青森県の観光スポットである八食センター。
八食センターには、魚市場や飲食店が立ち並んでいるため、なにを食べようか悩んでしまう方も少なくないでしょう。
もし、八食センターで何を食べるかを迷ったのであれば、七厘村に訪れてみてはいかがですか?
七厘村なら、美味しい魚介類を食べたり、とても新鮮な体験ができたりすると思います。
この記事では、八食センターにある七厘村にスポットをあててお伝えしていきます。
そのほかの飲食店や周辺の観光スポットを紹介しているので、八食センターに訪れる前に予習しておきましょう!
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八食センターの食事なら七厘村がおすすめ!
八食センターには、飲食店が10店舗ほどあります。
寿司やせんべい汁など、美味しそうなお店が並んでいるため、どこで食事をとろうか悩んでしまうでしょう。
もし、決めかねているのであれば、七厘村がおすすめです。実際にぼくたちも七厘村で食事をとったのですが、大変満足しました。
この章では、七厘村についてお伝えしていきます。
八食センターでわいわい食事をしたいのであれば、ぜひとも参考にしてみてください!
七厘村では市場の食材でBBQができる
七厘村では、八食センターで売られている食材でBBQをすることができます。
炭火が入った小さな七輪をレンタルして、肉や魚介を焼いて楽しむ形式です。
食材の購入は、オーダー式ではありません。
自分で調達してくる必要があるため、八食センターの市場で買いそろえます。
近海で取れた新鮮で旬の魚や貝などが売られているので、八食センターの市場から購入しましょう。
八食センターには、10を超える鮮魚店が並んでおり、それらのお店では秋刀魚、牡蠣やほたてなどの旬の魚介が売られています。
どれを買おうか考えるだけでも本当に楽しく悩めるので、男女関係なく、盛り上がること間違いありません。
きっと旅のよい思い出になるはずです。
まさに、「選んで楽しい」「食べて楽しい」の一石二鳥。
わいわい楽しみたいのであれば、七厘村がベストだと思います。
また、市場には魚介だけではなく、肉類も売られています。
魚介が苦手な方でも、食事を楽しめるのも七厘村の特徴のひとつです。
なかでも「あおもり倉石牛」という地元ブランドの牛肉が人気で、ぜひとも食べてみて欲しい食材のひとつです。
八食センターに唯一ある「うえたいら」という精肉店で売られているので、この機会に青森ブランド牛を食べてみてはいかがでしょうか。
七厘村の利用料がとにかく安い
七厘村をおすすめする理由のひとつが、利用料がとにかく安い点です。
1人350円で七輪や炭火などの、BBQに必要な道具をレンタルすることができます。
トング、お皿や箸などもセットでついてくるため、基本的には追加料金は必要ありません。
※2時間を越えると、追加料金が発生します。
七輪村では食材を購入することはできませんが、ドリンクなら提供しています。
生ビールや焼酎の中ジョッキが500円ほどで飲めるため、比較的安価でアルコールを楽しむことが可能です。
なかでもソフトドリンクの料金が安く、青森の代名詞であるりんごジュースが大ジョッキで400円で飲めます。
七厘村なら肉もありジュースも安いので、大人だけではなく子どもでも、八食センターを楽しめると思います。
七厘村の定休日や営業時間などの基本情報
正式名称:七厘村
営業時間:9時~17時
定休日:水曜日
料金:大人350円・子供100円
問い合わせ先:0178-29-4451
予約:電話により席の予約が可能(GWやお盆のような繁忙期は予約を推奨)
公式HP:https://www.849net.com/map/shop/shichirin.html
食べログ:https://tabelog.com/aomori/A0203/A020301/2005044/dtlmenu/photo/(評価3.5)
七厘村の利用方法
七厘村の利用方法は、以下の通りです。
- 受付をして、BBQセットをレンタルする
- 食材を調達する
- BBQを楽しむ
- ゴミを処分する
- レンタルした道具を返却する
それぞれの工程を簡単にお伝えするので、参考にしてください。
受付をして、BBQセットをレンタルする
七厘村は、料金が先払い制です。
BBQセットを借りるときはもちろん、ドリンクを注文するときも料金を支払います。
食材を調達する
料金を支払ってBBQセットを借りたら、市場で食材を買い行きます。
席を空けても問題ないので、貴重品を持って買出しに行きましょう。
ちなみに、BBQセットを借りる前に食材を購入することもできますが、時間や曜日によっては七厘村が混雑するかもしれません。
せっかく食材を買ったのに1時間以上も待たなければいけなくなる可能性があるので、受付を済ませてから食材を買うことをおすすめします。
BBQを楽しむ
買ってきた食材を、七輪で焼いていきます。
テーブルはあまり広くないので、必要ないものは返却したり、捨てたりすることをおすすめします。
もし、食材の焼き方が分からなかったら、七厘村のスタッフに聞きましょう。
公式HPでも、「焼き方が分からなければスタッフに聞いてください」と記述されているので、邪険にされることはないと思います。
ゴミを処分する
食事が終わったら、片付けです。
お店の端のほうにゴミ箱が設置されているので、そこに捨てましょう。
貝殻ゴミ、燃えるゴミや燃えないゴミなどしっかりと分別してください。
ちなみに、市場から借りたトレーのような道具は、市場に返却する必要があります。
市場で買ったとしても、貝殻のような生ゴミは七厘村で捨てましょう。
レンタルした道具を返却する
片づけが終わったら、トングや伝票を返却コーナーに返すだけです。
店員さんに何も言わなくても、退室することができます。
七輪は店員さんが片付けてくれるので、触らないようにしましょう。
そもそも八食センターとは?
八食センターとは、新鮮な魚介を買える魚市場のことです。
八食センターは屋内施設で、飲食店が集まる棟と、魚介類や乾物のお店が集まる棟の2つに分かれています。
2つの棟は隣接しているため、気軽に行き来することが可能です。
飲食店が集まる棟には、約10店舗の飲食店があります。
寿司・せんべい汁・海鮮丼など、さまざまな飲食店があるので、お腹が空いたらこちらの棟に行くとよいでしょう。
魚介類や乾物のお店が集まる棟には、お土産・精肉・魚介類などが売られています。
ウニや生牡蠣を食べることができるので、食べ歩きをすることも可能です。
海鮮市場的な雰囲気を楽しみたいのであれば、こちら側の棟に訪れてみましょう。ちなみに、七厘村もこちら側の棟にあります。
八食センターの食事処一覧
八食センターの飲食店は、以下の通りです。
- 七厘村
- いちば亭
- 勢登鮨
- なんぶや
- 天岳
- 屋久岳
- 八食市場寿司
- 米八
- ラーメン一筋 破天堂
- 食堂 田舎
それぞれどういった飲食店なのかを、簡単にお伝えしていきます。
七厘村
営業時間:9時~17時
気軽にBBQができる施設。ドリンクはオーダー式だが、食材は市場で買う必要がある。
海鮮市場を存分に楽しみたいのであれば、おすすめの施設。
いちば亭
営業時間:10時~21時
八戸の代表料理である「せんべい汁」や、旬の素材を使った海鮮丼などが食べられる。
夕方18時から行われる寿司としゃぶしゃぶの食べ放題も人気。
勢登鮨
営業時間:9時~21時
海鮮丼や寿司など、定番の魚介メニューのほかに、ラーメンのような一般的なメニューもある。
お惣菜や寿司は、テイクアウトが可能。
なんぶや
営業時間:9時~19時
定食が自慢の「なんぶや」。
海鮮メニューはもちろん、せんべい汁やすいとんが食べられる。
麺屋 天岳
営業時間:11時~18時
麺屋 天岳は、「天岳 本店」の支店。
濃厚味噌ラーメンである「天岳らぁめん」が人気。
屋久岳
営業時間:10時~18時
せんべい汁マイスターが営んでおり、せんべい汁が絶品。
炭火を使った焼き魚の中では、「八戸前沖さば」が人気。
八食市場寿司
営業時間:10時~21時
公式HP:http://www.849sushi.com/menu/index.html
子供も大好きな八食センター唯一の回転寿司。
120円から1,000円の皿があり、近海で取れた新鮮な魚介をお寿司で楽しめる。
米八
営業時間
おにぎりコーナー 9時~18時
どんぶりコーナー 10時~14時
おにぎり・海鮮丼・豚丼が楽しめるお店。
なかでも、15種類のおにぎりが置いてあるおにぎりコーナーが人気で、「すじこ」「鮭」は欠かせない。
どんぶりコーナーでは、新鮮な海鮮丼や、地元で育てられていた牛や豚の丼が食べられる。
ラーメン一筋 破天堂
営業時間:11時~18時
極太麺の味噌ラーメンである「濃厚味噌ラーメン歓」が看板メニュー。
ラーメンのほかには、カレー・チャーハン・焼きそばなどがある。
食堂 田舎
営業時間:9時~18時
焼き魚・寿司・八戸支那そばなど、豊富な種類の料理を提供している。
青森の郷土料理であるいちご定食も食べられる。
八食センターへのアクセス方法と駐車場位置
八食センターには、車か公共機関の乗り物を利用することで、訪れること可能です。
この章では、それぞれのアクセス方法を紹介していきます。
車でのアクセス方法と駐車場位置
青森駅~八食センター
時間:2時間
距離:82km
最寄インターチェンジは、八戸自動車道八戸IC 八戸北ICです。どちらも八食センターから、約10分の距離にあります。
※青森・三沢方面からは、八戸ICから降りられません。
駐車場は2箇所あります。
八食センターに隣接している駐車場と、2階にある駐車場です。
あわせて1,500台の車を駐車できるため、駐車待ちにはならないと思います。
以下のマップの赤いピンが、八食センターの駐車場の位置です。
カーナビを利用すれば迷うことはないと思いますが、念のために確認しておきましょう。
公共機関の乗り物でのアクセス方法
八戸駅~八食センター(公共バス)
時間:12分
料金:100円
公共機関を利用する場合は、八戸駅から出ているバスを利用しましょう。
1時間に1本ほどの頻度でバスが出ているため、使い勝手がよいと思います。
バスに乗る場合は、八戸駅の東口ターミナルの4番のりばに並びましょう。
平日も休日も時刻表に違いがないので、以下のURLから時刻表を確認することをおすすめします。
八戸バスの時刻表→https://www.849net.com/access/bus100_201904.pdf
八食センターに訪れた感想
彼女との青森デートで訪れた八食センター。
そのときの感想をお伝えしていきます。
活気はほどほどの魚市場で好印象
魚市場といえば、やはり活気がある風景を思い浮かべます。
おばちゃんやおじちゃんが元気よく声かけしている、そんな風景です。
しかし、八食センターでは、それほどの活気はありません。
お店の方は、あまり声かけをしていないのです。
お魚を見ていると声をかけてくれますが、それ以外では声をかける方がほとんどいないので、活気がある場が苦手なぼくからしたら、とても居心地がよい場所でした。
そんな活気がほどほどの魚市場ですが、売られている魚介類は目を惹くものばかり。
夏だからか岩牡蠣やウニを推しているお店が多く、どれも比較的安価で食べられます。
実際に食べた岩牡蠣は、本当においしかったなぁ・・・
とにかく豊富な種類の魚介類が売られているので、BBQの食材の調達には都合がよさそうです。
こういったお店が近場にあれば、毎月のように通ってしまいそう。笑
昼食を食べるために立ち寄った七厘村も、とても楽しめました。
豊富な種類の中から選んだ魚介をその場で焼けるというのが、やはりよいのです。
どれを食べようかなと選ぶのも楽しいですし、焼き上がりを待つのもワクワクします。
優柔不断なタイプには、苦痛かもしれませんが。笑
そしてなによりも、この気軽に楽しめる環境が素晴らしいです。
普段なら魚を買ってBBQをするために準備や片付けをする必要がありますが、七厘村ならそういった面倒な作業をする必要がありません。
後先考えず存分に楽しめるので、本当に気軽な気持ちでBBQができます。
彼女もこの七厘村のシステムには満足していましたし、観光で八食センターに訪れるのであれば、老若男女問わず七厘村がよいかもしれません。
八食センターの混雑状況は?
ぼく達は、8月の初旬ごろの平日に八食センターへ訪れました。
ちょうどねぶた祭りの最終日です。
ねぶた祭りと重なるため青森旅行者が多くなり、八食センターも客が多いのかなと考えていましたが、実際はそれほど混雑していませんでした。
13時を少し過ぎたあたりに到着したことも原因かもしれませんが、1階の駐車場でも3割ほど空いていましたし、七厘村も半分ほどが空席です。
ねぶた祭りと重なる日でも空いているのだから、夏休み期間中はお盆を除けば案外空いているのかもしれません。
しかし、GWやお盆は客が多くなるようなので、繁忙期に七厘村へ行く場合は前もって予約しておくことをおすすめします。
八食センター周辺の観光地を紹介
蕪嶋神社(25分)
弁財天をまつっているため、商売繁盛や漁業安全などの語利益があるとされている古くから信仰がある神社。
しかし、2015年に起きた火災により、全焼してしまう。
現在は再建中であるため、一部立ち入りが制限されているので要注意。
人望と株価の「かぶ」が上がる「かぶあがりひょうたん御守」がある。
これから商売を始めたり株式取引を行っていたりする方は、一度訪れるとよいかもしれない。
周辺には、葦毛崎展望台や種差天然芝生地などがある。
海の幸を食べたり、散策したりすることが可能。
ウミネコの繁殖地ということもあり、何かしら面白い写真も取れるかも?
小川原湖(60分)
小川原湖は非常に大きな湖で、面積が63.20kmもある。
わかさぎやシラウオが生息しているため、釣りをする人も多い。
また、夏になると小川原湖で湖水浴をする人も増える。
塩でべたべたすることがないので、気持ちよく遊べそう。
近くにはキャンプ場があり、八食センターで食材を買って、小川原湖でバーベキューをするのもよいかもしれない。
奥入瀬渓流(70分)
奥入瀬渓流は、青森県屈指の観光スポットのひとつ。
散策するのに適したスポット。
奥入瀬渓流の魅力は、樹木と小さな滝。
非常に美しい景観で、日本らしさを感じられる。
散策コースは30分ほどの短いものから、4時間以上もの長いコースなどが存在しており、あなたの体力にあったコースを選べるのも魅力のひとつ。
コースによってはとにかく写真映えするので、旅行の思い出に訪れてみるとよいかもしれない。
八食センターに行ったらBBQで楽しもう!
八食センターに観光で訪れるのであれば、BBQができる七厘村がおすすめです。
魚を選ぶのも楽しいですし、気軽に焼けるのも楽しめます。
なにを焼こうかなと考えながら購入する機会は、そうそうあるものではないので、ぜひとも体験してほしいです。
とはいえ、八食センターは、休日や祝日に混雑する可能性があります。
特にGWやお盆では、相当なお客さんが来ることが予想できるため、七厘村の前で長時間待たなければいけないかもしれません。
もし、GWやお盆に訪れるのであれば、七厘村の席を予約しておくことをおすすめします。
予約は電話1本でできるので、できる限り早く予約しておくとよいでしょう。
以上で、「八食センターの食事はどこがおすすめ?市場を楽しみたいなら七厘村」をおわります。