も嫌われるのが、排水溝の掃除です。
臭いしヌメヌメするし、好き好んで排水溝の掃除をやりたがる人はいないでしょう。
しかし、排水溝の掃除を怠ると、水が流れなくなり排水溝から水があふれる原因になります。
排水溝の水を足で踏むというぞっとする体験をすることになるので、定期的に排水溝の掃除をすることをおすすめします。
ちなみに、排水溝の掃除頻度を少なくしたいなら、お風呂に入る前に髪をブラシでとくとよいでしょう。
ただし、悪臭の発生や虫の増加を抑える効果はないので、夏の間は頻繁に排水溝を掃除する必要がありそうです。
キッチンの掃除
キッチンでの掃除項目は以下の通りです。
- シンクの掃除
- 排水溝の掃除
- 三角コーナーの掃除
- コンロの掃除
- キッチンパネルの掃除
- 換気扇の掃除
キッチンでは油が飛び散ったり生ゴミが発生したりするため、非常に汚れやすい場所です。
頻繁に掃除しないとべとつきやすく、生臭いにおいも発生してしまうでしょう。
そのため、キッチンの掃除の多くはほぼ毎日行う必要があり、他の場所以上に掃除をすることが求められます。
キッチンの掃除は料理を作るたびに行うと、キッチンを清潔に保ち続けられます。
料理を作らない人がキッチンの掃除をするとモメル原因になりやすいので、料理を作らない人がキッチンの掃除を担当するときはしっかりと何をするべきかというルールを作るようにしてください。
洗面所・洗濯機の掃除
洗面所で行いたい掃除は、以下の通りです。
- 鏡のふき取り
- 洗面台の掃除
- 排水溝の掃除
- 洗濯機の床掃除
- 洗濯機の洗剤入れの掃除
- 洗濯機のゴミ取りネットの掃除
- 洗濯槽の掃除
- 洗濯機の排水溝の掃除
疎かにしやすい掃除に、洗濯機周辺の掃除があります。
ゴミ取りネットや洗濯槽を掃除したことがない人も多いのではないでしょうか。
洗濯機を掃除しないと、服にゴミくずが付くだけではなく、排水溝が詰まって水が溢れる原因になります。
水漏れによって多額の費用が発生することもあるので、定期的に洗濯機周辺の掃除をするようにしましょう。
同棲生活での掃除の分担方法
同棲生活での掃除を分担するには、以下の手順を行うことをおすすめします。
- 掃除の種類を把握する
- 各掃除の頻度を決める
- 各掃除の労力を決める
- 平等になるように掃除を振り分ける
それぞれどういった手順なのかをお伝えしていくので、掃除を分担する際の参考になれば幸いです。
手順1
掃除の種類を把握する
まずは、掃除の種類を把握しましょう。
同棲生活で行う掃除にはなにがあるのかをすべて書き出します。
洗濯機の掃除や排水溝の掃除など人によってはやったことがない掃除もあるので、どんな掃除をおたがいにしていたのかを出し合ってください。
手順2
各掃除の頻度を決める
掃除の種類を把握したら、各掃除を行う頻度を決めましょう。
たとえば、掃除機は週に1度、トイレ掃除は2週間に1度、お風呂掃除は毎日などなど、、、
どの掃除をどのぐらいの頻度で行いたいのかを話し合ってください。
手順3
各掃除の労力を決める
掃除の頻度を決めたら、各掃除の労力を決めます。
掃除機をかける行為と排水溝を洗う行為とでは、同じ掃除でもかかる労力が異なるためです。
どの掃除がどれほど大変なのかを、話し合って決めましょう。
掃除の労力を比較できない場合は、掃除にかける時間を労力に当てはめることをおすすめします。
掃除の労力を計測するためにも、時間を計ってすべての掃除を一度行ってみてください。
手順4
平等になるように掃除を振り分ける
掃除の頻度や労力を決定したら、平等になるように掃除を振り分けましょう。
具体的には、たとえば以下のような掃除を振り分けるとします。
- 掃除機:労力5:頻度週2
- コンロ掃除:労力2:頻度週5
- トイレ本体のふき取り:労力2:頻度週2
この場合、1週間あたりの掃除の労力は以下の通りです。
- 掃除機:10
- コンロ掃除:10
- トイレ本体のふき取り:4
掃除機とコンロ掃除における1週間あたりの労力は同じであるため、掃除機とコンロ掃除をおたがいに振り分ければよいでしょう。
トイレ本体のふき取りを片方がすべてやると不公平なので、1回交代で掃除するのが好ましいと考えられます。
このように、掃除の種類・頻度・労力が分かれば、掃除を公平に分担しやすくなります。
掃除の分担で困ったら、まずは今回紹介した掃除分担の手順どおりに行ってみてください。
掃除の頻度とクオリティーはカップル間で決めよう
同棲生活を行うなら、掃除の頻度とクオリティーを話し合うことをおすすめします。
求める掃除の頻度とクオリティーは、人によって異なるためです。
たとえば、人によっては毎日掃除機をかけて欲しいと考える人もいるでしょうし、毎日家具のホコリをふき取ってから掃除して欲しいと考える人もいるでしょう。
反対に、掃除機は週に1度程度でよいと考える人もいますし、家具のホコリのふき取りは月に1度程度でよいと考える人もいるのです。
この掃除に求める頻度とクオリティーには恋人といえどもギャップがあり、不足すると不満が溜まり、過剰だと労力ばかりが増えてしまい誰も得しません。
掃除の頻度とクオリティーをカップル間で話し合って決めれば、最低限の労力でおたがいが満足できる掃除をできるようになるので、同棲生活を始めたらどの程度の潔癖なのかをカップル間で話し合うことをおすすめします。
彼氏が掃除を手伝ってくれない3つの理由
家事を行う男性が増えたとはいえ、未だに家事を一切手伝わない男性がいるのも事実です。
ぼくの周辺にもそういった友達はいますし、今でもそれほど珍しくはないのでしょう。
なぜ彼氏が掃除を手伝わないのかを男目線でお伝えしていくので、彼氏が家事を手伝ってくれないなら一読してみてください。
彼女が好きで掃除をしている思っている
「彼女は掃除が好きなのだから、自分は何もしなくてもいいや」
彼女がせっせと家事をおこなう姿がこのように映って行動をしないのでしょう。
せっせと家事を行う姿が掃除好きに見えるのだから、掃除スキルが高いすばらしい彼女だと思います。
しかし、掃除機をかけていても、お風呂を洗っていても、キッチンを掃除していても、知らん顔でテレビを観たりスマホをいじったりしている彼氏を見てなにも思わないわけありませんよね。
「なんでコイツは家事を一切手伝わないのだろうか」と、心の奥底では疑問に思ったりイライラしたりしているでしょう。
ただ、このタイプの男性であれば、家事を手伝って欲しいことを伝えると理解してくれる可能性が高いです。
掃除がどれほど大変なのか、自分はそれほど掃除が好きではないといったことを素直に伝えてみてください。
なにをすればよいのか分からない
「掃除ってどうやるの?下手に手を出したら怒られそうだから掃除しない」
掃除のやり方がわからないことを理由に、掃除を手伝わない男性もいます。
中途半端に手伝うとガミガミと愚痴を言われる可能性があるので、それならいっそ手伝わないほうがよいと考えてしまうのでしょう。
藪をつついて蛇を出すのも面倒なので、ついつい放置してしまうのです。
こういった男性には、まずは掃除をやらせてみることをおすすめします。
ただし、やってみたら意外と簡単だったという経験をしてもらうため、絶対に怒ってはいけません。
もし掃除の出来に関して怒ってしまったら、一生家事を手伝わなくなる可能性があるためです。
また、掃除に明確な手順やルールを策定することもおすすめです。
手順やルールを作るのは面倒ですが、家事の大変さを理解してもらうことにもつながるので、結婚前に作ってしまいましょう。
家事は女性がするものだと考えている
「家事は男がやるものではない!だから彼女にすべて任せる」
少々時代遅れですが、育った環境によっては未だに家事は女性がやるものだと考えている男性がいます。
家事を男性がやったら恥じだと考えている人もいるので、絶対に家事を手伝ってくれない人もいるということを覚えておきましょう。
彼氏が一切家事を手伝わないなら、家事に対する対価を求めることをおすすめします。
掃除にはどのぐらいの手間や時間がかかっているのかを説明して、時給換算でお金を請求してみてはいかがでしょうか。
こういったタイプの男性は結婚後も家事を手伝う可能性が低いので、家事はどれほど大変なのかを同棲生活中に教えておいたほうがよいのです。
彼氏に掃除を手伝ってもらうための手段
彼氏に掃除を手伝ってもらうためには、以下の手段が有効だと考えられます。
- 素直に手伝って欲しいことを伝える
- 彼氏の親に相談する
- 諦めて破局する
まずは、素直に掃除を手伝って欲しいことを伝えましょう。
必要であれば掃除のルールを作って、誰でもできる仕組みを作ってください。
掃除をする意思があるなら、この段階で掃除を分担できます。
もし彼氏に頼んでも掃除を手伝ってもらえないなら、彼氏の親に相談してみましょう。
親から彼氏に掃除を分担するようにと伝えることで、しぶしぶながらも掃除を引き受けてくれる可能性があります。
ただし、彼氏の親が「家事は女性がするもの」と考えているのなら、かえって逆効果になるので注意してください。
これでも無理なら、その彼氏は一生家事を手伝わない人種である可能性が高いです。
専業主婦にでもなれない限り、片方がすべての家事を行うなんて不公平以外のなにものでもありません。
これに子育ても加わったら、仕事+家事+子育てによってあなたが壊れてしまう恐れがあります。
そんな男性はそうそうに見切りを付けて、破局することを検討することをおすすめします。
掃除分担を公平にするためにもアプリを使おう
掃除の分担を公平にするために、「Kajitap」というアプリを使ってみてはいかがでしょうか。
「Kajitap」では各掃除にポイントを決めることができ、おたがいのポイントを確認することでどれほど掃除をしているのかが一目瞭然になるのです。
これならば、掃除の見える化によって現状の掃除分担が公平か不公平かが分かりやすくなります。
というのも、人によっては少しの掃除でやった気になる人がいます。
具体的には、たとえばごみ出しをしただけで、掃除の半分を引き受けた感覚になるような人です。
そういった人には、ごみ出し以外の掃除を引き受け手欲しいと言っても、「え?掃除手伝ってるじゃん?」と一向に聞く耳を持たない可能性があります。
不公平な掃除分担を公平だと思い込んでいるため、掃除を一切手伝わない人よりもむしろ性質が悪いでしょう。
こういった人でも、「Kajitap」を使えば自分のやっている掃除がどれほど少ない割合なのかを明確に認知できます。
それにより、「え?掃除手伝ってるじゃん?」なんてことを言わせずに、公平な家事分担を要求できるのです。
もし、「Kajitap」を使っても掃除のポイントに差があるようなら、ポイント差の分だけ見返りを求めてみてはいかがでしょうか。
1ポイント100円に換算してお金を請求したり、ポイントが多いほうが週に1度ご飯をおごってもらったりなど、掃除のポイントが多いほうが得する仕組みを作ることをおすすめします。
同棲生活では協力して掃除をしよう
同棲生活では、協力して掃除をすることが大切です。
どれほどの潔癖具合なのかをカップル間で確認し、日常的な掃除がどれほど大変なのか把握することで、結婚後も協力して生活できる関係になるでしょう。
同棲生活ですら掃除を協力してくれないパートナーは、結婚後も一切家事を手伝わないかもしれません。
そんなパートナーと結婚しては後々後悔する可能性があるので、結婚後も1人で家事を行う覚悟がない場合はどうにかして協力してもらえるような関係になるような努力することをおすすめします。