昔と比べ東京や大阪などの都会では公共機関の発達により車を利用しなくても生活できるようになりました。
若者が都会にどんどん移動していることもあり、ますます若者の車離れが進むといわれています。
しかしレンタカーやカーシェアリングの市場が拡大されているので、車離れというよりは車を購入する必要がなくなっているだけといえるでしょう。
ですので車を持っていなくても、運転する機会があるという人も多くいます。
そこで今回は「車のメリット・デメリット」と「もし車を購入するとしたら事前に知っておきたいこと」を紹介します。
車のメリットとデメリット
車を利用すると様々なメリットがあります。
プライベート空間だったり、交通費が人数によっては割安になったり。。。
しかしそれと同時に事故を起こす可能性があったり、運転手ひとりだけ負担が大きかったりとデメリットもあるのも事実です。
ですので車を利用したり購入する際は一度メリットとデメリットを確認しておくことが大事になります。
車のメリット
車はなんといっても移動が楽になりますよね。
公共機関の発達していないところではとても重宝します。
ずっと座っていられますし、雨や風の影響を受けないことは車最大のメリットのひとつといえるでしょう。
また、車の中がプライベート空間というのも魅力的です。
デートのときはもちろん子連れでのお出かけの際には人目を気にせずおしゃべりなどを楽しめます。
ちょっと仮眠したいときなども駐車場に停めれば休むことができるなど、自分ペースの行動ができるのも嬉しいところです。
他にも大人数で乗れば割安になったり、荷物をたくさんのせられたりとメリットはたくさんあるでしょう。
代表的なメリット
・人数が多いと安上がり
・プライベート空間で気が楽
・荷物をたくさん載せられる
・ペットと気軽に旅行できる
・どこにでも移動できるからプランが立てやすい
・時間関係なく移動できる
・天気に関係なく移動できる
・気軽に休憩が出来る
・カードを使えば小銭を持たなくてもよい
車のデメリット
何事もメリットがあればデメリットもあります。
それは車も例外ではありません。
車の最大の問題点といえばその安全性でしょう。
よくニュースになっていますが事故を起こすと死ぬ事だってあります。
また、交通法に違反をすれば捕まることもデメリットに数えられるでしょう。
実際に運転している人は分かると思いますが、交通違反をした後の空気は最悪です。
運転手はイライラして、周りは呆れてて。。。
旅行時にそんな状態になったらそれだけでその旅行は失敗といえます。
他にも渋滞にまきこまれたり、運転手ひとりだけ負担が多かったりと様々なデメリットが存在します。
代表的なデメリット
・人数が少ないと割高
・プライベート空間なため喧嘩すると気まずい
・事故を起こす可能性がある
・荷物が多くなりがちで片づけが大変
・渋滞などにまきこまれたりするため時間の管理が難しい
・ナビが古いと変な道を紹介される
・スピード違反などで捕まる可能性がある
・田舎道などは狭く、初心者には怖い道があるETCカードやガソリンカードを持っていないと現金清算が面倒くさい
・運転手ひとりだけ負担が大きい
車の活用シーン
車は日常以外にも様々な使うシーンが存在します。
車をもっていない人でもシーンによってレンタカーを借りるなどをすると選択できる幅が広がりそうです。
代表的な活用シーンは以下の通りです。
・買い物
・通勤、通学
・デート
・旅行
・引越し
・仕事
車を購入するなら知っておきたいこと
レンタカー
レンタカーは車を借りるサービスのことです。
「短期レンタカー」・「カーシェア」・「長期レンタカー」など多くのサービスが展開されています。
場合によっては車を購入するより、これらをかしこく利用したほうが家計にやさしい場合も少なくありません。
レンタカー初心者必見!年齢制限やETCは?乗り捨てってなんなの?ではレンタカーを借りる前に知っておきたいことを紹介しているので、一度目を通してみてはいかがでしょうか?
購入方法
車の購入方法は大きくわけると「ディーラー」・「中古屋」・「個人」の3つの方法があります。
どの方法もメリット・デメリットがあり、どれが一番良いとはなかなかいえません。
ですが、自分に適しているものは必ずあるはずですので、自分に適した購入方法を模索することをおすすめします。
それぞれの特徴
ディーラー | 中古屋 | 個人 | |
価格 | 高 | 中 | 安 |
品質 | 高 | 疎 | 疎 |
対応 | 高 | 疎 | 低 |
自動車保険
自動車保険とは事故のときに支払われる保険です。
任意で加入するのですが加入率はとても高く、自動車を運転するなら必須とも言えるものです。
保険会社によってロードサービスなどの違いはありますが、基本的な補償内容は同じで、価格重視で加入する人も少なくありません。
上記のサイトなら無料で一括見積もりができるので、どこかに加入する前に一度見積もりをとってみるとよいでしょう。
また、基本的に自動車保険は車にかけるものなので、特約を付けてない限りその車を運転する場合は誰でも保険がききます。
もし特約を付けている場合は1DAY保険に加入すると良いでしょう。
詳しく知りたい人は<初めての自動車保険> 自動車保険 に悩んだらどうするべきかを読んでみてください
ETC
今や自動車の90%がETCを装備していると言われています。
実際にETCを利用すると「最大30%の割引」を受けられたり、料金所で時間をかけなくてよかったりとメリットばかりです。
ETCカードは数が多いですが、それによって得られる特典が変わったり、ガソリンが割引されたりとなかなか悩みますよね。
そんな人は一度ETC初心者講座!ETCカードの使い方や種類・おすすめクレジットカードを読んでみてください。
また、ETCを使うには「ETCカード」のほかに「ETC車載器」が必要です。
この「ETC車載器」も「ETC2.0」という機能があったり、アンテナ分離型などのタイプがあったりと戸惑う人も少なくないでしょう。
そんな人はETCは車載器はどれがおすすめ?ETC2.0とはなんなのか?を読んでみるとすっきりするかもしれません。
カーナビ
「カーナビ」も今やほとんどの車に搭載されています。
最近では携帯アプリも使われるようになっていますが、それでも「カーナビ」の利用者のほうが多いです。
「カーナビ」にはDINと呼ばれる独特な単位があったり、純正品やそれ以外の商品が販売されていたりと、これまた種類が多く選ぶのに時間がかかってしまうでしょう。
カーナビ初心者講座!カーナビの種類と知っておきたい情報ではカーナビの種類などの基本的な情報が書いてあるので、カーナビをこれから選ぶという人は一度読んでみるとよいかもしれません。
車検や税金
自動車所持者には「自動車税」という税金がかかります。
ほかにも「車検」という車の健康診断のようなものにもお金がかかるのです。
どちらも額が大きいため、車を所持しているだけでも維持費が膨大にかかります。
車検と税金|車の維持費ってどのぐらい?車の購入前に知っておきたいことでは車検と税金、年間の維持費について書いてあるので車を購入するなら読んでおきましょう。
冬用タイヤと夏用タイヤ
地域によって異なりますが、ほとんどの地域では季節ごとに「夏用タイヤ」と「冬用タイヤ」を使い分けます。
しかしタイヤというものは「夏用タイヤ」と「冬用タイヤ」以外にも選ばなければならないことがあるのです。
例えば最近話題のアジアンタイヤにするのか国産タイヤにするのか。
タイヤはホイールとセットが買うべきか、否か。
このようなことをタイヤ購入時に選択をしなければなりません。
車関係に慣れていない場合、説明されてもよく理解できないでしょう。
ですので、タイヤ初心者へ!タイヤのサイズや種類など購入時に必要な情報を一度読み、頭の中を整理してみてはいかがでしょうか?。
車利用時に気をつけたいこと
運転手編
運転手がするべきことは安全運転につきます。
それを行うためには時間に余裕をもったり、携帯をいじらなかったりと脳と心に余裕を持たせなければいけません。
くれぐれも煽り運転などの危険運転はしないようにしましょう。
また、誰を乗せるかわからないのでゴミを溜めないように気をつけたいですね。
助手席編
助手席の人はできる限り運転手のサポートをしてあげるとよいでしょう。
駐車場の位置を確認してあげたり、飲み物のふたを開けてあげたり、そういう気遣いができるとよいですね。
デートなどで助手席に乗る機会がある人は<ドライブデート>車の運転中に彼女にやってもらえたら嬉しいことを読んでみてください。
その他
人によっては土足厳禁だったり、禁煙車であったりとさまざまルールが存在する場合があります。
ですので車に乗せてもらうときは家にお邪魔するときと同じ感覚でいるとよいでしょう。
ちなみに交代して運転する場合は先に運転したほうがお得です。
帰りは皆疲れて寝ている場合が多いので。。。
車のちょっとした節約術
自動車は年間ウン十万単位でお金がかかります。
ですので少しでも家計のために節約したいですよね。
車関係では以下の節約方法があるので参考にしてみてください。
・自動車保険の見直し
・燃費のよい車に乗り換える
・カーシェアを利用する
・運転時は急アクセル、急ブレーキをしない
・空調はできるかぎり使わない
・できる限り一定のスピードで走る
・坂道の多い地域に住まない
・ETCを利用する
・自分の生活に合ったETCカードを作る
さいごに
いかがでしたでしょうか?
カップル・友人と旅行に行ったり、家族ができたりと年を重ねれば重ねるほど運転機会は増えていくと思います。
自動車を購入する場合、カーナビやETC、自動車保険など多くのことを調べなければならず多くの出費が伴います。
しかし現在はカーシェアなどのサービスがあるので、車を持っていなくても不便ではない時代なのです。
ですのでもし自動車の購入を考えている人はカーシェアやレンタカーでは足りないのかを考え、どのぐらいの出費があるのかを良く考えたほうがよさそうです。
以上で自動車入門!メリットとデメリットと利用前に知っておきたいことをおわります。