同棲中に避妊をおろそかにすると、どのような未来が待ち受けていると思いますか?
同棲中に妊娠が発覚しても、幸せな未来が継続すると思いますか?
ぼく個人の意見としては、同棲中はより一層避妊を慎重におこなうべきだと考えています。
なぜなら、妊娠が発覚するとほぼ確実に大きな揉め事に発展して、あなたが思い描く幸せな未来を放棄せざるを得ないことになるからです。
それほど同棲中に妊娠が発覚することには、大きなデメリットが潜んでいます。
この記事では、同棲中に妊娠が発覚したときのデメリットを紹介しています。
また、同棲中におすすめの避妊方法や避妊に失敗したときの対処法をお伝えしているので、同棲中に避妊をするべきか悩んでいるのなら一読してみてください。
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同棲中も確実に避妊をするために話し合おう
同棲前でもそうなのですが、同棲中も確実に避妊をするために話し合うことをおすすめします。
「同棲しても避妊を絶対する」とカップルで話し合っておかないと、なしくずし的に避妊をおろそかにする可能性が高いためです。
その結果、子供ができてしまいさまざまなトラブルに発展することになります。
最悪の場合、親から結婚を反対されたり、彼氏から突然別れを切り出されたりするかもしれません。
「子供を作るのは結婚後が当たり前」というのが現在の日本での常識なので、この常識を破らないことをおすすめします。
特に男性というものは避妊をおろそかにしやすい傾向があり、頭でわかっていても本能的に避妊を回避しようとします。
そのため、同棲する前にはかならず避妊について話し合い、彼氏に避妊をしないとどんな目にあうのかを伝えておいてください。
そうしないと、ほぼ確実に避妊をおろそかにして、後悔する目にあうことになるかもしれません。
男性はどういうときに避妊をおろそかにする?
ぼくの経験上、男性が避妊をおろそかにするのは以下のときです。
- お酒を飲んでいるとき
- ストレスが溜まっているとき
- 特別な日をお祝いをしているとき
- ホテルに宿泊するような非日常を体験しているとき
特に特別な日をお祝いしているときや非日常を体験しているときなどは、「今日ぐらいは避妊しなくても良いよね」と馬鹿なことを考えてしまいがちです。
そのため、定期的に避妊についてや子供を作る時期を話し合って、避妊が如何に大事なのかを彼氏に伝えておいてください。
また、女性はどんなときでも男性に避妊をさせる良好な関係性をカップル内で築いておきましょう。
「避妊しないことを拒絶したら彼氏に嫌われてしまうかも」なんて考えているのだとしたら、それは彼氏とは良好な関係といえません。
そんな関係で結婚したらきっと後悔することになるので、ダメなものはダメだとはっきりいえるような、対等な関係を築ける人と付き合うことをおすすめします。
同棲中に妊娠が発覚したたときのデメリットとは?
同棲している間は、よりいっそうの避妊への意識が大切だとお伝えしました。
では、同棲している間に妊娠が発覚するとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
主に考えられるデメリットは、以下の通りです。
- 彼女側の親との関係が壊れる
- あなたを見る周りの目が変わる
- 将来設計の変更を余儀なくされる
- なしくずし的に結婚することになる
- 子供を育てるための準備期間が足りなくなる
それぞれのデメリットをお伝えしていくので、避妊の意識を高めるために活用していただけたら幸いです。
デメリット1
彼女側の親との関係が壊れる
同棲中に妊娠が発覚したとき、彼女側の親とは主に以下の状態になる可能性があります。
- 彼氏と彼女の親が対立関係になる
- 彼女と彼女の親が対立関係になる
- 彼女の親に交際を解消させられる
- 彼女の親に出産を拒絶され中絶を迫られる
同棲中に子供ができると、彼女側の親との関係が壊れることがまず考えられます。
彼女側の親とどんなに仲のよい関係を築いていたとしても、一瞬で崩壊するかもしれません。
その結果、彼氏は彼女と結婚できたとしても、一生彼女の親とは頭が上がらない関係になる可能性が高いです。
そして、この彼女側の親との関係が壊れるのは、彼氏だけではありません。
場合によっては彼女も親との関係が壊れ、絶縁状態になることもあり得るのです。
彼女が彼女側の親と絶縁状態になったら、誰にも頼れずに子供を育てることになり相当な苦労をすることが容易に想像できます。
もしかしたら、親を頼れずに子育てをする疲れが原因で、将来彼女がノイローゼになるかもしれません。
同棲中に子供ができるということは、どんなに良好な関係だったとしてもその関係性を崩壊させるだけの可能性があるのです。
これらのデメリットを背負う覚悟がないのであれば、同棲中も避妊をすることをおすすめします。
デメリット2
あなたを見る周りの目が変わる
同棲中に妊娠が発覚すると、以下の人たちからのあなたへの評価が変わります。
- 自分の親族
- 交際相手の親族
- 自分の友人
- 交際相手の友人
- 会社関係の人
同棲中に子供ができてしまうと、上記の人たちからは基本的にマイナス評価を受けるようになります。
「信用できない人間」「ルールを守れない人間」というようなレッテルを貼られるかもしれません。
周囲からは距離を置かれたり、仕事に影響が生じたりする原因になることだってあるでしょう。
そしてこれはあなたたちだけではなく、あなたたちの子供にも影響を与える可能性があります。
子供が小学生や中学生になったらいじられる原因にもなりえますし、一時ではあれあなたたちを悪とみなし子供のコンプレックスになることもあり得ます。
自分たちがよいから周りもよいと考えるとは限りません。
同棲中に避妊をしないということは、親族や世間から、そして自分の子供からのあなたたちに対する評価が低下する恐れがあることを覚えておいてください。
もちろん、現在はマタニティ婚も珍しいものではなくなり、世間の評価を下げる要因としては影響度が小さくなっている傾向があります。
しかし、両親や親戚などからは悪い印象を与える要素であることに変わりないので、親戚付き合いが必須な状況下ならマタニティ婚は控えたほうがよいのではないでしょうか。
デメリット3
将来設計の変更を余儀なくされる
同棲中に子供ができると、将来設計の変更を余儀なくされます。
たとえば、「30歳で子供を作るために今は仕事に集中する」「子供を作る前に彼氏と世界中を旅行してみたい」といったような、「子供ができる前に○○しておこう」という計画を変更せざるを得ません。
子供ができるということは、子供にお金と時間を捧げるということです。
今まで自分たちのために使っていたお金と時間が一切なくなり、自分たちのためになにかをするという行動のほとんどを制限させられることになります。
その結果、なにかしてみたい、なにかしておきたいというようなことは、こどもが大きくなる20年後まで保留しなければいけません。
しかし、20年も時が経つと年齢的に達成困難になり、ほとんどのやりたいことは保留ではなく断念してしまうことになります。
そして、「子供のために自分達のやいたいことができなかった」という情けない責任転換をする破目になるかもしれません。
そんな誰にとっても得にならないことにならないためにも、あなたになにかやりたいことがあるのなら同棲中は避妊したほうが無難です。
デメリット4
なしくずし的に結婚することになる
同棲中に子供ができてしまうと、なしくずし的に結婚することになります。
「子供ができたのだからしょうがない」と結婚相手には微妙かもと思っていたパートナーだとしても結婚せざるを得なくなるのです。
同棲しているからといって、必ずしも結婚しようと考えていない方もいるでしょう。
「同棲してから結婚相手としてふさわしいか考えよう」というように考えている方も少なくないのではないでしょうか。
もちろん、婚約してから同棲するというのが一般的には常識的な順序とされているため、同棲したのだからいつ結婚してもよいのではと考える方もいるでしょう。
しかし、同棲したらこの人とは結婚できそうもないという結論に至る人も少なくなく、同棲して初めてわかるということも多くあるのです。
にもかかわらず、同棲中に妊娠が発覚してしまうと、交際相手に対してどんな感情を抱いていたとしても結婚をせざるを得なくなってしまいます。
「今の交際相手と結婚したい」と心から想っていないのであれば、かならず避妊することをおすすめします。
デメリット5
子供を育てるための準備期間が足りなくなる
子供を育てるためには、主にお金の準備期間が必要です。
結婚式費用やハネムーン代、出産費用や育児費用など、結婚後には本当に多くのことにお金を消費するため多額の貯蓄をしなければいけないのです。
しかし、同棲中に子供ができてしまったら、子供ができるまでの約10ヶ月程度しか猶予がありません。
これでは出産費用のための貯蓄と、新居への引越し代がせいぜいでしょう。
それでお金を使い果たすことも考えられるので、結婚式や新婚旅行などの甘酸っぱい想い出を作ることもなく子育て期間に突入することになります。
しかも、彼氏の収入や貯蓄しだいでは、1人育てるのがやっとであったり、家計が火の車という状況になったりすることも考えられます。
お金がないため常にけんかが絶えない家庭になるかもしれません。
同棲中に子供ができるということは、このようにお金に余裕がなくなる要因でもあるのです。
少しでも順風満帆に結婚生活を送りたいなら、子供を育てるための準備期間を確保するためにも同棲中に避妊しないという選択肢を取らないほうがよいと思います。
デメリット6
彼女側のリスクが大きい
同棲中に妊娠が発覚したとき、彼氏よりも彼女のほうが背負うリスクが大きい傾向にあります。
同棲中に妊娠が発覚したときの彼女側のリスクとは、主に以下の通りです。
- 彼氏に捨てられる可能性がある
- 中絶によるリスクを負う必要がある
- 親族から悪い評判がたつ恐れがある
- 職場で悪い評判がたつ恐れがある
もっとも大きなリスクといえば、彼氏に捨てられる可能性があることです。
彼氏に捨てられる場合は、シングルマザーとして生きていくか、中絶をして子供を諦めるかの選択を1人でする必要があります。
中絶をする場合は、手術費用の負担や感染症のリスクなどを負おことになるでしょう。
子供をおろしてしまったという罪悪感を一生背負う覚悟も必要です。
たとえ中絶をせずに子供を1人で育てるとしても、相当大きな負担を背負うことになります。
自分のためにお金や時間を一切使えなくなるだけではなく、子供にも不便な想いをさせることになるかもしれません。
どちらの選択を取っても彼女側は、彼氏に捨てられた時点で辛い想いを経験することになるのです。
同棲中に避妊をしないということは、彼女側にこのような大きなリスクを背負せるということを意味するということを覚えておいてください。
同棲中に妊娠が発覚したときのメリットとは?
同棲中に妊娠が発覚することのメリットとは、結婚をするチャンスになることです。
この結婚をするチャンスになることがメリットに感じられるなら、同棲中に妊娠してしまうのもアリなのかもしれません。
というのも、「結婚したくても結婚できない」「結婚をするきっかけがないため結婚にたどり着けない」というカップルが一定数います。
カップルによっては、どんなに結婚を切望していても親が許可してくれないというケースもあるでしょう。
しかし、妊娠が発覚した以上結婚をせざるを得ません。
結婚をするのにどんな障害があったとしても、結婚にたどり着くことができるはずです。
もちろん、その後必ずしも幸せな生活を送れる保障はありません。
親族からはやはり強い反発を受けるでしょうし、親と絶縁する可能性もあるでしょう。
しかし、それでもどうにかして結婚したいと考えていたり、結婚をするきっかけが欲しいと考えていたりするカップルにとっては、妊娠という事実は結婚に向けた非常に強い味方になることもあるのです。
どうしても超えられない結婚への障害があるのなら、最後の手段として同棲中に妊娠するのもアリと考えてもよいのではないでしょうか。
同棲中にできる避妊方法とは?
同棲中にできる避妊方法には、主に以下の2つがあります。
- ピルを服用する
- コンドームを使用する
避妊方法はこのほかにもIUSやIUDなどの方法もありますが、今回は比較的取り組みやすい避妊方法をお伝えしていきます。
その他の避妊方法を確認したい場合は、「さまざまな避妊法 一覧」を参考にしてみてください。
ピルを服用する
同棲中にもっともおすすめする避妊方法は、ピルを服用することです。
女性がピルを毎日服用することで、妊娠する確率を0.3%にまで抑えられると言われています。
また、月経の出血量が減少したり月経痛が和らいだりなど、避妊以外にも女性にとってはさまざまなメリットがある方法です。
なによりも、避妊が男性依存していないことが最大のおすすめポイントです。
男性に依存した避妊方法だと、いつ男性が避妊をやめてしまうかわかったものではありませんから。。。
その場の勢いで妊娠してしまったというハプニングを防げる点において、ピルは避妊方法として非常に優秀だと考えられます。
ただし、ピルは24時間で効果が薄くなるため飲み忘れに注意しなければいけないことや、産婦人科で処方してもらう必要があること、そしてピルにも副作用があるというったデメリットもあるので、ピルを処方してもらうときはお医者さんに十分な説明をしてもらうようにしてください。
※ピルのデメリットの副作用について詳しく知りたい方は、「正しく理解し意識したい副作用」を参考にしてください
コンドームを使用する
一般的な避妊方法といえば、コンドームを使用する方法です。
コンドームのメリットは以下の5つ。
- 副作用がない
- 手間が少ない
- 性病を防げる
- 費用を安く抑えられる
- コンドームによっては避妊とは別にも効果を発揮する(早漏に効果的など)
これらのメリットにより、ほとんどの方がコンドームによる避妊をおこなっています。
コンドームにはさまざまな種類があり、それを選ぶのも何かと楽しいですしね。笑
ただし、コンドームには以下のデメリットがあることを覚えておかなければいけません。
- 避妊方法が男性に依存しすぎている
- コンドームが破れるといったトラブルで避妊効果が激減する
コンドームの避妊確率は98%~99%といわれており、100回に1度の確率で避妊に失敗すると考えられています。
実際にぼくの周りにもコンドームを付けていたのに妊娠してしまったという知り合いがいますし、もしかしたら妊娠するかもしれないという不安は拭えません。
コンドームの装着に失敗することにより避妊確率が上昇することもあるので、コンドームを装着する際はかならず明るい場所で慎重になる必要があります。
なによりも、男性依存の避妊方法であるため男性の気分しだいでは妊娠する確率が極端に上昇する恐れがあるのです。
女性は自分の身を守るためにも、コンドームによる避妊に過信しないほうがよいと思います。
安全日でも避妊をぜったいおこなおう!
安全日だからといって、避妊をおろそかにしないようにしてください。
安全日でも避妊しないと妊娠する可能性があるためです。
安全日とは、妊娠しづらい日のことを指します。
具体的には、排卵日の翌日以降から次の排卵日まで、もしくは基礎体温の低温期です。
※出典「生理前&生理中は「安全日」って本当?」
卵の寿命は1日であり精子の寿命は最大5日程度であるため、「卵が生きている間に生きた精子を卵に遭遇させなければ避妊が成功する」という考えは一見すると妥当に思えます。
しかし、排卵日は個人によって不定期であるだけではなく、欲情とともに排卵するケースもあるといわれているため、素人の僕たちでは排卵日を言い当てることが困難なのです。
にも関わらずなんとなくの感覚で「この日が排卵日だろうから今は安全日のはずだ」と決め付けると、実は今が排卵日でしたなんてことになるかもしれません。
そして安全日だと誤認したまま避妊をおろそかにすると、もしかしたら妊娠してしまうかもしれないのです。
このことから、安全日は避妊に使うのには確実性が低い方法だといえるでしょう。
安全日や危険日などの考え方はあくまでも妊娠したい人向けであると考え、避妊したい人は避妊道具を使ったほうがよいと思います。
もし避妊に失敗したらどうすればよい?
どんなに避妊の意識が高くても、ヒューマンエラーは起きるものです。
そのため、たとえば「ゴムが破れてしまった」「ゴムが途中で外れてしまった」「ピルを飲み忘れてしまった」などのようなミスはいつか起こるものであると考えておいたほうがよいと思います。
もし、避妊に失敗してしまったら、アフターピルを処方してもらうようにしてください。
アフターピルとは性交渉後に飲む避妊薬のことで、性交渉から24時間以内に服用すれば98%の確率で避妊が成功します。
これにより、避妊に失敗しても妊娠する可能性を大幅に下げることができるのです。
しかし、アフターピルには以下のデメリットがあります。
- 費用が高め(6千円程度)
- 産婦人科で処方してもらう必要がある
- 性交渉から24時間以内に飲む必要がある
避妊に失敗したら、とにかく24時間以内に産婦人科を受診してアフターピルを服用する必要があります。
性交渉から24時間を過ぎるとアフターピルの効果が落ちてしまうので、アフターピルを処方してくれる産婦人科を調べておきましょう。
アフターピルを処方してくれる産婦人科を調べる際は、土日祝日も受診できるかをかならず調べるようにしてください。
アフターピルについて詳しく知りたい方は、「アフターピルとは?」を参考にしてみてください。
同棲中は避妊を忘れずに
同棲中は、避妊を確実におこなうようにしてください。
同棲中に妊娠が発覚してしまうと誰も得をしない未来しか待っていないため、ほぼ確実に後悔することになるためです。
同棲をするのであれば否認を徹底するためにも、カップルで妊娠してしまったときのデメリットを話し合うことをおすすめします。
また、性交渉には性病がつき物です。
同棲をするのではあれば、避妊の話をカップルでするついでに性病についても話し合ってみてはいかがでしょうか。