「どの自動車保険に加入すればよいのかわからない」
「ダイレクト型の自動車保険は、なんだか不安」
あなたは、自動車保険に関して、悩みを抱いていませんか?
自動車保険は、難しい用語が多くて、わかりにくいですよね。
そのため、どれを選ぶべきか悩んでしまいがちです。
この記事では、自動車保険に関して、自動車保険に初めて加入する人にもできる限りわかりやすく解説しています。
もし、どの自動車保険に加入すればよいのか選びかねているのでしたら、この記事をあなたの自動車保険選びに役立ててください。
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ひとまず結論
「遠出はめったにしない人」
遠出をめったにしない人は、自動車保険の一括見積もりで決めることをおすすめします!
自動車保険の一括見積もりなら、最も安い自動車保険を見つけられるからです。
自動車保険の違いは、サービスの質にあります。
しかし、大手の自動車保険ならサービスの質に大きな違いはありません。
また、事故時の対応も、ダイレクト型と代理店型で大きく違いはないので、安心してください。
このように、自動車保険によって事故時の対応がそれほど変わらないので、普段からあまり遠出をしない人は自動車保険の一括見積もりを使って安い自動車保険に加入することをおすすめします。
「遠出をよくする人」
車で長距離移動を頻繁にする人は、ロードサービスの内容を重視することをおすすめします!
なぜなら、ロードサービスの内容は、自動車保険によって異なるためです。
近年は、ダイレクト型も代理店型も、ほとんどの自動車保険がロードサービスを自動付加しています。
しかし、ロードサービスの内容は、会社によって大きく異なっているのです。特に、レッカー移動の距離に違いがあります。
そのため、ロードサービスが付加されていたとしても、状況によっては大きな損失をする可能性があるのです。
安心して遠出をするためにも、自分の動く範囲を考えてロードサービスの内容から自動車保険を選ぶとよいでしょう。
「自分担当のスタッフがいると安心する人」
担当スタッフにお世話になりたい人は、代理店型の自動車保険をおすすめします。
ダイレクト保険は、低価格が魅力です。
しかし、専用窓口と契約者がやりとりをするように、人件費を節約しています。
機械的な淡白なやりとりになりがちなため、専属アドバイザーがいる代理店型と比べると不安に思う人も多いでしょう。
それに対して、代理店型は、自分担当のスタッフが常に対応してくれます。
事故を起こしたときや保険の見直しのときなど、常にあなたをサポートしてくれるのです。
このように、代理店型の自動車保険は、あなたに親身になって問題を解決してくれます。
もし、担当スタッフのお世話になりたい場合は、代理店型の自動車保険から選ぶとよいでしょう。
「自動車保険に加入するなら設定したい項目」
- 対人賠償保険は無制限
- 対物賠償保険も無制限
- 人身傷害保険は三千万以上
- 車両保険は自分の車の価値を考慮
以上が結論です。
安い自動車保険だと、対人賠償保険や対物賠償保険が1千万円程度しか支払われないプランがあります。
しかし、事故を起こした際は億円単位で請求されることもあるので、かならず対人賠償保険と対物賠償保険は無制限のものにするのが無難です。
また、代理店型・ダイレクト型のどちらの保険を選ぶにしても、相場を認識しないと変な自動車保険に加入してしまうかもしれません。
相場を把握するためにも、まずは一括見積もりをすることをおすすめします。
自動車保険の専門用語の説明
自動車保険は、専門用語が多いように感じます。
そのため、自動車保険が難しく感じる人も多のではないでしょうか。
自動車保険の内容を理解するためにも、以下で解説する用語をお伝えするのでおさらいしていきましょう。
ダイレクト型
ダイレクト型とは、インターネットや電話から契約を結べるタイプのことです。
ダイレクト方の自動車保険は、代理店やディーラーへの中間手数料をカットしています。
そのため、料金は比較的に安い傾向にあるのです。
代理店型
代理店型とは、保険会社の代理として営業などの活動を行っているタイプです。
代理店型の自動車保険は、あなた担当のスタッフが付く企業が多い特徴があります。
そのため、安心感は増しますが、料金は比較的に高めです。
ロードサービス
ロードサービスとは、故障などのトラブルに対応してくれるサービスです。
レッカー移動、トラブル時の宿泊代や交通費が含まれます。
現在は、ダイレクト型・代理店型問わず、自動付加の場合が多いです。
対人賠償保険
対人賠償保険とは、事故などで人を死傷させたときの賠償金を保障してくれる制度です。
対物賠償保険
対物賠償保険とは、事故などで物や建物など他人の財産の保障をしてくれる制度です。
人身傷害保険
人身傷害保険とは、事故のとき同乗者が死傷した場合に保障してくれる制度です。
車両保険
車両保険とは、事故やいたずらなどであなたの車が傷ついたときに、修理費などを保証してくれる制度です。
等級制度
等級制度とは、あなたの自動車保険会社からの信用度です。
この数値が高いほど、保険料が下がります。
等級は無事故による年度経過で上がり、自動車保険を使用すると下がる仕組みです。
自動車保険を選ぶとき考えるべきポイント
以下では、自動車保険を選ぶときに、考えておいたいポイントを紹介します。
- 自分(車の運転手)はどのような運転をするのか
- ダイレクト型と代理店型
- ロードサービスのサービス内容
- 車両保険は必要か
保険の価格に直結する主な要因が上記の4項目です。
これらを知ることができれば、窓口や代理店と対等に話せます。
次からは、それぞれの項目について説明していくので参考にしてみてください。
自分(車の運転手)はどのような運転をするのか
最初にもっとも大事な部分から、触れていきます。
自動車保険とは、走行距離、運転手の年齢、その車の運転者の限定範囲などから構成されます。
つまり、保険にかける車は、「どのような人がどのぐらい走るのか」によって金額が大きく変わってくるのです。
そのため、まずは自分の車に誰が乗って、どのぐらいの距離や頻度で走るのかを考えてください。
ちなみに、年間走行距離は、通勤や買い物までの距離を頻度と一緒に計算すると大まかに計算できます。
例.
週5日片道15キロの通勤で、
遠出は月に2回、片道50キロほどという場合
5×15×2×12+2×30×2×12=1.800+1.440=3.240
この例題の場合は、
年間3.240km以上走行すると考えることが出来ます。
ダイレクト型と代理店型
ダイレクト型と代理店型は、担当スタッフがいるかの違いが大きいだけです。
事故時の現場対応には、ほとんど違いがありません。
というのも、どちらのタイプも事故時には担当者が現場に来てくれないからです。
もちろん代理店の場合、連絡のやりとりは専属のスタッフが対応してくれます。
しかし、だからといって現場に来てくれるわけではありません。
現場に来るか来ないかは、あくまで担当スタッフのさじ加減ということです。
そのため、このふたつのタイプの決定的な違いは、担当スタッフが一緒に問題を解決してくれるかどうかです。
スタッフと対面したくない、保険会社とあまり深く関わりたくないという方はダイレクト型に加入することをおすすめします。
しかし、事故のとき、スタッフに知り合いがいるかで安心感は大きく異なります。
ダイレクト型か代理店型かを選び時は、その点を踏まえて検討するとよいでしょう。
ロードサービスのサービス内容
ロードサービスは、会社によってサービス内容が変わります。
主に、以下の内容が異なるので、注意してください。
- ガス欠のとき作業代の有無やガソリン代の有無
- レッカー移動距離の違い
- 事故時の宿泊代や交通費の支給人数
上記の他にも、キーの閉じ込みや、バッテリー上がりのときの対応など、様々な違いがあります。
保険というものは、万が一のときのものなのでロードサービスの内容は非常に重要です。
値段だけにとらわれず、ロードサービス内容を自動車保険のプランの比較材料にしてみましょう。
特に、レッカー移動距離は、会社によって大きく異なります。
最低でも、レッカー移動距離に着目すると考えやすいと思います。
車両保険は必要か
車両保険には、加入していない人も多いと思います。
車両保険に加入するか悩んでいる場合は、
「保険に加入している車の見栄えを気にするか」
ということを考えてみるとよいでしょう。
たとえば、格安な中古の軽自動車でしたら、傷がついてもそれほど気にはなりません。
しかし、デートや接待に使用するような車は常に清潔感が問われます。
うっかりバックで電信柱にあててしまったり、駐車中にコインで傷をつけられたりした場合いちいち修理に出したいと思うでしょう。
ですが、小さな傷で毎度修理に出していては修理費用がバカになりません。
修理費はとても高額なため、何度も修理するぐらいなら新しく買い換えたほうが、安上がりになる可能性があるのです。
このように、修理費用は、あなたが車の傷を気にするのかで異なります。
もし、常にきれいな車を所持していたいのなら、車両保険に加入するのがおすすめです。
車両保険に加入すれば、修理費用はほとんどかかりません。
傷が付いたら、すぐに直せます。
ですが、車両保険を使えば使うほど等級制度が下がってしまうため、自動車保険の料金が上がってしまうことに注意してください。
さいごに
自動車保険を解説しましたが、いかがでしたか。
ダイレクト型と代理店型は、サービスに大きな違いはありません。
そのため、
「あなたは担当スタッフについて欲しいのか」
「頻繁に自動車保険を運転するのか」
これらを基準に、自動車保険を決めることをおすすめします。
とはいえ、自動車保険は、見直しができます。
加入しても、ずっと同じ会社の保険を使う必要はありません。
年々新しい自動車保険が出回りますので、今よりもっとよい自動車保険を探すことをおすすめします。
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